与えるほど、満ちる『世界最大の陵墓』
民のかまどに、煙が立たない🍚
西暦400年前後、古墳時代
仁徳天皇はそれを見て、税を止めた。三年間。宮殿が朽ちても、修繕しなかった。

やがて豊かになり、民は自ら宮殿を建て直した。強制されたわけではない。
■満ちたから、返した。
大山古墳、正式名称は百舌鳥耳原中陵(もずのみみはらのなかのみささぎ)
場所は現在の大阪府堺市
全長486メートル。ギザの大ピラミッドをも超える。
その大きさは権力の証ではなく、民が積み上げた感謝の堆積かもしれない。
そして古墳時代から千六百年。
江戸の五公五民でさえ重税と呼ばれた。現代日本の税率は、最大55%に達する。

かまどの煙は、今も立っているだろうか。
カンナビノイドも、似た原理で動く。
身体には、バランスを取り戻そうとする仕組みが既に備わっている。
エンドカンナビノイド系
ECSと呼ばれるその機構は、過剰を抑え、不足を補い、恒常性を維持しようとする。
働きを強制しない。
本来の機能を発揮しやすくする。
身体の声を奪わず、支える。
与えるのではなく、委ねる。するとECSが、静けさを取り戻していく。
それは千六百年前も、細胞の中でも、変わらない。
