それが答えだ! 〜 良かれと思って
ウルフルズの曲を思い出す方もおられるかも知れませんね。
さて、最近ちょっと見かけたのですが、ある「反ワク」の方が、ご自身の体調不良について連日記事を上げています。きっかけは喉が急に腫れたので、やむなく市販薬を飲んで「治った」が、その副作用と思われる症状に悩んでいる。
病院を毛嫌いしていたが、病院に行ったら〇〇〇と診断され、ついでに糖尿病の疑いもかけられた。検査結果待ちだが、納得いかない…とのことで、書かれていたのがこちら。
朝ごはんは、トマトに岩塩振り、ブラックコーヒーに純ココアを混ぜた。砂糖なし。そう言う食生活で糖尿病になるのか?
はい、「それが答〜えだ〜🎵」その食生活から、糖尿病(と診断される道)へまっしぐらの片鱗が窺えると思いました。他にも、ファスティングをされていたり「我が家には砂糖はなくて、甘いのは私のためのマヌカハニー入り蜂蜜と、息子のためのオーガニックアガベシロップだけなのに」との投稿もあったりしました。
以前の記事にも書きましたが、この「砂糖は悪」信仰は、現代医療全般を是とする方々にとっての信仰でもありますが、特に現代医療に疑問を持った方々の間では相当に根強いものがあります。その信仰こそが、糖尿病へまっしぐらになる巨大なエンジンなのですが、信仰にハマった人がそれに気づくこと、それを認めることは至難の技であろうこと、容易に想像がつきます。
実はツッコミどころたくさんなのですが、まず、砂糖は悪なのに、蜂蜜はOKなの? 確かに、白砂糖と比べれば「ミネラルなどが豊富に含まれているという点で蜂蜜を良しとする」と言う考え方があるのはわかります。でも、きっと多くの人にとって「甘いものは悪」=「糖は悪」なんですよね?
蜂蜜は、ショ糖(=二糖類)を蜂さんがブドウ糖と果糖に分解してくれているので、この2種類の単糖の組み合わせから成り立っている「甘いもの」です。血糖値をすぐに上げてくれるのは直接糖ですから、血糖値を上げる砂糖が悪いと思っているのなら、単糖に分解する必要のない(=直接糖の程度が高い)蜂蜜はもっと悪いんじゃないですか?
あともう一点はマヌカハニー。お高いですよね。値段が示す様に「抗酸化」力があって「体にいい」と思っている人が多いんじゃないかと思います。風邪の時には確かに効きますしね。
でもね、「抗酸化」信仰も、危険な信仰なんですよ。私たちは日々、酸化する事で生きています。行き過ぎた酸化は確かに問題ですが、それよりも問題なのは抗酸化(還元)です。詳しくは、以下のFB記事を読んでいただきたいのですが、何故かそのまま貼り付けられません(都合が悪い内容みたいですね)でしたので一部を以下に引用します。全文はリンク先でご覧ください。
『感染症にも致命的な抗酸化(還元)物質』
先日、今回のコロナ騒動で開催中止となった「ハチミツの真実〜続編」の収録が終わりました。
この続編では、抗酸化作用・還元作用の危険性についても詳しくお伝えしました。
抗酸化作用が危険????
これも長い間、現代医学やポップカルチャーで散々逆のこと(抗酸化物質が病を治す)を教えられてきたフェイクサイエンスのうちの一つです。
〜中略〜
過去記事でもお伝えしましたが、還元物質(抗酸化物質)によって感染症だけでなく、がんの増大・転移も招きます(Antioxidants 2017, 6(2), 29)。
私たちは、糖から十分な抗酸化物質を体内産生しています。
それ以上の抗酸化物質・還元物質が外から入れることこそが、感染症だけでなく癌などの全ての慢性病の原因を作っているのです。
太字はQP79によるもの
上記内容はいきなり理解しようとしても、ちょっと難しい内容かとは思います。とりあえずマヌカハニーについては、別の方の以下のインスタ投稿が簡潔でわかりやすいかと思いますので、ご参照ください。
マヌカハニーが風邪に効くのは、言ってみれば、マヌカハニーのメチルグリオキサール(MGO)と言う「毒が入ってきた、やべー、解毒や解毒!」とばかりに体が反応するから、風邪が治る方向に進むわけです。「抗酸化」が体に良いからではなく、「毒を持って毒を制す」みたいな事なのです。
それを体にいいと誤解し、炎症を起こす物質MGOを日頃から口にし、一方で何の悪さもしないどころか、クリーンなエネルギー源となる本物の砂糖や本物の(マヌカでない普通の)蜂蜜を悪の権化かの如くに毛嫌いする。あぁ、勘違い、涙。オリーブオイルと同様、偽物だらけのマヌカハニーという点だけでなく、そもそも「体にいい」わけではないことの理解が先決です。

マヌカハニーは(偽物であっても)いいお値段がするので、日常的に摂取している人はあまりいないでしょうが、ここぞと言う時に本物のマヌカハニーを「利用」させてもらうものと心得て、薬と思って摂取する事が肝要でしょう。
アガベシロップに関しては、果糖47%、ブドウ糖16%と、3:1の割合となっているので、ほぼ1:1の割合であるショ糖や蜂蜜と比べると果糖過多になって却ってよくない可能性があるかと思われます。大量に摂取するわけではないでしょうから、天然の甘味料であるアガベシロップを適宜摂ってもお子さんに問題は起こらないでしょうが、比較的安価な砂糖を避けてわざわざアガベシロップに向かう(なぜアガベシロップを使うかというと、やはり甘いものが欲しいから。糖のエネルギー代謝をする生き物の本能ですよね。)ここにも良かれと思ってやっていることがその目的に沿っておらず、無駄または仇になる可能性があるパターンが見て取れます、涙。

image by ignaartonosbg
砂糖は悪いと思って飲むブラックコーヒー。せっかくのカフェインが、あなたの体を壊している事に気づかずに、砂糖なしが良いと思っているのは悲しい、涙。
そして、良かれと思ってするファスティング。これもやり方によっては功を奏す場合もあるかと思いますが、糖なしで日常的に行えば恐ろしいことが体内で起こっているのです。現代人である私たち多くのterrainにとって決して嬉しい事ではありません。これについては長くなるので、詳しくはまたの機会に。
この投稿者さんは、ワクや薬の危険性についてよくご存知の方で、コロ茶番についてもよくわかっておられる。でも行き着く先には、間違った情報が用意されていて、良かれと思って仇(または無駄)になることをされている。ワクを避けてイベに向かう構図に似ていませんでしょうか?
私も、現代医療への不信から似たような道を一時期歩みましたから、そうなりがちなのはよ〜くわかります。ただ、一つ違う点が。私は全般的に「いい加減」にする性格なので、それが幸いしました。例えば「砂糖全般」がよくないと聞いて信じてしまった時でも、黒砂糖は摂っていた。肉全般は良くないと教えられても、質の良い鶏肉や鶏卵は摂っていた。「テキトー」は知恵ですよ、マジで。
さて、多くの人にとっては衝撃的であろう題名の本。あるレビューを貼り付けておきますね。
このレビューの筆者さんは「私は読解力が高い方ではない」と書かれていましたが、いえいえ、この方の読解力は確かで、とてもよくまとめられているレビューなので、単に砂糖を取りさえすればいいという話ではないことがよくわかるかと思います。
糖尿病の本当の原因を知り、それを取り除くことなしに砂糖だけで問題解決するわけではないですので、この筆者さんが書いておられる、皆さん自身で実際の書籍を読んでみた方がいい、と言うのは本当にその通り。糖尿病というワードが気になる人には全員、この本を読んでみることをお勧めします。
冒頭の投稿者さんが「砂糖は悪」から抜け出すのは、おそらく簡単な事ではないでしょう。それは「ワクは善」から抜けられない人が多いのと一緒のことです。誰かが彼女に伝えても、「そんな筈はない!」と一度は思うでしょうし、すんなり受け入れることはほぼないのではないかと思います。
この投稿者さんは、ワクや薬、医療全般の闇に気づいている方ですが「砂糖は悪」信仰は強烈ですから、それが信仰に過ぎない(=本物の科学に基づいた事実ではない)と気づくのには、それなりに時間が掛かるだろうと推測します。結局は、自分がやっていることの結果が何かおかしいと気づいて、調べて、目覚めるしかない。
幸いこの方は、自分で色々と調べる事自体は身についておられる様なので、「自分が良かれと思ってやっていることが、今の自分の問題を作っている」ことに気づかれる時が遠からず来ることを祈りながら、記事にさせていただきました。
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