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発達障害の息子の高校選び。価値を実感するまで1年かかった#16

この時期になると、高校見学や学校説明会の話を耳にします。

受験生にとっては、志望校を決める大切な季節ですね。

こんにちは。
ADHDの夫と、ADHDと双極性障害を併発した息子を支えて25年。
2児の母(๑˃̵ᴗ˂̵)
はれこ と申します。

今日も笑顔でいられるよう、noteを書きます。


発達障害のあるお子さんを育てているご家庭は、進学先の悩みは大きいかもしれません。

わが家もそうでした。

息子にはADHDの特性があります。

発達障害の子育てには様々な困難があります。
彼らが少しでも楽に生活できる環境を考えるのは親として当然ですよね。

幸い、息子にとってぴったりな高校を県内で見つけることができました。

だから私は、どこかでこう考えていました。

高校に入れば楽になるかもしれない

息子自身も強く志望する高校です。
学校見学へ行き、その学校の価値を知り、自分で「ここに行きたい」と決めた高校でした。

受験勉強は決して楽ではありませんでした。
終わった後、息子はこう言いました。

「最後の方は、頭に砂利を詰め込んでいるみたいだった」

私は今でもその言葉を覚えています。

理解するためではなく、とにかく詰め込む。
必要なものも不要なものも関係なく押し込んでいくような感覚だったそうです。
自分を追い込んでたんですね。

それでも息子は努力し、志望校に合格しました。

私は安心しました。
息子も達成感を感じていると思っていました。

でも、現実は違いました。

高校生活が始まっても、息子に達成感はありません。むしろ苦しそうでした。

高校の最初の中間テストで頑張ったのに思うような結果が出なかったことも、その一因だったと思います。

中学までは努力が結果につながることが多かった

息子の高校は進学校、周りもみんな優秀です。
自分が頑張っても、その上を行く人がたくさんいます。

その現実は息子にとって想像以上に厳しかったのでしょう。

その結果、双極性障害を発症してしまいました。

双極性障害の原因は、解明されてません。
ただストレスフルな出来事や生活の変化が症状悪化の引き金となることがあります。

私は当時、「学校選びを間違えたのだろうか」
と考えたこともありました。

でも今はそう思いません。
息子が選んだ高校は、彼にとってとても良い学校でした。

人の個性を受け入れる空気があります。

周りを見ていると、発達特性があるのではないかと思う生徒も少なくありません。

みんな何かしらの得意や苦手を抱えながら、自分らしく過ごしています。

だから息子も否定されませんでした。

高校生活の価値は、入学した瞬間には分からないこともあります。

現在、様々な出来事を経て、息子はようやく自分が入った学校の価値を認め始めました。

「この高校で良かったと思う」

そう話すようになりました。

今、高校見学へ行っている受験生や保護者の方へ。
志望校選びは大切です。

でも、入学してすぐに「この学校で良かった」と思えなくても大丈夫です。

その価値に気づくまで時間がかかることもあります。

少なくとも、わが家はそうでした。

合格の先にある毎日を過ごしながら、少しずつ見えてくるものもあるのだと、私は息子から教わった気がしています。

息子は話してました。

「中学3年生の時は、絶対高校に受かりたかったから自分を追い込みすぎた。もっと受験生を楽しめば良かったし、今思えば楽しい時間だった。同じ志望校仲間と頑張ってたんだから。」

何がきっかけなのかわかりませんが
ようやく息子が自己承認できたようです。

しかし、達成感を得るのに1年もかかるとは…
双極性のうつが抜けて視野が広がったのか
ADHDの処理能力の遅さなのか、

ここまで時間がかかるとは…
驚きではありますが、ようやく
スタートラインに立てそうで良かったです。

↑現在、息子はADHDの薬を服用してません。
やめることになった経緯やその後の自分を語る話もよければお時間のあると時に、読みに来て頂けたらうれしいです(๑˃̵ᴗ˂̵)

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