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第11編 リタイアと再出発──看護と共に(その3)
魔が差すというのは、正にこのことだ。
2023年の秋口、
またもや、緊急入院する羽目に。
これが予想もしない、急転直下へと繋がる。
やはり、病は待ってはくれないのだ。
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2023年9月、猛烈な腹痛で救急搬送された。
ベッドから体を起こせないほどだったため、
ストレッチャーで運ばれる。
ことの発端は、10年以上前からだったと思う。
胸部レントゲンを撮影すると、大腸が写るほど
ガスが溜まっており、いわゆる「ガス腹」
だった。
これがなぜ起こるのかは未だに判っていない。
体質的な、機能的な問題だと知れただけだ。
さて、激しい腹痛とパンパンに膨れたお腹。
すぐにレントゲンとCT撮影となる。
結果、腸捻転を起こし、通過障害が起きて
いると判明した。
場所は、S状結腸であった。
まず大腸カメラを使っての修復を試すことに。
確かに腸捻転している箇所をうまく解除する
ことで、一時的には改善した。
しかし、数日経つと再び同じように
腸捻転して、お腹が膨れ上がってしまう。
消化器内科の医師らにより、何度も試して
もらったのだが、結局は元の木阿弥。
決定的な解決には至らなかった。
この時点ですでに入院から2週間が経過。
絶食を続けるのも、限界が近づいていた。
そして、消化器外科が呼ばれることとなる。
(つづく)
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