月1万円の飲み代が1,100万円になる話 — ゲイバーで毎週飲んでた20代の自分へ | NISA・iDeCo・つみたて投資って結局なに?
こんにちは。にじFIRE🏳️🌈です。
今日は、20代前半の僕に向けて書きます。
ゲイバーで毎週のように飲んで、朝5時にラーメン食べて、
今を生きるのに必死だった、あの頃の僕へ。
もしあの頃、誰かに投資の話をされたら、
たぶんこう言ったと思います。
「いや、株とか無理。ギャンブルでしょ?」
「投資じゃなくて、将来のために貯金」
お金に対する恐怖心などが形成された生い立ちについては、
以前の記事でも触れましたが、あの頃の僕にとって、
「投資は危ない」
「金持ちがやるもの」
「才能が必要」
といったイメージでした。
しかし、「お金の仕組み」を少しでも理解し、
当時に少しでもアクションを起こしていたら、
今の人生は全く違っただろうに、と振り返っております。
本日は、そんな若かりし頃の僕に向けて、
資産形成の基本・用語・制度などを解説をし、
「ママ的な視点」でアドバイスを送ってみたいと思います。
投資はギャンブルじゃない
まず、当時の僕に以下を伝えたいと思います。
ギャンブルは、短期で当てにいく。
投資の基本は、長期で平均を取りにいく。
例えば、S&P 500(アメリカの代表的な株価指数)
これはアメリカの主要企業500社を合わせた
いわゆる「詰め合わせパック」のようなもの。
1社に賭けるんじゃない。
「経済全体の成長に乗っかる」発想です。
もちろん、上下はする。
リーマンショックの衝撃がまだ大きかった僕には怖かった。
でも、長期では成長してきた歴史がある。
これは「当てるゲーム」ではなく、
「時間を味方にするゲーム」。
複利の力

まず、このグラフを見てほしい。
最初はほとんど増えない。
10年くらいでは、大したことない。
でも後半、カーブが一気に立ち上がる。
これが「複利」の力で、利益が利益を生む仕組み。
一方で、「単利」は利益を投資に充てない場合を指し、
「雪だるま式」には増えないです。
以下が比較表ですが、毎月1万円 × 30年で積み立てると、
元本は360万円ですが、最終的には約830万円。

元本との差額は約470万円。そして、単利との差額は約270万。
才能ゼロ。 センス不要。
一度設定して、その後は時間だけ。
ゲイバーなどで使っていた当時の月1万円が、
将来的には、2倍以上になるかもしれない。
「若さ至上主義」の世界
もちろん人によってタイプは違いますが、
「若いほうが有利」という、少し残酷な現実が、
ゲイコミュニティにはあると思います。
(まぁ、世間一般に言えることですが…)
投資の世界も同じです。
例えば、60歳時点での金額で考えた場合、
40歳になってから2万円の積立を始めるより、
20代で1万円積んでいたほうが圧倒的に有利。

月額は倍なのに、始める年齢だけで、最終結果は倍近く違う。
コツコツと積み立てる投資の世界は、容赦なく若者に有利です。
アラフォーとして悲しくなりますが、現実です。
NISAって何?
NISAをひとことで言うと、
投資の利益に税金がかからない制度。
「誰もが平等に享受できる制度」で、
LGBTQ+コミュニティーにとっても同じ仕組みです。
NISAって難しく聞こえるけど、やることは普通の投資と同じ。
税金が優遇される「お金の置き場所」があるという違いだけ。
普通の投資では、利益の約20%が税金で取られます。
(例えば10万円増えたら、約2万円は税金で消える)
でも、NISAなら10万円そのまま。
当然、若い頃は保有資産が比較的少ないので、
20%の大きさが「実感」出来ないと思います。
しかし、資産形成の過程で1,000万円単位で、
物事を考えるようになってくると、
20%の重みがわかると思います。
1,000万円の利益は200万円で、
1年生活できるレベルです。
iDeCoって何?
iDeCoは、自分で作る年金。
勤務先で似た制度があっても、使える制度です。
特徴はシンプルです。
税金が安くなる(投資した掛け金が所得控除)
投資で稼いだ運用益も非課税
しかし、60歳まで引き出せない
つまり「老後専用」
若い頃の僕は思ったはず。
「60歳とか遠すぎる」
でも、将来の自分は、確実に来る。
しかし、注意点もある。
原則として定年時まで引き出せないデメリット、
そして制度の改悪など、iDecoは賛否両論はある。
なので、当時の自分にアドバイスするとすれば、
「まずはNISAからまず始めればいい」と伝えると思います。
ドル・コスト平均法って何?
名前は難しい。しかし、やることは簡単。
毎月同じ金額を投資し、コツコツを買って、
「平均点をとりに行く」投資方法です。
99%の人はこの投資方法でいいので、
とりあえず月1万円でも投資しなさい、
と過去の自分に伝えると思います。
下記のように、価格が下がれば多くの株を買える。
上がれば少ない株しか買えない。
しかし、平均的に上がっていく想定。

タイミングを図らず、自動設定でやる。
お金に対する恐怖感があった僕にとって、
「暴落して怖い」「上がって欲張る」といった
感情を排除できることは大きいです。
なので、とりあえず設定して忘れなさい、と言いたいですね。
なんか、偉そうな「ママ口調」になってきましたね(笑)
FIRE視点で見る月1万円
FIREの基本については、今後書きたいと思いますが、
「年間生活費 × 25」を投資することが、1つの目安です。
たとえば、月20万円で生活しているなら年間240万円。
240万円 × 25 = 6,000万円
これが目安。
そして、必要な生活費を月1万円下げられたとします。
月19万円生活 = 年間228万円
228万円 × 25 = 5,700万円
たった1万円で、必要額は300万円減ります。
さらに、その1万円を年利5%で30年積み立てると約830万円。
つまり、
必要額が300万円減る
投資資産が830万円増える
合計で、1,100万円以上の差。
これはもう、誤差じゃない。
人生が変わるレベルですね。
LGBTQ+として考える
「今を生きる」のに必死な状況である方が、
コミュニティーの中で多い現実は否定しません。
社会の情勢的に、以下のような現実があります。
親との距離がある
老後に頼れる人がいるとは限らない
稼げる・安定した職につけない
将来が見えないから、今が楽しい方を選ぶ
だからこそ、制度が中立な部分は、確実に使う。
特別な投資はいらない。
まずは1万円でもいいから、税制上有利な制度を使い積立。
そこからのスタートでいい。
若い頃の僕へ
ゲイバーで毎週のように飲んでいた自分へ。
若さが味方になるのは、恋愛だけではない。
そして、将来の不安は必ず来るから、
その飲み代の1万円を、感情抜きにコツコツ投資しなさい。
ゲイとして享受できない制度は世の中にたくさんあるが、
NISAなどの資産形成に役立つ制度は、
誰にとっても同じだから利用しなさい。
アラフォーの今、思います。
もっと早く知りたかった。
でも、今日が一番若い。
だから、今日からでいい。
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