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生成AIで"無双する人"と"苦しむ人"——ITコンサル20年・PMP保有の私が出した答え

プロローグ——ひろゆきの動画を見て、20年前を思い出した

「生成AIで無双する人と苦しむ人を分ける決定的な違い」

このテーマの動画を見ながら、私は20年前のことを思い出していた。

インターネットが普及し始めた頃、「ITを使いこなす人」と「ITに振り回される人」の間に大きな差が生まれた。あのときと、今は構造がまったく同じだと感じている。

動画のコメント欄にこんな言葉があった。

「AIを使っていろいろ試した技術者と、『AIすげー、技術者消える』って言ってるだけのやつでは意見が大きく異なる。そして実際は消えるのは後者」

これは本質を突いている。

ITコンサル20年・PMP保有、そして実際にGenSpark・Manus・Claude・Sunoを使い倒してきた私が、4つの観点から「AIとどう向き合うか」を正直に書く。

PM観点——AIは「優秀なメンバー」だが「PMの代わり」にはならない

PMとして20年働いてきて確信していることがある。

プロジェクトが失敗する原因の9割は、技術ではなく「人と組織」だ。

ステークホルダーの期待値のズレ、意思決定の遅さ、エスカレーションの失敗、チームの心理的安全性の欠如——AIはこれらを解決できない。

AIが得意なのは「決まった問いに対して高速で答えを出すこと」だ。でもPMの仕事の本質は「問いそのものを正しく設定すること」にある。

「何をゴールにするか」「誰の利益を優先するか」「どのリスクを許容するか」——これを決めるのは人間のPMであり続ける。

ただし、AIをうまく使えるPMと使えないPMの差は、これから急速に広がる。

私が実際にAIをPM業務に使っている場面はこうだ。

議事録の要約と次アクションの抽出、リスクリストの初期作成(Claudeに「このプロジェクト概要からリスクを30個挙げて」と投げる)、炎上しかけた際の初動対応チェックリストの確認、ステークホルダーへの報告メモの下書き——これらをAIに任せることで、PMとして本当に考えるべき「判断」の時間が増えた。

PMがAIを使いこなすとは「AIに仕事を奪われないようにすること」ではない。「AIを使って、人間にしかできない判断に集中できる環境を作ること」だ。

コンサル観点——「知っている人」の価値は下がる。「考えられる人」の価値は上がる

コンサルタントの仕事は大きく2つに分かれる。「情報を集めて整理する仕事」と「判断して提言する仕事」だ。

前者はAIに急速に代替されつつある。競合調査、市場分析、事例収集、資料作成の下書き——以前は数日かかっていた作業が、GenSparkやManusを使えば数時間で終わる。

「知っている人」の価値は下がる。「考えられる人」の価値は上がる。

コメント欄にあった「AIはちゃんと技術や知識をつけた人の補助ツール」という指摘はまさにそのとおりだ。AIが出したアウトプットが「正しいか」「クライアントの状況に合っているか」「実行可能か」を判断できるのは、経験と専門知識を持つ人間だけだ。

私がコンサルとしてAIを使う上で心がけていることは3つある。

AIのアウトプットを「ゼロ稿」として使い、自分の経験でリライトすること。AIが出した情報は必ず一次ソースを確認すること。クライアントの固有情報は一切AIに入力しないこと(これは絶対原則だ)。

AIを使いこなすコンサルタントが「AIを使わないコンサルタント10人分の仕事」をこなせる時代が、すでに始まっている。

副業観点——「作れる人」が圧倒的に有利になった

ひろゆきの動画で印象的だったのが「モノを作る楽しさ」についての話だ。

以前は「副業で稼ぐ」ためには、プログラミング・デザイン・動画編集・音楽制作のどれかのスキルが必要だった。これらを独学で習得するには数年かかる。

AIはその壁を大幅に下げた。

私自身、この半年でやったことを振り返ると——GenSparkとManusでLINEスタンプ32枚を自動生成してLINEクリエイターズマーケットに申請、Sunoで楽曲を制作、Claudeでnote記事を量産、GenSparkで炎上シナリオの研修教材を作成——これらはすべて「AIなしでは不可能だったこと」だ。

コメント欄に「ゲーム・漫画・映画って作られたものだけどAI使えば自分でモノを作れるから能動的に楽しめる」という投稿があった。

これが副業としてのAI活用の本質だと思う。「AIで稼ぐ」のではなく「AIで作って、作ったものを売る」という発想だ。

ただし、コメント欄にもあった「商用利用の著作権問題」は見落とせない。Sunoの無料版で作った曲は商用利用不可、生成した画像の権利関係も確認が必要だ。副業で使う場合は必ず有料プランで商用利用ライセンスを確認すること。

私がやっていること観点——「試し続ける」が最強の戦略

動画で最も共感した部分は「実際に使ってみた人とそうでない人の差」についての話だった。

私が半年間AIツールを使い続けてわかったことは、「AIの使い方に正解はなく、試行錯誤した量が直接スキルになる」ということだ。

最初にGenSparkでLINEスタンプを作ったとき、サンドボックスがリセットされて全データが消えた。参照画像のテキストが二重になった。チケットを無駄に消費した。

でもその失敗から「参照画像は使わない」「バッチ画像を早めにダウンロードする」「加工指示は一括で行う」という具体的なノウハウが生まれた。

失敗したことがそのままコンテンツになり、読んでくれる人の役に立つ。 これがAI時代のnoteクリエイターとしての私のスタンスだ。

コメント欄で「AIはPCと同じで無能が使ったところで大したものは出てこない」という意見があった。半分は正しいと思うが、半分は違うと感じる。

PCが普及した頃、「PCを使いこなせる人」と「使えない人」の差は大きかった。でも今はほぼ全員がPCを使える。AIも同じ道をたどる。今「試し続けている人」が3年後に「当たり前に使いこなせる人」になる。

早く始めた人が有利なのは間違いない。でも「始めていない人が終わり」でもない。今日から始めれば間に合う。

まとめ——「無双する人」と「苦しむ人」の差は、結局これだ

4つの観点で書いてきたが、最終的には一つのことに収束する。

「AIを道具として使う人」が無双し、「AIに使われる人」が苦しむ。

道具として使うとは、目的を自分で決めて、AIに適切な仕事を割り当て、アウトプットを自分の判断で評価することだ。

PMが要件定義をするように。コンサルが問いを設定するように。職人が道具を選ぶように。

AIの性能がどれだけ上がっても、「何のためにAIを使うか」を決めるのは人間だ。その問いを持ち続けている人が、AI時代を生き抜く。

私はこれからも試し続ける。失敗しながら、正直に書き続ける。

参照: 生成AIで"無双する人"と"苦しむ人"を分ける決定的な違いとは?ひろゆきさんが考える「AI時代の生存戦略」(新R25チャンネル)


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