時間に追われても、丁寧を犠牲にしない|介護の「迷いとやり直し」を減らす2つの判断軸
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はじめに|丁寧を犠牲にせず、迷いを減らすために
こんにちは。
よりそいさん|すれ違い翻訳室 です。
この記事は、早く介助しなければならない現場で、
「急ぐと雑になりそう。でも、丁寧にしていると仕事が終わらない」
と迷っている介護者の方へ向けて書きました。
この記事では、
「何を急いでよいのか」
「どこでは待つべきなのか」
「何だけは省いてはいけないのか」
その判断を、私自身の経験から2つの軸に整理します。
「急ぐと雑になりそう。でも、丁寧にしていると仕事が終わらない」
私も介護職として働く中で、何度も迷いました。
ところが、
利用者さんを急かさず、
周囲の職員も慌てさせないのに、
ケアが滞りなく進んでいる人がいました。
何が違うのだろう?
見ていると、
その人たちは「何もかもを早くしていた」のではありませんでした。
早く進めるところと、絶対に省かないところを分けていたのです。
介助する側と、される側の両方から考えました
私は介護職として20年近く、支える側にいました。
現在は、医療や介助を受ける当事者として、10年近く現場を見ています。
両方の立場を経験して感じたのは、
介助者にとっては短い時間でも、
本人には長く感じられる場面があることです。
反対に、声かけや確認にわずかな時間を使うことで、
その後の動きがスムーズになる場面もあります。
早さと丁寧さが両立しにくいのは、
介助者の能力や思いやりが足りないからとは限りません。
どこを進めて、どこを省かないのか。
その判断の視点が、言葉として整理されていないことも一因だと思います。
この記事では、
私が両方の立場から考えるようになったことを、
2つの判断軸として整理しました。
迷ったときに、
自分の現場と照らし合わせるための判断材料としてお使いください。
この記事を読むことで目指すこと
この記事では、声かけ、排泄介助、着座時の支え方など、
実際の介助場面を通して「2つの判断軸」をお伝えします。
読み終えたあとには、
・何を急ぎ、何を待つのか
・何を省いてはいけないのか
・次の介助で何を一つ変えるのか
を、自分の現場に当てはめて考えられる状態を目指します。
この記事の最後には、
迷った場面を自分で整理するための「5つの確認項目」をまとめています。
時間に追われて迷ったときに思い出せる「3つの問い」を、
実際の介助例と一緒にお伝えします。
すべての介助方法を覚えるための記事ではありません。
迷った場面で、
何を進め、何を省かないのかを自分で考えるための記事です。
もし、
「急いだ方がいいのか、待った方がいいのか分からない」
「丁寧にしようとすると、どんどん時間がなくなる」
「安全確認は大切。でも、全部に時間をかけることもできない」
と迷うことがあるなら、
必要なのは、もっと速く動くことではありません。
何を進め、何を待ち、何を絶対に省かないのかを判断する基準です。
ここからは、
私が介助する側とされる側の両方を経験する中で
整理した「2つの判断軸」を、
声かけ・排泄介助・着座という
3つの場面に当てはめながらお伝えします。
読み終わったとき、
次の介助で迷った場面に対して、
「私はここを進める。ここは省かない」
と、一つ判断できる状態を目指します。
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