【暮らしの設計】 先の未来を設計して、「余裕の複利」を実感した話
「今日は突発的なトラブル対応に追われて、
気がついたら1日が終わってしまった……」
「せっかくの休日だったのに、ぼんやり過ごして
いたらあっという間にもう夕方……」
皆さんは、日々の暮らしの中でそんなふうに
感じた経験はありませんか?
私はこれまで、投資や家計、
日々の暮らしのあり方などについて
記事を書いてきました。
今回は、私たちの毎日に最も密接している
「時間」にスポットライトを当てます。
スケジュールを管理し、
「先を見通して準備をすること」が、
私たちの暮らしにどれほど豊かな恩恵をもたらすのか。
そんなお話をさせてください。
時間は減る一方?「人生の複利」という発想
新NISAなどを活用して投資を始めている方なら、
「複利」という言葉をご存知でしょう。
元本から生まれた利益が翌年の元本に上乗せされ、雪だるま式に資産が膨らんでいく。
投資の世界では非常に強力な考え方です。
では、この「複利」の力を、
お金ではなく「暮らし」や「時間」に
当てはめてみたらどうなるでしょうか。
時間は誰にでも平等に1日24時間。
歳をとるごとにあっという間に過ぎていくし、
増えることなんてないよと思われるかもしれません。
確かに、物理的な時間は増えません。
しかし、ある工夫をすることで
「余裕の時間の複利」を生み出すことができるのです。
最初の「しんどい」が未来の自分をラクにする
時間における複利を効かせるための最初の一歩。それは「準備」という名の設計です。
私が新入社員だった頃、知識不足による焦りから、一つ決め事をしました。
「仕事に慣れるまでは、帰宅後も必ず勉強し、
その日の疑問は徹底的に調べる」と。
最初はクタクタで本当にしんどい日々でした。
しかし、知識が蓄積されると不思議なほど仕事がスムーズに回り始め、かつて苦戦していた業務も難なくこなせるようになったのです。
「一度丁寧に準備をして身につけた知識や経験は、その後ずっと自分の武器として使い続けられる」
これが最大のメリットです。
最初に少し無理をしてでもさっさと準備を終えてしまえば、
その後の人生ずっと「時短」で物事をこなせるようになります。
資格の勉強なども同じです。
新しい知識をゼロから入れる時が一番時間がかかり、心理的ハードルも高いものです。
「毎日少しずつ」とダラダラ進めると、
最初のページを忘れてしまい、
「第1章だけは完璧なんだけど……」
という罠に陥ります。
だからこそ、最初にまとまった時間を確保し、
ざっとでいいからまずは1周してしまう。
一番カロリーを使う「初めての準備」を早く終わらせれば、2周目以降の復習は短時間でこなせるようになっていきます。
予定を立てることは、時間を増やす魔法
こうした「先を見通して準備をする」という設計は、毎日のスケジュールの立て方にも直結します。
行き当たりばったりで行動すると、
トラブルに振り回されたり、
みるみるうちに時間が溶けてしまったりします。
逆に、あらかじめ1日の予定を組み、
心の準備や物理的な準備をしておくことで、
効率よくタスクをこなし、
うまくいけば時間が余るということもあるはずです。
旅行でも「午前中にここへ行き、移動してお昼ご飯」とある程度の目安を組んでおけば、
1日の終わりに「今日はいろんなことができたな」と充実感を持って過ごせます。
事前に予定を組むことは、無駄を省き、
自分に「余裕」をもたらす大切な準備なのです。
ガチガチはNG。「意図的な余白」という最強のバッファ
では、隙間なくガチガチにスケジュールを
詰め込んで効率化すべきなのでしょうか?
それは違います。
以前の私は、旅行の予定を分刻みで立てるタイプでしたが、
妻と旅行に行くたびに「予定を詰め込みすぎて、疲れが勝ってしまったね」となることがありました。
急な雨や渋滞など、予定が少し崩れただけで焦ってしまい、無駄なエネルギーを使っていました。
そこから私は、「余裕(余白)を設計する」
ということを学びました。
たとえば、天候が変わりやすい沖縄旅行。
予定がパンパンだと、雨が降った瞬間に
「何もできない日」になってしまいます。
しかし、あらかじめスケジュールに
「何も入れないフリーな時間」を作っておけば、
「今日は雨だから、明日の空き時間にアクティビティをずらそう」と臨機応変に対応できます。
何も考えない「無計画」と、あらかじめバッファを持たせておく「意図的な余白」は全くの別物なのです。
「余裕の複利」が、人生の質を変えていく
仕事でも、プライベートでも、
あらかじめ先を見通して準備をし、
予定の中に「余白」を設計する。
そうやって効率よく動くことで、
私たちの手元には「余裕の時間」が生まれます。
その時間を次の準備や自己投資、
あるいは心ゆくまでのリフレッシュに充てる。
すると能力が上がり、心身が整い、
次の行動がさらに質の高いものになり……
結果として、さらに大きな余裕の時間が生まれていきます。
これこそが、「余裕の時間の複利」です。
もし行き当たりばったりで、
1日1時間を無意味に過ごしてしまったら、
1年で約15日分もの時間を失う計算になります。
少しだけ立ち止まって、ご自身の時間の使い方を振り返ってみてください。
「あれを事前に準備していれば」
「あのトラブルの対策をまとめておけば」
という気づきがあれば、大チャンスです。
時間は増えませんが、設計次第で「余裕」は
いくらでも膨らませていくことができます。
皆さんもぜひ、暮らしの中に
小さな設計を取り入れて、
余裕の複利を一緒に実感してみませんか。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
皆さんはこの限られた時間をどのように設計されていますか?こんな工夫をしてるよ!
というものがあれば是非コメントで教えてください。
今日もあなたが自分だけの設計図を描き始める、ささやかなきっかけになれば幸いです☺️
