冬トマトが劇的にうまい!色づきの秘密
いつもお読み頂きありがとうございます。
冬はほうれん草を筆頭に葉物野菜を中心に作っているのですが、今冬は12月まで気温の高い日が続いていました。ようやく12月中旬から例年の冬らしい気温となりちょっと安心しています。
家庭菜園シリーズは「トマトも熱中症、喜べない花芽がたくさんできる現象」として今年の夏の異常事態についてご紹介しました。
気温がなかなか下がらないのでそんなトマトを放っておいたら意外な結果となりましたので、今回は前回に引き続きミニトマトについて新たな情報を記載していこうと思います。これでトマトシリーズは3作目。
続けていると面白い発見が多くあり、作りやすいミニトマトは本当におススメです。
トマトの色づき(熟す)公式
皆さんご存じの通りトマトは黄色い花が咲いて、青い実ができて赤やオレンジの完熟状態になります。


子どもとトマト栽培していて、「早く赤くならないかな~」と毎日楽しみに待ち続ける姿は微笑ましいものです。
そして、実が出来始めてから色づきまでがかなり長い・・・。
調べてみるとどうも気温が関係しているようで公式が存在するみたいですのでご紹介します。
トマトが「どのくらいの気温で」「何日くらいで」熟すかは、**積算温度(有効積算温度)**という考え方で説明するのがいちばん実用的みたいです。畑の現場でも、施設栽培でもよく使われます。
■ トマト成熟の目安(開花〜赤熟)
積算温度の公式/有効積算温度 = Σ(日平均気温 − 基準温度)
基準温度:10℃
必要な積算温度▶ 900〜1,100℃・日(品種・環境で前後)
私が主に作るミニトマトの積算温度はちょっと低くて800~1,000℃らしいです。体積が小さいからですかね?
つまり、どういうことかというと?
例①:日平均気温が25℃の場合
25℃ − 10℃ = 15℃
900 ÷ 15 = 約60日
▶ 開花から約60日で赤くなる
例②:日平均気温が20℃の場合
20℃ − 10℃ = 10℃
900 ÷ 10 = 約90日
▶開花から約90日

ってな感じです。これが分かると収穫時期がすぐにわかります!!
これは便利♪
ただ、
生育が最も安定: 20〜25℃
着色が進む :18〜24℃
高温障害 :30℃以上
生育停止 :10℃以下
夜温が高すぎる(25℃超)と 色が薄い・酸味が弱いなど品質低下が起きやすいらしいので要注意です。近年の夏は高温障害がでやすいと前回紹介しました。
冬のトマトが実は美味しい!
夏野菜の代表格のトマトですが、流通の関係で赤くなる直前で収穫し流通にのせている間に成熟していって店頭に並ぶ頃に赤い状態にして販売することが多いようです。
完熟トマトを収穫直後に楽しめるのが家庭菜園の醍醐味ですね~。
一般的に寒暖差があると野菜は糖をつくって甘くなります。なんかあんまり美味しくない(甘くない)トマトにあたることがあると思いますが昼夜の気温差がないと味がぼやける感じになるそうです。
先ほどの公式を使うと冬は10℃以下で生育停止しトマトが成熟していかないことになりますね。冬はハウス栽培などでしか作れないということです。
が、今年の冬は比較的暖かくて通常できない12月までたくさんトマトができました。トマトを片づけたのは12月21日⁉
この時に大きい青い実がたくさんあって、いつもは畑に鋤き込んで肥料にしてしまうのですが、なんかもったいない・・・青いまま収穫してみました!

その数! 86個!!!
青いトマト(未成熟)にはトマチンという天然の毒性成分が含まれます。未熟なほど 多く、大量摂取で 腹痛・吐き気・下痢・頭痛などの原因になりますので注意が必要です。完熟すると ほぼ分解・減少しますので熟す直前の青い実であれば大丈夫のようです。
とは言え食中毒を考えると青い実を食べるのには勇気がいります・・・
室内で追熟すればいいのでは!?
と思いつき暖房のきいた部屋かつ陽当たりのいい場所に置いてみたところ!

色づいた!!!!
まぁ、公式に従えばそうなりますよね♪流通の時間差と同じです。
一つつまんでみると、「甘い!味が濃い!!」
夏に比べ熟すのに時間がかかるのがいいのかわかりませんが、とにかく美味しいんです。新たな発見でした。
実はこの作り方の方が美味しいトマトができるんじゃないかと思いつつ、収穫量の少なさでビジネスにはならなさそうです(笑)
これも少量栽培の家庭菜園ならではの楽しみですね♪

組織における人材育成もじっくり、ゆっくり成長を急がせすぎず「待つ」ことがコツなのかもしれません。冬の厳しさのようにちょっと過酷な環境の方が力はつきそうですね。
企業TOPとして冬トマトのように見守るのが私の仕事だと肝に銘じていきたいと思います!
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