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イコラブ・ノイミー・ニアジョイ——「歌姫・リーダー・センター」で3グループを比較してみた

プロローグ|同じ指原プロデュースなのに、なぜこんなに違うのか

=LOVE、≠ME、≒JOY——3グループとも指原莉乃さんがプロデュースしている。

でも3グループは全然違う。空気が違う。強みが違う。推せるポイントが違う。

なぜか。

「歌姫」「リーダー」「センター」という役割を3グループで比較すると、指原プロデュースの設計の緻密さが見えてくる。

PMとして20年、チームの役割設計を見続けてきた。その目で3グループを横断比較する。

比較①|歌姫——3グループの「声の顔」は誰か

=LOVE:諸橋沙夏さん+佐々木舞香さん

イコラブは「歌姫が2人いる」という贅沢な構造だ。

諸橋沙夏さんは「深みと艶」。THE FIRST TAKEで一音一音に感情を宿せる表現力は、グループ随一だ。最年長として歌の水準を引き上げ続けている。

佐々木舞香さんは「パワーとハイトーン」。2度の休止を経て復活した強さが歌声に宿っている。センター曲12曲以上、グループの「声の看板」として機能してきた。

2人の歌声は全く違う。でも両方が揃っているから、イコラブの楽曲は幅が広い。

≠ME:冨田菜々風さん+櫻井ももさん

ノイミーは「センターと歌が同一人物」という構造だ。

冨田菜々風さんは歌もダンスも最強クラス。指原Pがオーディション時からセンターと決めていたほどの実力者だ。歌唱力とパフォーマンス力を兼ね備えた「総合格闘家」型。

櫻井ももさんは「鬼レンチャン達成」でバズった実力者。甘い歌声の中に芯がある。ノイミーの楽曲に深みを加える存在だ。

≒JOY:小澤愛実さん+大西葵さん

ニアジョイは「歌で勝負する」グループだ。

小澤愛実さんはリーダーでありながら歌姫という二刀流。指原Pが「この歌声を埋もれさせるのは勿体ない」と直接スカウトした逸材だ。

大西葵さんは「歌の守護神」。太宰治・遠藤周作を愛読する文学少女という一面を持ちながら、休養を経てさらに強くなった歌声は唯一無二だ。

歌姫比較まとめ

=LOVE:諸橋沙夏・佐々木舞香
特徴:深み×パワーの2枚看板 聴きどころ:表現力の幅広さ

≠ME:冨田菜々風・櫻井もも
特徴:センターと歌が一体化 聴きどころ:圧倒的なパフォーマンス

≒JOY:小澤愛実・大西葵
特徴:全員の歌力が高い 聴きどころ:声の質の高さ

比較②|リーダー——3グループの「まとめ役」はどう違うか

=LOVE:山本杏奈さん

「毎日続けられる誠実さ」がリーダーの条件だと証明した人。

SHOWROOMを約5年間毎日配信し続けた。自分のことだけでも大変なはずなのに、常にメンバーの気持ちに寄り添う。「チームを自分より大切にできる」というリーダーの本質を体現している。

イコラブが9年間ぶれなかった理由の一つは、間違いなくこのリーダーの存在だ。

≠ME:蟹沢萌子さん

「リスペクトが組織を強くする」を体現したリーダー。

=LOVEのリーダー・山本杏奈さんへの深いリスペクトを公言している。姉妹グループのリーダーをライバル視せず、「偉大な存在」と表現できる——この姿勢がノイミーの組織文化を作っている。欅坂46への憧れがオーディションへの扉を開いた情熱の人でもある。

≒JOY:小澤愛実さん

「歌姫とリーダーの二刀流」という唯一無二のポジション。

指原Pに直接スカウトされた歌の実力者でありながら、グループをまとめるリーダーでもある。ニアジョイが「全員実力派」として認知されているのは、このリーダーが歌でも組織管理でも水準を作っているからだ。

リーダー比較まとめ

=LOVE:山本杏奈
リーダーシップの型:寄り添い型・継続力 就任のきっかけ:指原Pが指名

≠ME:蟹沢萌子
リーダーシップの型:リスペクト型・文化醸成 就任のきっかけ:オーディション後に選出

≒JOY:小澤愛実
リーダーシップの型:実力型・二刀流 就任のきっかけ:グループ結成時から

比較③|センター——3グループの「顔」はどう決まるのか

=LOVE:分散型センター——「誰でもなれる」文化

イコラブのセンター文化は「分散型」だ。

髙松瞳さんがデビューから5作連続センターを務めた後、自らセンターを手放した。その後は佐々木舞香さん・野口衣織さんのWセンターをはじめ、様々なメンバーがセンターを経験している。瀧脇笙古さんの「BPM170の君へ」、齋藤樹愛羅さんの「ラストノートしか知らない」——最年少メンバーもセンターを経験した。

「センターは固定しない。チームが成長するために最適な人が立つ」——これがイコラブのセンター哲学だ。

≠ME:集中型センター——「最強の人が立つ」文化

ノイミーは冨田菜々風さんを中心に据えた「集中型」だ。

オーディション時から指原Pがセンターと決めていた。実力最強の人間が顔になる——シンプルで強い論理だ。冨田さんのパフォーマンスが「ノイミーといえばこれ」という印象を作り、グループのブランドを確立した。

≒JOY:挑戦型センター——「新しいセンターを育てる」文化

ニアジョイは江角怜音さんが初代センターを務め、その後天野香乃愛さんら様々なメンバーがセンターに挑戦している。まだ歴史が浅いからこそ「誰がセンターになるか」という楽しみが現在進行形だ。

センター比較まとめ

=LOVE:分散型(多数)
文化:誰でもなれる 面白さ:誰がいつセンターになるか予測不能

≠ME:集中型(冨田菜々風)
文化:最強が立つ 面白さ:センターの完成度が高い

≒JOY:挑戦型(進化中)
文化:次世代を育てる 面白さ:これから誰が台頭するか

比較④|ダンス——3グループのパフォーマンスの違い

=LOVE:表現力型

野口衣織さんの「手遅れcaution」に象徴されるように、イコラブのダンスは「感情を乗せる」表現力型だ。技術だけでなく、その人間の経験と感情が溶け込んだパフォーマンスが持ち味だ。

≠ME:激しさ型

ノイミーの楽曲は全体的に激しい。「チョコレートメランコリー」、「す、好きじゃない!」、「はにかみショート」などダンスの切れ味とスピードが売りだ。永田詩央里さん・落合希来里さんのダンス基礎力がグループ全体の水準を引き上げている。

≒JOY:丁寧さ型

藤沢莉子さん(元子役)を筆頭に、基礎が丁寧だ。まだ歴史が浅い分、一つ一つのパフォーマンスへの真剣さが伝わってくる。

ダンス比較まとめ

=LOVE:表現力型
特徴:感情を乗せるダンス 代表:野口衣織「手遅れcaution」

≠ME:激しさ型
特徴:切れ味とスピードが売り 代表:永田詩央里・落合希来里のダンス基礎力

≒JOY:丁寧さ型
特徴:基礎が丁寧・真剣さが伝わる 代表:藤沢莉子(元子役)

エピローグ|同じ指原プロデュースで、なぜこんなに違うのか

3グループを比較して改めて気づく。

指原莉乃さんは3グループを「同じもの」として作っていない。

=LOVEには「長く続く文化」を。
≠MEには「実力で勝負する文化」を。
≒JOYには「次世代を育てる文化」を
——それぞれに違う設計思想を持ち込んでいる。

PMとして言えば「ポートフォリオ経営」だ。3グループが同じ方向を向かず、それぞれが違う強みを持つことで、指原プロデュース全体として幅広いファン層に届く。

歌声で選ぶならニアジョイ。パフォーマンスで選ぶならノイミー。物語で選ぶならイコラブ。

——もちろん全部好きになっても構わない。

©shiraco|PMPおじさんの実践ノート @NoteCcm42090
関連記事:
指原×PMシリーズ → https://note.com/quiet_emu2080/m/m957be4f5d32b
≒JOYが教えてくれた「3番手の戦略論」 → https://note.com/quiet_emu2080/n/n8bbc134904dd
≠MEが証明した「2番手の戦略論」 → https://note.com/quiet_emu2080/n/n4e15cbbb4402
=・≠・≒——3つの記号に込めた哲学 → https://note.com/quiet_emu2080/n/n2a7a5f90100d

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