レビュレポ2日目一番上

レビューとレポート第4回 リボーンアートフェスティバル(2日目)2019年8月31日

レビューとレポート第4回はリボーンアートフェスティバル2019の鑑賞レポート2日目です。この日は初日と3日目よりも鑑賞時間を多くとることができました。Twitter(@qwertyu1357)の写真とテキストを元に編集を加えてお送りしたいと思います。2日目は朝9時の船で網地島へ向かい、その後市街地エリア(リボーンアート・フェスティバルの区分けのBエリア)で作品を見ることが出来ました。リボーンアート・フェスティバルの鑑賞時間は平日10:00-16:00、休日10:00-17:00と、少し早い時間に終わってしまうので、多くの作品を見たいと思ったらきっちり予定を組んで行くと良いでしょう。

今日はリボーンアートフェスティバル網地島エリアを中心に周りたい。網地島へは網地島ラインで石巻中央港から約1時間。日本のハワイとも呼ばれる網地島は亜熱帯の植物も生息している。

石巻中央から出港するシーキャット

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バリー・マッギーwithスクーターズ・フォー・ピース《無題》

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網地島は東北でありながら亜熱帯の植物もある。バスの停留所に描かれたグラフィティと、2017年に参加した時のドキュメントも展示している。アルファベットや幾何学模様、そして変な顔。パンフレットの画像と比べると大分布が剥がれている。

港から少し歩くと階段があり、そこを50段くらい登るとロイス・ワインバーガーの《組織学の断面》が建物の壁に展示されている。

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植物の茎の断面に現れる模様がモチーフ。ワインバーガーは1988年から自宅の庭で育てた荒地植物を各所に植えるガーデンプロジェクトも展開している。

ロイス・ワインバーガー《ガーデン》

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開けた土地から取ってきた土がバケツに詰まっている。時間が経つと植物が生い茂り容器も分解して自分の作品とは誰も気がつかなくなるという。


石毛健太《この波際》

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「宮城県石巻市牡鹿半島南西沖に位置するこの島には、様々なものが運ばれてくる」で始まる3つの物語と映像作品。水平線が黄色いと思ったらすべてバナナだったり、漁船が捉えた大型動物のエピソードや、多国籍地域ならではの話など。

網地島のガードレールに刺さるフライパン

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フィリップ・パレノ《類推の山》

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フランスの詩人ルネ・ドーマルの未完の小説「類推の山」の単語ひとつひとつを光に転換させたもの。


ジョン・ルーリー《fishing with John》

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ジョン・ルーリーがジム・ジャームッシュ、トム・ウェイツ、マット・ディロンと釣りをする。

ジョン・ルーリー《こいつ、ガンジーを嫌っていたから消してやった》

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ジョン・ルーリーはタイトルがいちいち面白い。作品の解説にもなっている所もあるのだが、それ以上に作品の面白さを引き出している。

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このカレーの豚肉は「リボーンアートファームの豚とお野菜」を使用とのこと。そういえば昨日パルコさんが「リボーンアート・ファームで飼っている豚は、最初はもっといたけど、今は少なくなった。食べているから。ここの豚はこの辺を走り回っているからストレスが少ない。工場で作る豚肉よりはるかに美味いよ」と言っていたのを思い出した。


アラン《限られたフィールドとソースから見えてくるもの》

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ゲームを作ることで世界の法則を描こうとしている作家のゲーム作品。この盤面には拾った石を置いたり動かしたり持って行ったりできる。盤面がある以外のルールは曖昧な所も多く設定されていて、いろんな解釈が生まれてくる。

伊藤存+青木陵子《海に浮かぶ畑がつくりはじめると、船の上の店は宣伝しだす》

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作品もさることながら順路を進んだ時に見える景色にも驚いた。順路も非常に凝られている。作品レイアウトが面白かった。それぞれが色んな方向を向いているのだ。


真鍋大度+神谷之康研究室《dissonant imaginary》

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脳活動データを用いて画像を再構成するコラボレーション作品。

伊藤存+青木陵子《海に浮かぶ畑がつくり始めると、船の上の店は宣伝しだす》

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カニの船があった。漁師たちは時間が空いている時に編み物やこうした工作をして過ごしていたらしい。

石巻のキワマリ荘。シマワキユウ《夫婦の対話》

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ネットに写真をアップする。その行為が身近な人を落ち込ませることもある。

根本裕子《野良犬》

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古来日本では守護神として崇められてきたがそれは昔のこと。居場所を奪われ集団を形成し生きるようになる。集団の形成には部外者の排除がおこなわれる。それは人間社会にも起こりうる。さらにあざや爛れなど生物に起きる皮膚の変化は時間の蓄積ともいえる。驚くべきことにこの作品は陶製だ。

山形芸術界隈

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レビューとレポート第4回、リボーンアートフェスティバルレポート二日目のレポートはこれで終了。
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レビューとレポート 第4号(2019年8月)

3日目はこちら↓
レビューとレポート第4回 リボーンアートフェスティバル(3日目)2019年9月1日(https://note.mu/qqwertyupoiu/n/n21e03ee1a7ad)


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