レビューとレポート第4回 リボーンアートフェスティバル(1日目)2019年8月30日
レビューとレポート第4回はリボーンアートフェスティバル2019の鑑賞レポートです。今回は3日間の石巻滞在の中で、リボーンアートフェスティバルをできるだけ多く紹介できればと思います。Twitter(@qwertyu1357)の写真とテキストを元に編集を加えてお送りします。1日目は桃浦エリアと荻浜エリアの作品を数点ずつ見ることが出来ました。
リボーンアートフェスティバル桃浦エリア。


パルコキノシタのキャンピングカーの階段は取り外し可能。東京の住居の賃料をどうすれば安くできるのかと考え始め、ついには自分が宿泊する家を車の荷台に作り上げてしまった。後ろに20cmくらい突き出ている部分は本人が足をきちんと伸ばして寝れるように作られた部分。小窓や鍵もついていて作りもしっかりしている。屋根の部分が台形になっているのが面白い。この住居スペースは取り外しも可能。
《命は循環していて、命は神に送られて神は命を人に与える。我々の魂は永遠に続く》

偶然作者のパルコキノシタさんから作品解説を聞くことが出来た。この日は雨で客足も少なく、作品をメンテナンスするにも出来ない状況の中で解説をしてくださった。

豚の大きな彫刻の側面に設置された窓を開くと一つの絵が現れる。「津波で失われた人の魂が蒸発して雲になり陸地へ向かい雨になる。その雨で育った草を豚が食べて育つ。そしてその豚を人間が食べる」命の循環の構造を描いた作品だ。草から豚、そして人間へのサイクルと比べると、人間が津波によって命を失うサイクルには大きな時間の隔たりがある。

雨の日は妖怪が出るらしい。
荻浜エリアD1。白いムースを積み上げたような構造体。インターネット上に現れた鹿の剥製を取り寄せ、3Dスキャンして得たデータを元に制作されたという《Oshika》


会場受付から7,8分砂利道を歩いてくると遠目にこのOshikaの姿が小さく見える。雨の中靴を泥だらけにしながら「あとどれくらい歩けば良いんだ」と思っていた所この作品が見えた瞬間とても嬉しくなった。
牡鹿半島方面へ移動して荻浜エリアD5へ。ふたつめの洞窟の名和晃平《Flame》

パンフレットには”洞窟の暗がりの奥に燃え続ける『炎』のような作品。人にとって、そしてこの世界にとって『炎』とは一体何か?『炎』のようなものと向き合いながら考えてみたい」(名和晃平)”と記載されている。ヘルメットを渡してくれたスタッフにこの作品は何かと尋ねると「炎は静止することはなく常に動き続けている。この作品では視覚効果と音によりそれを表現している」と教えてくれた。

荻浜エリアの順路は舗装されていない箇所が多く、天気が悪いと靴が泥だらけになってしまう。
荻浜エリアD6。村瀬恭子《かたかなのうみ》

洞窟を5メートルくらい進むと何かが浮かび上がって見えた。羽のような形に照らされた光と、人形のような形が見えた。よく見ると人形は定期的に動きを変えている。暗いので奥を覗き込むように鑑賞せざる負えない。見えないような形を見るときにはなぜか息をこらして耳まで敏感になってくる。「発見者になること、覗き込むこと、目を凝らして見ること、聞こえない音を聴くこと、遠くから呼応する光。海のイメージを洞内に持ち込む」とあるように、はじめからそうなるように作られていたようだ。自分で工夫していたことが最初から織り込み済みで、この見方は合っていたんだという安心感と、10回クイズで騙されたような感覚が同居する。
荻浜エリアD3。今村源《きせい・キノコ・2019》

引き潮の時は作品の近くまで行って鑑賞できるらしい。今回は満潮で遠くから見ることしか出来なかったのが残念だが、引き潮の時にもう一度観たければ追加の500円を払う必要はないらしい。透明で大きなキノコを遠くから見る経験はあまりない。
野村仁《Analemma-slit : The Sun, Ishinomaki》

SIDE CORE《Lonely Museum Of Wall Art》会場から見える草間彌生《新たな空間への道標》

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レビューとレポート第4回リボーンアートフェスティバルレポート初日の反省点としては、当初予定していた「作品を見ながらTwitterで画像とテキストをアップ」が思うように出来なかった。激しく車酔いをしてしまってそれどころではなかったのと、雨が降っていたのもあり作品を少し急ぎ足で見てしまったことが原因だ。もっと画像がたくさんあってもいいだろう。今日は東京を朝6時に出発し石巻には12時過ぎに到着した。そこからリボーンの閉会時間の16時までの鑑賞となったが、明日はもう少し時間が取れるので今日の反省点を活かしたい。
レビューとレポート 第4号(2019年9月)
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レビューとレポート第4回 リボーンアートフェスティバル(2日目)2019年8月31日(https://note.mu/qqwertyupoiu/n/n34475720e36a)
