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魚介類は高濃度で「PFAS」に汚染されているっポイ❣️🐸🍿

先日、ネット上でこのような記事を見かけました。私たちの日常で使っている水道水が危険だという内容の記事です。

水道水が日本全国的に発がん性が指摘される化学物質「PFAS」によって汚染されている実態が判明したというのです。

この記事の本文は長いので、内容を抜粋してご紹介します。
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多摩地区住民約790人から「発がん性物質」が検出された衝撃…「家の水道水が危ない」京大准教授が警告する理由

2024/12/28 9:00

WHOが指摘しているのに基準値すら決まっていない

発がん性が指摘される化学物質「PFAS」が全国各地の水道水から検出されている。身体への影響を知る方法はあるのか。長年PFAS研究に携わってきた京都大学の原田浩二准教授は「血液検査で血中濃度を測る方法がある。残念なことに、日本では個人用の検査がほとんど進んでいないのが現状だ」という――。

その水、安全ですか?

あなたが普段飲んでいる水、それって大丈夫でしょうか?

自宅の蛇口をひねって出てくる水道水や井戸水の、ひょっとすると一部には発がん性のある化学物質PFAS(ピーファス)が混入していて、人体にとって危険性のある水を、知らず知らずに飲んでいたかもしれません。

と、冒頭から物騒な話をしますが、これはもう空事そらごとではないのです。目には見えませんがPFASがいつの間にか私たちの暮らしの間近まで迫っており……いやむしろ、すでに暮らしの中でPFASに囲まれていると言ってもよいかもしれません。

では、このPFASとは一体なんなのでしょうか?

「水を弾く」「焦げつかない」「油がにじまない」

大まかに言えば「有機フッ素化合物」のことで、化学的には非常に安定していて壊れにくい。よって、安定であるということで他の薬品や、熱にも日光にも強い性質があります。

身の回りを見回してみると、「水を弾く」「焦げつかない」「油がにじまない」とうたった製品があったりしませんか?

たとえば、はっ水効果のあるレインコートやコート、ジャケットは雨に濡れても水玉になって落ちたりします。多くの場合、それは表面に、有機フッ素化合物でつくったフッ素樹脂の加工が施されているから、服自体に浸み込んだりしないのです。

スキーウェアが、雪がついても手ではたけばすぐに落ちるのもフッ素樹脂加工がされているお陰です。

PFAS製品に囲まれて生きている

カーペットやテーブルクロス、それにランチョンマットなどは買ったばかりの新品だと、なにか液体をこぼしたとしても浸み込まずに、液体が丸くなって浮いたりします。これもフッ素樹脂加工の効果です。

キッチン用品で「焦げつかない」と言えば、フライパン。そんなフライパンはたいてい「テフロン」加工されていますが、テフロンはデュポン社の商標の一つで、その実態はフッ素樹脂加工のことです。最終加工された製品にはあまり残っていないとされますが、製造段階で多くのPFASが使われています。

それから、ファストフード店に行ってハンバーガーやフライドポテトを注文すると、包装紙や紙カップに包まれて出てきますよね。そのまま持って食べても手が油でべたついたりしません。というのも、この包装紙の表面にはPFASを使ったはつ油加工がされているので、油がにじみ出ないのです。コンビニで揚げ物を買ったときに添えられる袋も同様でしょう。

気がつけば、私たちの暮らしはPFAS製品だらけと言ってもいいのです。

「永遠に消えない化学物質」

それだけ便利で使い勝手もいい化学物質として、暮らしのあらゆるところで重宝されてきたのです。

ただ、壊れにくいということは、裏を返せば分解しにくいということでもあります。自然界では分解されることもなく長期にわたって残ってしまうという「問題」を抱えています。そんなことから、PFASは「永遠に消えない化学物質」(「永遠の化学物質」、「Forever Chemicals」)とも言われています。

日々の暮らしで、なにかの弾みでPFASが製品からはがれ落ちることがあります。

そんなPFASが家庭の排水から流れ出ると、川や海に流れ込み、どんどん自然界に広がっていきます。やがて、川や海で暮らすサカナなどが口にしたり、エラから摂り込んだりすることになり、それが回りまわって私たち人間の口に入ってくることにもなるのです。

くっつきやすく、排出されにくい

また、川の水は水道水として使われるので、水道水にも混じることになるし、土壌中に残ればゆっくりと地下水に浸み出して、井戸水を汚染することにもつながっていきます。

そもそも多くのPFASは環境中では薄く広がり、ある一定の大きさの塊になっていないので、目に見えないし、臭いもしません。だから、知らず知らずのうちに私たちの身体の中に侵入しているかもしれないのです。

厄介なことに、いくつかのPFASは一度摂り込まれると身体の血液成分にくっつきやすく、なかなか外に排出されません。

いつの間にか身体の中に蓄積されていき、それが私たちの健康に影響があるのではないかと言われています。

WHOの専門機関「発がん性がある」に引き上げた

実際、2023年11月にはインパクトのある発表がありました。

WHO(世界保健機関)の専門機関である国際がん研究機関(IARC)が、PFASの一種であるPFOA(ピーフォア)の発がん性を「可能性がある」から2段階引き上げ、「発がん性がある」と分類したのです。

発がん性の可能性は以前から指摘されていましたが、発がんにつながるメカニズムが確かであると専門機関が評価したわけです。

このほか、脂質異常症や甲状腺ホルモンへの影響、子どもの出生体重の低下傾向、それに免疫力が低下して感染症にかかりやすいといった健康への影響が、PFASの調査や研究から報告されています。

日本で行われている、化学物質の子どもへの影響を調べるエコチル調査でも子どもの染色体異常と関連するかもしれないとする結果が報告されました。

ただ、その全体像はまだまだわかっていない状況で、今後さらに新たなリスクが明らかになるかもしれません。

体内にたまっている量を知る方法

人ひとりがどのようなものから化学物質を摂取しているか、調べることは簡単ではありません。特に様々なものに使われているPFASについて、飲料水から食事、日用品、それに空気までを個人ごとに調べることはおそらく無理でしょう。

一方で、実際に個人ごとに摂取している量を知るために有効なのが血液検査となります。

PFASが様々なものから身体に摂り込まれると、水に溶けやすく吸収される性質から最終的に血液に入ります。そこで血液中のPFASの濃度を調べることで、血液を採取した時点で、身体の中にたまっているPFASの全体量を知ることができると考えられるのです。

血液からPFASを抽出して分析装置で測定すると、PFASの量を1ml当たりng(ナノグラム=10億分の1g)の単位で検出することができ、それがPFASの「血中濃度」となります。

2000年代初頭には国内で検出されていた

03年と04年に、京都大学の研究チームで秋田県、京都府、大阪府、山口県、高知県、沖縄県といった国内10の地域に住む成人男女の血液を調べたことがあります。

男女各10人ずつ、計200人の血液中のPFOSとPFOAを分析しました。

すると、PFOSはすべての地域で平均的には20ng/mlで検出されました。地域的な差はこのときは大きくはなく、多くの地域でPFOSが同様に広がっていたと考えられます。

その一方で、PFOAに関しては京都、大阪、兵庫エリアが高濃度で、他の地域を上回り、10ng/ml以上という結果となりました。

一体いつから始まっていたのか…

関西地域の河川からPFOAが高い濃度で検出され、また水道水からも検出されていたことから、水道水を中心として摂取していた可能性が考えられます。

さらに言えば、2000年以前の状況はどうだったのでしょうか。

京都大学には1万人以上の京都府民の血液サンプルが80年代から保存されていました。この血液サンプルを分析して、過去の摂取状況の推移を調べました。すると、PFOSは80年代にはすでに2000年ごろの濃度に達していて、そこから大きな変化はありませんでした。80年代以前までにすでに汚染が広がっていたと考えられます。

PFOSに対して、PFOAは83年から99年の間に4倍以上の濃度に上昇しており、この時期にPFOAの摂取量が上昇したと思われます。

どんな製品が原因になったのかはわかりませんが、この16年間で国内のフッ素樹脂の製造量が同じく4倍に増えています。その中で使用されたPFOAが環境にも放出されたと考えられます。

血中濃度の歴史的変化をたどることでPFAS汚染の推移がリアルに見えてきます。

「水俣病」「アスベスト被害」との違い

人での健康調査(疫学)の研究では、個人ごとのPFASの血中濃度が高いと特定の病気が必ず発症するとまでは言い切っていませんが、血中濃度の高い人たちと低い人たちを比較すると、高い人たちのほうがいくつかの病気を発症する確率(リスク)が高まるとしています。

PFAS問題は、これまでの公害問題、労働災害とは様相が異なります。

たとえば、建材として使われてきた石綿(アスベスト)は発がん性があるとされていますが、がんの中でも悪性胸膜中皮腫という特殊ながんを引き起こすことで知られています。そのため、過去に仕事でアスベストを扱ったことがある人であれば、アスベストが高確率で原因と特定できるわけです。

また、神経障害を起こす水俣病はメチル水銀を多く摂取して発症していれば、水俣病患者と認定されました。

原因物質が広範囲すぎる

しかし、メチル水銀の摂取量が比較的少ない場合に見られる感覚障害や子どもの神経発達への影響は、症状が捉えにくいため、その影響が理解されるまでに長い時間がかかりました。

PFASについても現在、私たちが摂取している量では急性の影響は出ませんが、摂取量が高いか低いかで比較して、様々な病気のリスクが研究されてきました。

PFASの摂取量は原因となる物質、製品があまりにも広範囲にわたるので、なかなか特定できません。個人ごとの生活習慣や活動範囲によっても摂取量はまちまちです。

そこで摂取量を個人ごとに把握するために血液中のPFAS濃度が利用されてきました。

米国、ドイツでは「望ましい血中濃度」が示されている

米国やドイツでは、健康への影響が少ないと考えられる、望ましい血中濃度の数値を具体的に示しています。

米国科学・工学・医学アカデミーでは、PFOSとPFOAなど7種のPFASを合計する血中濃度を20ng/mlと定め、これを超えると、脂質異常症や甲状腺疾患といったリスクが徐々に上がるとしています。

そして、濃度の高い人は摂取量を減らすための対策を行ったり、影響の早期発見のために血液中のコレステロール値の検査を受けたりすることをすすめています。

また、ドイツ環境庁の専門委員会はPFOSの血中濃度が20ng/ml、PFOAは10ng/mlと設定し、妊娠可能年齢の女性はそれぞれ半分の濃度としています。

日本にはまだ基準がない

私たちが血液調査をする際もこの「20ng/ml」を一つのラインに設定することが多く、それを超すと注意が必要と判断します。

ちなみに、私が協力した多摩地区の住民が行った血液検査では、この濃度を超す住民が多くいました。

日本ではいまだ、こうした指針値は示されていません。日本においても疫学調査に基づいたリスクの評価を行い、望ましい血中濃度の上限を示すべきだと、私は考えます。

(以下後略)


「PFAS」は日本全国各地の水道水から検出されているそうですので、おそらく検査をすれば日本中のほとんどの地域に住む人は、この発がん性物質に汚染されているという結果が判明するかもしれません❣️🐸🍿

水道水が汚染されているのは、「PFAS」を生活環境の中へ大量に放出したことが原因で、工場排水や自衛隊基地の消火剤漏えいなど、長期にわたって私たちの生活環境がすでに高度の汚染された結果によってもたらされているものと考えられます。

その上さらに、私たちが日常で食用にしている魚介類がすでに高濃度で汚染された状況であることが判明したそうです。

そのため、たとえ自分の生活圏が「PFAS」に汚染されていなかったとしても汚染された魚介類を食べることによって、私たちの体はすでに汚染が進んでいる恐れもあるという指摘がされていますので、続けてその記事をご紹介します。
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「日本の水道水は世界一安全」はウソだった…発がん性PFASの影響を最も受けている"超身近な食材の名前"

2025/01/17 9:00

 発がん性が指摘される化学物質「PFAS」が全国の水道水から検出されている。何に気を付ければいいのか。20年あまりの間、PFAS研究に携わってきた京都大学の原田浩二准教授は「水の汚染は、水道水だけではなく、食品にも影響する。影響しやすい食材や、産地を知ることも重要だ」という――。

剥がれ落ちたPFASはどこに行く?

発がん性が指摘される化学物質「PFAS」が全国各地の水道水から検出されています。

前回記事(多摩地区住民約790人から「発がん性物質」が検出された衝撃…「家の水道水が危ない」京大准教授が警告する理由)では、私たちの暮らしは、水道水に限らず多くのPFAS製品に囲まれている、というお話をしました。

そして、このPFASは、ふとした弾みで製品からはがれ落ちることがあります。剥がれ落ちたPFASはどこに向かうのでしょう?

水に溶けやすいPFAS(※)はこれまで数十年使われてきた中で、川や海に流れ込んできました。海は非常に広いので、PFASはかなり希釈されて、濃度は川や湖よりは低いことがわかっています。しかし、いくつかのPFAS、たとえばPFOSは水の濃度に比べれば、1000倍以上、生物に蓄積することがわかっています。

筆者註※PFASは、有機フッ素化合物の一群。Per and PolyFluoroAlkyl Substancesの略で、「ピーファス」と呼ばれる。少なくとも4700種類あると言われている。

WHOの国際がん研究機関(IARC)の発がん性分類で最高区分の「発がん性がある」とされたPFOA、「ヒトへの発がん性の可能性がある」PFOSはこの中の1種。

そのため、魚介類は重要な対象となります。サカナたちもPFASを口やエラから摂り込み、身体の中でためている可能性があり、それを食べている人間に戻ってくるのです。

イワシやサバといった、いわゆる青ザカナに多く含まれているDHA(ドコサヘキサエン酸)は、人間の記憶や学習といった脳の機能に重要な役割を担っていると言われます。また、EPA(エイコサペンタエン酸)も同じ脂質で人間の体内でつくることができない必須脂肪酸です。

このDHAとEPAが血液中に多い人、つまりサカナを多く食べている人ほど、PFAS濃度も高いという調査報告もあります。サカナが、PFASの摂取ルートの一つになっているのは確かなようです。

“海魚”よりも“川魚”に用心の理由

ただ、たんぱく源として魚介類は赤身肉などよりも健康によいとされています。PFAS濃度が高いからといって魚介類をさけることはすすめられません。魚介類の汚染を防ぐためにPFASの放出を防ぐことが必要ですし、汚染が強い場所での魚介類を摂取しないことが重要です。

どのサカナに気をつけるべきか、魚種としてはあまりわかっていませんが、強いて言うなら、海より川にいるサカナのほうに用心すべきでしょう。

海は広く、PFASは均一に希釈され、またサカナたちも様々なところから捕られるので影響が平均的になります。対して川は、棲む川自体が汚染されていれば、サカナもそのPFAS濃度に応じて汚染されるリスクは高くなっていきます。

肝臓から平均値1600倍の数値が出た

23年10月に神奈川県相模原市の東部を流れる、PFAS濃度の高い道保どうほ川(長さ約3.7キロの、相模川の支流で、相模原市内にある道保川公園の湧き水が水源)で、サカナのPFAS濃度をさがみ地域協議会と共同で調査しました。

神奈川県や相模原市の調査ですと、道保川は源流付近でPFAS濃度は300ng/L、サカナを採取した地点付近で100ng/Lを検出していて、国の暫定目標値の50ng/Lを超えています。

上流から約3.5キロの地点で、カワムツ2匹、ドンコ4匹、アメリカザリガニ2匹を採取して、身と肝臓に分けて調べました。

すると、カワムツの肝臓でPFOSとPFOAの合計値が1キロ当たり14万ng、身で2万9000ngとかなり高濃度の数値が検出されたのです。

環境省が21年度に調査した各地の魚類に含まれるPFAS濃度の平均値は85ng/kgなので、カワムツの肝臓はその1600倍を超す濃度だったわけです。(※)

筆者註※「2021年度 化学物質環境実態調査 調査結果報告書」

EU基準なら一口でアウト

環境省や農水省が行った別の調査によると、PFOSのほうが濃縮される傾向にあり、対してPFOAはあまり濃縮されていませんでした。このことからPFOS濃度が高い水域では濃縮されることを注意する必要があります。

EUの食品安全機関は、これ以上の量を食べると健康リスクの恐れがあるという「耐容週間摂取量(TWI)」というのを定めています。

これによると、1週間に体重1キロ当たり4.4ng以上のPFASを摂取し続けると「健康リスクの恐れがある」としています。

たとえば、体重50キロの人であれば、1週間に220ng以上を摂取する換算となります。

道保川のカワムツの身であれば、たった8g食べただけで232ngとその数値を超すこととなるのです。

国内食品にはPFAS濃度の目安はない

欧州連合ではいくつかの魚種に対して7000~3万5000ng/kgほどの最大耐容濃度を定めました。

ちなみに、国内ではこうした食品に含まれるPFAS濃度の目安はまだありません。

汚染されたサカナを食べれば、サカナの中で蓄積されたPFASをほぼすべて摂り込むこととなりますので、汚染された食品を検査していく必要があります。

PFAS濃度が高い、汚染された川のサカナは無闇に食べないほうがいいと言えるでしょう。

身より肝にたまりやすい

身より肝臓のほうが濃度は高めで、内臓部分にPFASが蓄積しやすいことがあります。そのため、きれいな環境であることがわかっていなければ、肝などはあまり食べないほうがいいかもしれません。

なお、生でなく、焼き魚など熱を加える調理をしてもPFASはほとんどなくなりません。やや低下するという報告もありますが多くは残ったままです。水の煮沸がPFAS除去に効果がないのと同じです。

相対的には、PFAS濃度が高い川のサカナのほうが汚染リスクは高くなります。趣味で釣りをする人は、川のPFAS濃度がわかっていなければ、川の釣果を頻繁に食べるのは控えたほうがいいでしょう。

せっかくの獲物ですが、放流することがよいかと思います。外来魚のキャッチ・アンド・リリースが禁止されている地域もありますので、指定の廃棄方法に従ってください。

「養殖と天然では、どちらの濃度が高い?」

こういう問いもよく聞かれますが、天然のサカナはそもそもどこで育ち、どこから来たのかわかりませんので、比較がむずかしいです。

養殖は比較的、陸に近いところで育てているので、PFASに汚染されやすい可能性もあります。違いに関する調査は今後進めていく必要があります。

農林水産省も21年に化学物質サーベイランス事業(※)の中にPFASを位置づけています。その一部の結果で80点の水産物を分析したところ、平均値でPFOSが468ng/kg、最大で2700ng/kgでした。PFOAはその10分の1以下でした。

筆者註※農林水産省が「優先的にリスク管理を行うべき有害化学物質のリスト」を作成。これに基づいて、21年度から25年度までの5年間で調査を実施している。

前述したように、サカナに関してはDHAやEPAといった大切な栄養成分があって、健康のことを考えると食べることを全面的に控えるのはあまりおすすめできません。サカナを食べないようにするというより、PFAS対策をしっかり講じて、安心してサカナが食べられる環境を一刻も早く整えるべきだと考えます。

肉類はサカナほど心配しなくても良さそう

厚労省が07年に、環境省と農水省が14年に実施した調査で、17の食品群を分類して、各々のPFAS濃度を分析しました。それによると、魚介類が最も濃度が高かったのに対し、肉類は若干あるものの、あまり影響がないのではないかと位置づけられています。

牛や鶏は飼料で飼育されるためにあまり影響を受けないと言われています。しかし、飼料や水が汚染されていれば影響を受ける可能性があります。米国では汚染事例が発覚し、積極的に検査を行っている州(メイン州など)もあります。

土壌汚染で野菜が…

大阪府摂津市のダイキン工業淀川製作所周辺での調査では、土壌や地下水から高濃度のPFOAが検出されました。この地域で農業を営む人たちの血液検査をしたところ、PFOAが100ng/mL近い濃度の人がいました。

汚染がない地域では1桁程度の濃度であることから比べれば極めて高い濃度でした。

聞き取りをすると、自分でつくった農作物を日常的に食べていたようで、農作物が汚染ルートとなっていたのではないかと見ています。食べないようにアドバイスした1年後、程度の差はありましたが、血中PFOA濃度が7割程度に低下していました。

高度に汚染された土壌で育てた農作物には一定の割合でPFOAが入り込んでしまうのかもしれません。土壌中濃度は1キロ当たり数千ngほどのPFOAが検出されていました。そして、そこで栽培された作物には1キロ当たり数十から300ngくらいまで含まれていました。土壌からの移行の割合は3%くらいから10%くらいになると考えられました。

農作物の検査項目にPFASは含まれていない

また、PFASは水に溶けやすいので作物の水の含有量にも差があると考えられました。水への溶けやすさはPFASによっても異なりますので、作物への移行にも違いが出ます。

PFOSはPFOAよりは作物へ入り込みにくいという結果でした。また土壌で育てた場合と水耕栽培で育てた場合の比較の研究もあります。この場合では土壌への吸着がないため、根にPFASが集まったという結果でした。PFASが水に溶け出さないような工夫も重要と考えられます。

現在、農作物の検査項目にPFASは含まれていませんので個別に濃度を知ることはできません。一般的な食材での調査では魚介類よりは少なかったとされています。PFASが高い場所での、行政の定期的な検査で土壌や作物の濃度を調べることが安全性を確認し、消費者の安心を得ることにつながります。

シーフードミックスは“産地”を見る

加工品や冷凍食品について、検査した報告があります。

18年に米国の食品医薬品局(FDA)が、カンザス州の食料品店で売られている172個の加工食品を検査しました。すると、冷凍のフィッシュスティックとパテ、マグロ缶詰からPFOSが検出されました。

そもそも原材料にPFASが入っていたのか、加工時に混入したのか、定かではありませんが、サカナを使用している点で前者のようにも思えます。特定の製品で濃度が高いということはないとされていますので、加工食品だから問題があるとまでは言えません。

しかし、FDAや日本のNGO(食の安全・監視市民委員会)による調査では中国の黄海産のアサリからは日本産より比較的高い濃度のPFOAが検出されたという報告があります。沿岸に近いので、汚染の影響を受けやすいのでしょう。

シーフードミックスなどに含まれているアサリなどは中国産が多いということもあるので産地を確認して選ぶのもよいでしょう。



上の記事によると、魚の中でも海の魚よりも川の魚の方が、PFASによって高度に汚染されている傾向があり、さらに危険であるようです❣️🐸🍿

しかも、野菜を栽培している畑の土壌がPFASによって汚染されていた場合は、作物である野菜そのものもPFASによって汚染されている可能性もあり、野菜であれば水耕栽培にしろ、地植えの作物にしろ注意が必要なのかもしれません。

一方で、水道水や私たちの口に入る食物に関しては、マイクロプラスチックによる汚染も問題になっています。

このマイクロプラスチックとPFASが合体するとそれぞれの毒性がさらに増強されるのではないかという指摘もあります。
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この問題は、私たち自身の身体の健康に直接関わる問題ですから、私たちはこの問題について真剣に取り組む必要があると思います。

有害物質であるPFASやフッ素に関連する過去の記事をご紹介します。
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フッ素以外にも有機汚泥散布問題、ヨウ素の効用など、ためになる情報が得られる動画がありますので、興味があればこちらの動画も併せてご覧いただければと思います❣️🥰
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こちらは動画の解説記事です❣️🐸🍿




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