記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

BLドラマ『Love in The Air -恋の予感-』 -風×空という激重カプと甘いガナリ

ボネクワが完結したタイミングなので寝ぼけていると思われそうだが私は正気だ。

実はこの作品について感想を書く予定はなかった。私はタイBLドラマの日本リメイク作について、あまり積極的に感想を発信してこなかった。というのも、思うことはあるのだが、タイBLドラマFandomってどうもかなり奥が深そう(沼が深そう)だなということが割と早い段階でわかり、素人が妙なことを言ったら秒で焼かれると思い敬意を払って沈黙していた。
正直まだビビっているのだが、サブタイトルに書いたとおり本作の風×空にドはまりしてしまいどうしても吐き出しておきたいので、これを機に少し思うことなども書きたい。けど多分ずっと風空の話になると思う。

最初この日記は、以前書いた「BLドラマで出会った素敵な楽曲・アーティスト」の第二弾にしようと思って書き始めた。

というのも、様々な経緯を経て(後述)河合風磨を演じた鈴木暁(あさひ)さんが所属しているWATWINGがめちゃくちゃにかっこいいことを今日知ったのだ(情弱ですみません)。ちょうど一昨日(2/28)WATWINGの新しいPVがYoutubeにアップされていたので、そちらを貼って感想を書こうと思っていたのだが、そもそもどういう経緯でWATWINGにたどり着いたかを早口で書いているうちに「もうこれは風空のことをメインにしないと失礼だな」というレベルに長くなってしまった。書き直す気力がないので、そのときの体裁を残したまま日記の続きを書いていこうと思う。以下、しばらくの早口をお許しいただきたい。

改めて、まず私はこの『Love in The Air -恋の予感- 』の河合風磨×空野快のカップリングがめちゃくちゃに好きだ。特に快くんの影がある雰囲気と風磨さんに対してツンケンしてる感じと重い過去を抱えつつそれよりも激重な「日記で恋心と不安を囁く」という趣味を持っているところがめちゃくちゃに刺さってしまって、二人のシーンを何回も何回も何回も見ている。陽キャ金持ち遊び人×ワケありツンデレ美人なんてなんぼあってもいいですからね。でもなんぼもないんすよ。だから何回も見てるんすよ。
これだけ何度も見ていると、情弱の私もさすがに演者の方が気になってきて、快くんを演じた長妻怜央さんってどんな方なのかなとググったところ、まず初めに「既婚」の情報が目に入ってしまい、断末魔のような叫び声をあげてウィンドウを閉じてしまった。いや全然、気にしないし、役者さんとキャラクターは全く別なので、長妻さんの幸せを心から願っているのだが、なんか坂の文字が見えた気がする、いやちょっと心の準備が足りなかったせいで、思ったより激しいダメージを受けた。その後(数分の仮死状態を経て)既婚以外の情報についても調べたのだが、あまりにダメージが大きかったのか脳に情報が定着しないまま数日が経過していた。
それでも好きカプは見るわけなので、今日も日課として風空のキスシーンをじっくり舐めるように見ていたのだが、そういえば風磨さんのことを調べていないなと気が付き、この柑橘が弾けるような爽やかな甘さで笑う鈴木暁さんは他にどのようなことをされているのかと調べて失礼ながらようやくWATWINGにたどり着いた。疎くて本当に申し訳ない。(ここまで早口)

BLドラマの演者さんの普段の活動を調べることが多くなったこの数か月だが、信じられないくらいみんなダンスも歌もうまくて、最近の若い人ってみんなこうなの……?と泣きそうになる。中でも鈴木暁さんはすごいインパクトだった。この方、「死ぬほど甘い声でガナリをやる」。
ガナリには結構慣れている自覚がある。昔から好きだったビジュアル系はガナリが多いし、ハロー!プロジェクトもガナリを武器にしている曲やメンバーがたくさんいる。でも「甘いガナリ」なんて聞いたことがない。そもそもガナリが甘いとか意味がわからない。鈴木さんの歌唱を聞くまでそんなものが存在すると想像すらしたことがなかった。

えっなにこれ。そもそもガナリじゃないのか?もうよくわからん。
しかも鈴木さん、作曲と作詞までしている。意味がわからん。とても才能に溢れた方だと思うと同時に、インタビュー記事などを見るととんでもない努力の人であることがわかるので、才能を最大限に引き延ばす努力を惜しまない強い方なのだなと感じ入る。
デビュー直後がちょうどコロナ禍に重なってしまうという、私の大好きなBEYOOOOONDSと同じ苦境を味わっている点も、個人的に染みた。脱線するが、本当に「コロナ禍」という濃霧の時代は、たくさんのステージアーティストにとって苦しい季節であったし、音楽ファンにとっては計り知れないほどの機会損失になった。多分コロナがなかったらもっと早くWATWINGにたどり着けてた。悔しい。

演者さん自身の活動とキャラクターの話をごっちゃにして書くのは好ましくないので、ここからは早口パートで書きそびれた風空の話に戻る。
前半に早口で書いた「快くんの影がある雰囲気と風磨さんに対してツンケンしてる感じと重い過去を抱えつつそれよりも激重な『日記で恋心と不安を囁く』という趣味を持っているところがめちゃくちゃに刺さった」という部分の続きなのだが、え……なにそのクソデカ感情日記?って思いませんでしたか?
しかもそれを風磨さんが音読する。やめてやってくれ、と思ったけれど、快にはそれが必要だったのかもしれないなと思った。そうでもしないと、彼は風磨さんの想いにも自分の想いにも真正面から向き合えない。日記の中に不安で不安定な自分を閉じ込めて、普段の冷静な自分を保っていたのだろうと思うと、床にうずくまって震えながら耳を塞ぐ彼の張り詰めた背中が苦しい。飄々としていて明るくて、甘い笑顔と甘い声で、甘い言葉をまっすぐに伝える風磨さんのような人じゃないと、彼を優しく包み込んであげられないのだろうな。
しかもすべてを受け入れてもらったあとに抱き合いながらも「早く僕に飽きてよ」と縋るように言ってしまうのが、激重。敢えてそのあとの「飽きないで」というモノローグはない方がよかった気がする。風磨さんも私たちも十分わかっているので(後方彼氏顔)。
そもそも、快を演じる長妻怜央さんの顔を含む肉体すべてが好みすぎる。骨格がはっきりしていて、少し不健康に見えるくらいの細さで、手足と指が骨ばっていて長くて、血管が浮いていて、私好みの激重美人としての素質を持ちすぎている。
それから、一番初めに置いた公式サイトから「Cast」を見ると、主役四人の中で長妻さんが際立って、このドラマに挑むこと、空野快を演じることに慎重な姿勢であることがわかるのが、個人的にとてもとても嬉しかった。だからこそオリジナルのskyとはまた別のキャラクターとして、繊細で臆病で激重な「空野快」というキャラクターが生まれたのだと思う。
明確にしておきたいのは、これは長妻さん以外のお三方に対して言いたいことがあるということでは決してない。ただ単に私が空野快にハマってるというだけです。

タイBLドラマFandomの怒りを買うことを恐れてこれまで言わなかったことは、「海外のBLドラマの日本版を制作するにあたってどれくらいのローカライズを施しているのだろう」という疑問だ。
私はもともと海外ゲームのローカライズに関わった経験が何度かあり、はっきり言うとローカライズにかなりうるさい。国が異なれば、当然文化や習慣も異なる。またこれも口が酸っぱくなる話題だが、LGBTへの社会の理解度も異なるし、法律・制度にも差がある。そしてもっと細かいことを言えば、感情を伝えるときに使う言葉、順番、選ぶ優先度も違う。
タイBLについては、タイならではの良さやタイの空気を感じさせることが効果的な側面が大きいため、あえて日本の文化に寄せずに表現している部分があるのは理解している。しかし原作サイドが許すのであれば、せめてセリフ周りはもう少し手を入れられるのではないかと思っている。
というのも、脚本の時点でセリフが十分にローカライズされていないと、それがキャストの口に乗ったときに違和感を生み、その違和感が最終的に演技の評価に変換されてしまうからだ。「なんか変なセリフだな」という視聴者の感覚は、「不自然な文章だな」ではなく「不自然な演技だな」という結論になる。それが非常にもったいないなと思うことが、日本版ドラマを見ていて何度もある。
まだ海外のドラマをオリジナルとする日本版ドラマは多くはない。今後日本のドラマはもちろん、素晴らしい海外BLドラマの日本版がたくさん制作されることを願っている。そしてそのためには多くの俳優さんの尽力が必要になる。だからこそ、彼らの可能性を最大限に広げるためにも、制作に必要なローカライズが十分に施される余裕が生まれてくれることを期待したい。

構成がめちゃくちゃな日記になってしまった。しかもずっと早口じゃん。
余裕がなくて嵐雨にまったく触れられなかった。しょまたくのお二人、ボネクワも本当にありがとうございました。神。


いいなと思ったら応援しよう!