小学生と学ぶ英語史#204 “adult”
『英語語源ハンドブック』の見出し語に基づいて英単語の語源を学ぶシリーズ、第204回は "adult” 「大人」「大人の、成熟した」です。
今から500年前の16世紀にフランス語 adulte(成人した)から入ってきました。ラテン語の adolēscere(成長する)の過去分詞 adultus(成長した)に基づいています。そしてこの adolēscere の現在分詞 adolēscentem(成長している)からできたのが adolescent(青年期の)です。
英語に入ってきた当初は形容詞「成人した」の意味でしたが、17世紀になってからは名詞として「大人」の意味でも使われるようになりました。
古英語期には ġeþogen (þēon: 「育つ」の過去分詞)の語が「育った」の意味で使われていましたが、adult にとって変わられたようですね。
印欧祖語の *al-(成長する、育てる)に基づいています。他には英語本来語では old(古い、歳をとった)、elder(年長の)、elderly(年寄りの)などがあります。ラテン語由来では adult, adolescent の他に altitude(高度)、enhance(高める)、abolish(廃止する)などがあります。
また adult は英米でアクセントの位置が異なるのですね。アメリカでは /ədʌ́lt/ , イギリスでは /ǽdʌlt/ と発音されるのが多いようです。まだまだ勉強不足です。
上のイラストでは、英子さんが成長して大人になっています✨素敵な女性になりました😍(ari さん、勝手にすみません🙇♀️)
『英語語源ハンドブック』も10周目に入ったところで、明日から3日間は「小学生と学ぶ英語史」は夏休みとなります😆 ちょっと旅に出て参りますので、別の形で note 上でご報告する予定です(?)
暑い日が続いておりますので、皆さまくれぐれもご自愛くださいね🍉
