【暮らしの設計】 お金を使わず心を満たす。大人になって気づいた「散歩」という静かな贅沢
皆さんは、休日の空いた時間をどのように過ごしていますか?
すでに家庭を持ち、日々お子さんと向き合っている方であれば、自分だけの自由な時間を見つけること自体が難しいかもしれません。
しかし、独身であったり、子供がいなかったり、あるいは子供が大きくなって手が離れたりと、
人生のフェーズによってはふと「余白の時間」が生まれることがあります。
本日は、そんな「自分たち、あるいは自分自身のために使える時間」をどうデザインするか、
というところに焦点を当てて考えてみたいと思います。
予定で埋まっていた過去と、ぽっかり空いた休日
私自身、学生の頃から野球やソフトボールなどに本気で打ち込んできたため、
「何もない休日」というものをあまり経験せずに過ごしてきました。
休日は当然のように練習や試合があり、
オフの日は疲労回復のために家でゆっくりするか、必要な買い物を済ませるか。
ある程度、ルーティン化された日々を送っていたように思います。
社会人になってからも、しばらくは相変わらずソフトボールをしていたため、
時間を持て余したり、今日、何をしようかな
と悩むことはほとんどありませんでした。
しかし、年齢を重ね、環境が少しずつ変化していく中で、
「今日は特にすることがないな」
と思い、何か新しい趣味を見つけたいなと考える瞬間が訪れました。
そんな折、知人から頻繁にゴルフに誘われる時期がありました。
「絶対に楽しいからやってみなよ」と。
しかし、私はこれを頑なに拒否しました。
理由は明確で、「お金がかかる」というイメージが強かったからです。
単に打ちっぱなしに行くだけならまだしも、ラウンドに出るとなれば、クラブを揃え、ウェアを買い、ゴルフ場までの交通費やプレイ代もかかります。
さらに、私自身の性格上、一度始めたらある程度上達するまで「ガチ」でやり込んでしまう可能性が非常に高いと自己分析していました。
あと、間違いなくハマってしまうとも思っていました😅
かかるコストを想像すると、途方もない金額になりそうで、足を踏み入れるのをためらってしまったのです。
そんな私が最終的にたどり着いた「最強の趣味」
それが散歩でした。
「ウォーキング」ではなく「散歩」である理由
これまで、散歩というものを真剣に趣味として捉えたことはありませんでした。
近所へ買い物に行くついでに歩いたり、
ランニングの延長でウォーキングをしたりすることはありましたが、
「ただ散歩をするため」に外に出ることはなかったのです。
散歩が趣味になった最初のきっかけは、
「お金をかけずに時間を豊かに過ごせないか」
と考えたことでした。
ずっと家にいるとなんとなく心が窮屈になる。
かといって目的もなく外に出れば、
買い物などでお金を使ってしまう誘惑に駆られます。
そんな時、ふと妻に「ちょっと外に散歩しに行かない?」と提案したのが始まりでした。
ここで重要なのは、運動目的の「ウォーキング」ではなく、あくまで「散歩」であるということです。
私たち夫婦は、おそらく一般的なご家庭よりも、日常的に会話が多い方だと思います。
私自身が話好きということもありますが、
妻とは根本的な考え方が違ったり、
普段見ているコンテンツのジャンルも全く異なったりします。
そのため、お互いに違う世界から色々な話題を持ち寄ることができます。
視点は違っても、なんとなく面白いと感じる価値観やツボは似ているため、話題が尽きることはありません。
家の中ではなく、外の景色を眺めながら、移り変わる風景をスパイスにして色々なことを話す。
これが、私たちにとって非常に贅沢な時間の使い方になったのです。
心と体の「節約」、そして歩幅で感じる季節の移ろい
散歩のメリットは、夫婦の対話にとどまりません。
休日に家の中にずっといると、なんとなく口寂しくなってお菓子をつまんでしまったり、
小腹を満たすために不要な飲食をしてしまったりしがちです。
しかし、一度外に出てしまえば、
そういった誘惑からは物理的に距離を置くことができます。
適度に体を動かすことで、食事のサイクルも自然と整ってきました。
過度に節約をしてしまおうと気を張っている時こそ、心が窮屈になりがちです。
しかし散歩は、実質的にお金がかからないどころか、不要な出費(無駄な飲食や衝動買い)を抑えてくれるという、
非常に理にかなった効果をもたらしてくれます。
もちろん、日光を浴びて適度な運動をすることは、健康面でも間違いなくプラスに働きます。
最近では、妻がいない1人の時間であっても、
好んで散歩に出かけるようになりました。
普段は通らない道をあえて選んでみたり、
好きな音楽を聴きながらゆっくり歩いたり、
近くの公園で少し休憩してみたり。
買い物の時のように時間を気にしたり、せかせかしたりすることなく、様々な縛りから自分を解放してのんびりとした時間を過ごすことができます。
そして何より、歩くスピードだからこそ気づける景色があります。
最近であれば、春の訪れとともに
近所に咲く桜の移り変わりを眺めるのも、
散歩ならではの楽しみです。
少しずつ蕾がほころび、満開を迎え、
風に舞う花びらを眺める。
そんな季節の移ろいに、
自然と心がほっこりします。
ふと周りを見渡すと、意外と多くの方が同じように足を止めたり、スマートフォンで写真を撮ったりしている様子を伺うことができました。
車や自転車で通り過ぎていたら
決して気づけなかったであろう、
ご近所の方々との静かな季節の共有。
そんな温かい発見も、
散歩がもたらしてくれたものです。
日常の余白をどうデザインするか。
皆様も、もしぽっかりと空いた時間があれば、
あえて何も持たずに、
ふらっと外を歩いてみてはいかがでしょうか。
思いがけない気づきが、そこにあるかもしれません。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今日もあなたが自分だけの設計図を描き始める、ささやかなきっかけになれば幸いです☺️
