看護師不足の原因を考えてみた⑥
病棟看護師:二丁目夏子です。
看護師が不足していると聞いて、
病棟看護師30年以上の経験から
原因を考えて投稿します。
今日も、ゆる〜くどうぞ☕️
みなさんは、
就職先を選ぶ際、選ぶ基準にしている項目は何ですか?
選ぶ基準の中には
賃金はもちろん、
就労時間も含まれていると思います。
特に、様々な事情を抱えている人にとって
就労時間は とても大切な要素です。
問題は、ここから先です。
看護師の中でも、
とりわけ病棟看護師は
就労時間通りとはいかないことが多いんです。
例として、
就労時間9:00〜17:00の場合
実際はどうなるか、
実体験から本当に現場で起きていることを書きます。
8:30ちょっと過ぎ頃からもう、働き始め
17:00を過ぎても帰れないことがある
これは、法律でいう
「時間外勤務」になります。
ところが、看護師は
「時間外申請」をしないことが多いのです。
職場の風土にも左右されますし
業務の内容にも左右されます。
所属長の性格にも左右されます。
こんな場面を想像してみてください。
経験年数の浅い看護師が
情報収集のために、
就労時間より早く出勤して
情報収集を始めました。
これは、仕事でしょうか?
経験年数の浅い看護師は
大抵の場合
「自己責任で、早くきているだけ」と答えます。
実際は、立派な「仕事」です。
そして、
「自己責任で、早くきているだけ」と答える人は
上司からの評価が高くなる傾向にあります。
上司自身は、スタッフが目の前で
「時間前残業」を黙認していることに
全く、気が付いていません。
病棟の勤務内容は、落ち着いている日と
そうでない日の落差が大きいです。
忙しい日が続くほど
先ほど例に挙げたような
「時間前残業」をするスタッフが増える傾向にあります。
早く、準備して業務に当たらなければ・・・
早く、点滴を詰めておかなければ・・・
早く、〇〇しておかなければ・・・
看護師の思考は
「早く、早く!!」モードに陥りがちです。
やがて、
「早く、早く!!」モードの波に
通常モードの看護師がなんとな〜く
小さな怒りの目で見られるようになり
職場の雰囲気が悪くなります。
その、背景には
「定時で帰りたい」をいう思いが隠れていることが多いです。
「定時で帰って、家族のために食事を作りたい」
「定時で帰って、子どものお迎えに行きたい」
「定時で帰って〇〇したい」・・・。
「早く、早く!!」モードの影には
「定時で帰りたい」病があるのです。
*実際には病気ではありません。例えとして使っています*
さらに、17時を過ぎても仕事が終わらない場合、
「今から時間外勤務をします!」とは言い出しにくく
気が付いたら時間外勤務をしていた、
そんな状況になることがあります。
こちらも、上司への申請にはちょっと勇気が必要です。
*職場によっては、しっかり管理してくれるところもあります*
みなさんの職場はどうでしょう?
就労時間通りに勤務できていますか?
時間外手当は
就労時間を過ぎたら1分単位で取得できます。
時間前残業も、本来は請求できます。
上司に黙認されては いけないのです。
看護師は、賃金や労働条件、法律に
詳しくない場合がほとんどです。
理由は、学校で教わって来なかったからです。
看護師も労働者です。
働いた分は、きちんと賃金に反映させられて
それが「通常モード」として受け入れられる
職場環境にできたら、
離職率に変化が生まれるかも知れませんね!
*今日は、ここまで。また、明日🧚〜*
🧚今日の短歌
「OLのランチタイムに憧れる
病棟ランチはコールが止まず」
by コビトちゃん
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