ルーチェの腸内突撃インタビュー vol.5「ミト子」編 Special Episode 4.5
ルーチェ「ミト子〜!お疲れっ!今日もエネルギーの炉、バチバチ燃えてるね〜!」
ミト子「うるさっ……あ、ルーチェか。そっちはお気楽でいいわね」
ルーチェ「え〜、なになに、また寝不足?てかミト子って、何菌なの?」
ミト子「菌じゃないわよ。ミトコンドリア。人間の細胞の中にいる、“エネルギー製造担当”ってとこ」
ルーチェ「おお〜、ってことは、腸主が動いたり考えたりできるのって、全部ミト子のおかげ?」
ミト子「まあね。ATPっていうエネルギー分子を作ってるの、うちらだから。糖も脂質も、最後は私らが“燃やす”のよ」
プロテインの夜は、燃えなかった
ルーチェ「かっこいい〜!……で、“プロテインの夜”、あれってどうだったの?」
ミト子「タンパク質はさ、エネルギー源じゃないのよ。なのに糖質も脂質もなくて、いきなり大量に来られても、こっちはどうしろっての」
ルーチェ「じゃあ、プロテイン飲んで“元気になる”っていうのは……?」
ミト子「うまく回ればね。でも副腎疲労とかで糖新生ばっかりさせられてる体だと、逆に燃え尽きる。ミネラルも、ビタミンB群もなきゃ、回路は回らないの」
ルーチェ「わ〜……それ、腸主に届いてないなあ……」
ミト子「こっちはずっとSOS出してんだけどね」
膜上浮遊体
ルーチェ「……って感じで、今日も発酵はそこそこ順調〜。エネルギー炉の方はどうだった?」
ミト子「ま、燃料次第ってとこよ。あんた、ほんっといつも中立で飄々としてるよね。で、結局どこの所属なの?」
ルーチェ「え?あたし?うーん……バイオフィルム系?……所属っていうか、いるとこは、膜の上かなあ。誰の中でもない、でもどこにでもいる、みたいなとこ?」
ミト子「なにその“ゆる浮遊”設定……意味わかんないけど、まあ、ルーチェらしいかもね」
ルーチェ「でしょ〜。ま、また覗きにくるね。ムチン層から愛をこめて〜!」
エネルギープロファイル:ミト子(Mitochondria)
分類: 細胞内小器官/エネルギー製造ユニット
主な役割: 糖・脂質・アミノ酸からATPを生成し、全身にエネルギーを供給
性格: 短気で現場主義。炉(=TCA回路)を守るためには容赦しないが、芯は優しい
弱点: 糖質・ミネラル・ビタミンB群の枯渇で沈黙。酸化ストレスにも超敏感
※この物語はフィクションです。
腸内のしくみを楽しく想像するための創作であり、医学的事実とは異なる部分があります。
ご自身の健康については、医療専門家にご相談ください。
