【バリ島で見つけた、「サンタフェ」がテーマの家】
先日、久しぶりに強く印象に残るヴィラに出会いました。不動産の仕事をしていると、毎週のようにさまざまな物件を見ています。最近のバリ島は開発ラッシュで、チャングーやペレレナン、ウブド周辺では新築ヴィラが次々と建設されています。
白い壁、
大きなガラス窓、
プール、
モダンデザイン。
正直に言うと、似たような物件があまりにも多いのも事実です。
しかし、ときどき「これは面白い」と思わず足を止めてしまう物件に出会うことがあります。
今回ご紹介するのは、まさにそんな一軒です。場所はアビアンスマルのプングル村。ウブドから少し離れた、田んぼが広がる静かなエリアにあります。外観を見た瞬間、最初に思ったのは「バリなのに、バリらしくない」ということでした。

敷地内にはサボテンが植えられ、壁はアースカラーでまとめられています。建物には柔らかな曲線が多く取り入れられており、どこかアメリカ南西部の砂漠地帯を思わせる雰囲気があります。オーナー様によると、これは「サンタフェスタイル」と呼ばれるデザインだそうです。アメリカ・ニューメキシコ州サンタフェ周辺で発展した建築様式で、土や砂漠をイメージさせる色使いと有機的なフォルムが特徴です。バリ島ではほとんど見かけることのないデザインです。

2025年に全面リノベーションを行い、オーナー様ご自身が理想とする空間を形にされました。植栽、照明、色使い、装飾品、家具に至るまで、空間全体がひとつのコンセプトで統一されています。ヴィラというより、一つの作品と言ったほうが近いかもしれません。実際に中へ入ってみると、「ここで時間を過ごしてみたい」と自然に思わせてくれる空間でした。お気に入りのカフェで、つい長居してしまうような感覚に少し似ています。
本来、家というものは、とても個人的な存在だったはずです。どんな景色が好きなのか。どんな空間で過ごしたいのか。何に心地よさを感じるのか。この家を見ていると、そんな原点を思い出させてくれます。
万人受けする家ではないかもしれません。もっとモダンなデザインが好きな方もいれば、もっと豪華なヴィラを求める方もいらっしゃるでしょう。
しかし、それで良いのだと思います。不動産とは本来、その人の価値観が表れるものだからです。
最近のバリ島では、どこへ行っても似たようなヴィラが増えています。そんな中で、自分の「好き」を形にした家を見ると、少し嬉しい気持ちになります。この家は、間違いなく記憶に残る物件でした。

そして実は、このヴィラは現在販売中です。近年のチャングーやペレレナンでは、個性的なデザインヴィラが40〜60億ルピアを超えることも珍しくありません。それに対して、この物件は比較的手の届きやすい価格帯となっています。もちろん、エリアが異なるため単純に比較することはできません。しかし、「投資商品としてではなく、自分自身が楽しむための家を持ちたい」とお考えの方にとっては、非常に面白い選択肢だと思います。
■所在地
アビアンスマル・プングル村
■土地面積
約250㎡
■建物面積
約150㎡
■間取り
3ベッドルーム・2バスルーム
■特徴
・2025年フルリノベーション
・サンタフェスタイルデザイン
・プライベートプール
・ルーフトップテラス
・Green Schoolまで車で約20分
■権利形態
リースホールド(残存25年)
■販売価格
IDR 2,400,000,000
詳細はこちらをご覧ください。
投資利回りや出口戦略だけでは測れない魅力を持つ家もあります。この物件は、そんなことを改めて感じさせてくれる一軒でした。


バリ島人気不動産エリアについては、以前の記事でも少し触れています。
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