【ミニボイスドラマ】『遠花火』ソラノイロ×くえす
ソラノイロさんから「ぜひ!」ということで、曲をつけて、僭越ながら朗読させていただきました^^
こちらの詩です。
で、わたくしが作曲&朗読させていただいたミニボイスドラマは、こちらです。3分ほどです。ぜひお聴きください^^
過ぎ去りし夏の思い出
キミと並んで見た遠花火
幼い恋は行き場のないまま
ずっと心を彷徨っていた
時は過ぎ
祭りの夜の打ち上げ花火を
見上げる横顔に
幼い頃のキミを探した
浴衣姿のキミを見つけた時
心の奥で何かが
軋む音がした
キミの隣には
似合いの男が立っていた
遠い夏
じゃれあった記憶
風に揺れる鈴の音のように
ボクの腕にとびついて
袖を引っ張ったキミがいた
祭りのあとの人気のいない
神社の階段で
そっと手が触れ合い
掴んだその手は
もうボクのものじゃない
君のか細い腕が愛しすぎて
そのまま連れ去りたかった
暑い中
弾けるホースの水が
真夏の空に眩しくて
赤いスイカの種を
とばした庭には
いつかは芽が出ると
信じていたけれど
夜空に消えていく
火花の残滓のように
告げられぬ想いは
暗闇にのまれていく
振りほどいた腕がキミを傷つけた
辛すぎる過去
泣かせたいわけじゃなかったのに
ボクの罪を隠すように
花火の音がすべてをかき消していく
今
見知らぬ男《ひと》と笑っている
幸せそうなキミの横顔は
優しいあの頃のままで…
せめて君の笑顔は守りたいから
だから声はかけないでいくよ
君の幸せを遠くから見ているから
だからキミはそのままでいて
ソラノイロさんによると、こちらの詩は僕の公開していたBGM「追憶 ~過ぎし恋の思い出~」からイメージされて創ってくださったとのこと。
最初は夏の花火だから和風なつくりにしようと考えていたのですが、せっかくなので「追憶」に曲の雰囲気を寄せてみました。
今回は曲を創りながら同時に声も録音していく、という初めてのパターンで創っていきました。今までは「先に声を録音してから曲をあてる」とか「曲に合わせて言葉を調整する」とかだったので。
自分なりには切ない男性になりきって、頑張ってみましたが、どうでしょうか・・?(僕的には実話ではございません。。)
しかし、これ録音してて思ったけど、ソラノイロさん、詩集を編んで、あんなにたくさんの作品を朗読してたって。。すごくないかえ!?
楽しい創作でした。ありがとうございます^^
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