テソン沼へまっしぐら⑥
※テソン(DAESUNG/D-LITE)への沼落ち記録です。
(第1話はこちら / 前回のお話⑤はこちら)
もう沼落ちしてるので「まっしぐら」もないですが、このままいきます。
新曲リリースから、怒涛のようにSNSに情報が流れ込んでくる。
新曲応援のスミンや投票、2025年MAMAやMMA……なにがなにやら状態だ。
なにしろ、わたしの「推し活」はコロナ前で止まっている。
完全にアップデートが追いついていないのだ。
投票やスミンに苦慮しているうち、テソン公式YouTubeチャンネルで「新曲の掛け声ファンチャントガイド」が発表された。
ファン…チャント…? なに? 掛け声?
曲ごとに決まった掛け声をかける文化があるんですか?
韓国語なのでまるで覚えられない。
一つ覚えると一つ抜ける、おばちゃんなんてそんなもん。
テソンはにこやかに「皆さんの実力が分かったので〜」と、難しくしたようなことを言った。
どう考えても、素人をふるいにかけにきてる。
そんななか、さらに掛け声の曲が追加された。
追撃されてる……。
だけど、テソンは年末のラジオで「喉にポリープがある」と言っていたし、ゲスト出演したステージでも高音が出てなくて心配だった。
テソンも頑張っているのだから、わたしも頑張るときだと思った。
会社の行き帰り、寝る前、年末年始休暇中もYouTubeを流して練習した。
大掃除のBGMはテソンの指導付き「HANDO-CHOGUA(限度超過)」、シュールだ。
だけど、それが自分を追い詰めていたのかもしれない。
「推し活」が「義務」に変わり、息継ぎできないような水の底でもがいている感覚が続いて、わたしはものすごく疲れていた。
忘れもしない、1月16日。
テソンの「東京公演中止のお知らせ」が来たとき。
胃の奥が一気に冷えるような衝撃と、どこかで少し楽になったと感じたのも覚えている。
つづく。
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