【優良企業なのに下落!?】株価と企業価値のパラドックス
会社の犬です。
今日は株式投資の上で、重要となる指標をテーマにした
お話です。
皆さんは株式投資をする時に、
何を持って銘柄を選びますか??
「収益力が高く、キャッシュフローが健全なもの」
「株主優待や、配当金などの株主還元のよいもの」
「話題性が高く、勢いのありそうなもの」
とりあえず知っている企業だから、勤めている会社の持ち株制度で購入と言うのもあるかもしれません。
多くの場合、色々な指標やデータから株価を分析し、
自身が投資するに値する企業かそうでないかを見極めていると思います。
この株価の分析には
ファンダメンタルズ分析
経済状況や、業績などからその企業の本質的価値を
算出するもの
テクニカル分析
株価の値動きや、過去のパターンより将来の相場展開を
予測したもの
があります。
ファンダメンタルズ派 → 「テクニカルはオカルト」
テクニカル派 → 「個人投資家には不要」
と言った具合で二項対立が語られることがありますが
私の考えは
長期的にはファンダメンタルズが株価を決める。
短期的にはテクニカルと投資家心理が株価を決める。
株価=企業価値 × 投資家心理
です。
実際の相場は企業価値だけでなく
「人間の集団心理」で動きます。
• 業績絶好調
• 利益成長率20%
• 財務健全
みたいな会社でも、決算直後に株価が10%下がるなんてことは往々にしてあります。
なぜなら、
「期待ほどではなかった」
「チャートが崩れた」
「機関投資家が利益確定した」
と言った理由で売られてしまうからです。
逆に赤字企業でも、
• AI関連
• SNSで話題
• チャートが上向き
というだけで株価が何倍にも膨れ上がることもあります。
同じ悪材料でも、
みんなが警戒していた(が思っていた程ではなかった)
→株価上昇
誰も警戒していなかった
→株価暴落
ということは普通に起こります。
例を出すと
投資家「利益が50%くらい落ちるかも…」と警戒
→実際は30%減だった
これは悪材料ですが、「思ったよりマシだった」
ので株価が上がることがあります。
その逆では
投資家が「業績好調が続く」と期待
→実際は少しだけ成長鈍化
すると、業績成長はしているのに「予想より悪い」
ので暴落することもあります。
個人投資家の中にはファンダメンタルズ分析を行わない
• PERを知らない
• ROEを見ない
• 決算書読まない
と言う人もたくさんいるのではないでしょうか。
かく言う私も、決算書を読むことはほとんどありません。
ノイズの排除や情報格差の無効化という点では
逆にメリットとなる場合もあります。
「上がってるから買う」
「下がってるから怖い」
という行動が集まってチャートが形成されるので
テクニカル分析が効く理由は、
「チャートに意味があるからではなく、みんながチャートを見て行動するから」
とも言えます。
ただここで面白いのが
もしファンダメンタルが完全に無視されるなら、
NVIDIA や Microsoft や Apple が何十年も上がり続ける説明がつかないということです。
市場がどんなに過熱しても、最終的には「企業の利益」や「国の経済状況」といった基礎的条件(ファンダメンタルズ)に収束するため、それを無視しての長期運用はリスクを伴います。
例えば悪材料が出て株価が20%下落したとしても、
• 売上は伸びている
• 営業利益も黒字
• キャッシュフローも健全
• 借金も過大ではない
• 一時的な要因で業績が悪化しただけ
と分かっていれば、
「会社の価値が20%も下がったわけじゃない」
と冷静に判断できる。
逆に、
• 利益は出ているように見える
• でも営業キャッシュフローがずっとマイナス
• 借入金が急増
• 増資の可能性が高い
の様な状態であれば、
「これは株価下落の始まりかもしれない」
と考えることもできる。
よってファンダメンタル分析は、
“株価を予想するため”というより、株価が大きく動いた時に自分の判断軸を持つためのもの
であると言えます。
かの有名な投資の神様ウォーレン・バフェット氏の師であり伝説的な投資家のベンジャミン・グレアム氏が残した
「株式市場は短期では人気投票だが、長期では計量器だ」
と言う言葉がまさに株式相場の本質で
短期は「みんながどう思うか」
長期は「その会社がどれだけ稼いだか」

と、まぁ色々と語ってしまいました、が私の中での結論は
コレです!!
銘柄選びはファンダメンタル
買うタイミングはテクニカル
この買い方が1番理にかなっていると思います。
※あくまで個人の意見です
具体的にはそれぞれどの様な分析を行なっていくかは
また別の記事で紹介します。
それではまた次回の記事でお会いしましょう。

