続▷旅日記:「感動!」優しさこぼれ落ちる島で出会った奇跡!素晴らしい日本の話。(活動編)
草枕 旅に久しく あらめやと
妹に言ひしを 年の経ぬらく
前回のあらすじ
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思い出の地、家島諸島に出発し、無事に下り立った一行は、大人は徒歩、子供は自転車で島内の家島十景を廻り始めるのでした。
さて、家島でこれからどのようなことが起こるのか!?
夫婦でテント泊道具を背負い歩き続けます。
続きを見ていきましょう。
間浦古郭~白鬚霊祠
間浦古郭から階段を降りて港まで戻ってきました。
ここからは、海の堤防沿いをひたすら散歩コース。
これがとても落ち着くコースなんですが、島ではありがちな、学生が堤防に卒業制作?の絵を書いている場所を海を見ながら移動していきます。

さらに、この島は、救急車があるのですが、日本で唯一の軽バンの救急車が見られます!

このような道をゆっくりゆっくりと歩いて行きます。
時間は穏やかに流れて、家事や仕事も忘れて、大人も子供も境界線がなくなるような時間です。もしかしたら、時間という概念もないのかもしれません。
途中に家島交流センターで情報収集をします。
職員のお兄さん…めちゃくちゃ優しい。
テントを張れる場所やご飯、スーパーの情報などたくさん教えてくれます。
ありがとう。
すぐ近くにスーパーがあることを教えてもらって、地場のものがないか見に行ってみました。


こじんまりしてとても落ち着く空間です。
刺身にしてもらえるか聞きましたが、今日はできないとのこと。残念。
さらに堤防沿いを歩き続け、宮浦神社に到着します。
ここが白髭霊祠です。

地元の神様には、しっかりと挨拶するのが我が家の流儀です。
「無事に一日が終えられるよう頑張ります。」
神様と心を通わせます。
白髭霊祠~天満霊樹
宮浦神社を出発し、天満霊樹を目指します。
それまでに、清水が浜という海水浴場があります。
家島の海は総じて、とても綺麗です。
子供達は、海であそびたいと言い、砂浜ではしゃいでいます。

私は、海を見ながら、その様子を眺めて居ましたが、時間の感覚を失うくらい穏やかな時間が流れます。
妻とも共鳴している感覚が漂います。
菅原道真が詩を書いたという、詩を書き場を通り過ぎ、家島神社へ到着します。
家島神社には、原生林が残っており、ここが天満霊樹です。


家島神社は階段が170段近くあります。厳かな空気のなかを一生懸命家族でのぼり、古より鎮座する神様へお参りできました。
やはり、森の中は良いです!天満霊樹の原生林から沢山パワーをもらいます。
天満霊樹~監観眺望
家島神社を出発し、清水公園にある監観眺望を目指します。
清水公園は、山の上にあります。まさに山場です。
子供達は、急坂に大苦戦し、自転車を押しながら、心が折れそうになっています。
しかし、基本的にはできることはしてもらいます。
歩くのもキツい傾斜の中、一歩一歩進んでいいます。
やる抜く力が試されるときです。
なんとか呻きながら子供は辿り着きました。
そこからの景色は絶景が、広がって感無量です。
ツツジは満開で、眼下には真浦港まで舟の往来や島全体を見渡せます。


山場は乗り切りました。
ここからは下りです。
監観眺望~宮浦夜泊~赤坂清水
あとは楽々コースです。
下りを快適に下っていき、宮浦夜泊の眺望。

さらに下り続け、赤坂清水でほぼ、ミッション完了です。

ここで、テントを張る予定の観音崎月へ行くか検討します。
すでに17時前です。観音崎月まで30分程度。
以前は観音崎月でテント泊したので、許容範囲と思い、向かおうと思いました。
事前にテント泊は禁止されていないと確認していました。そもそも家島にキャンプ場はないとの情報です。
事件発生!宿がない!
最後の家島十景の観音崎月に行こうとしたところ、自転車のおっちゃんが
「何処行くん?」と聞かれ、「観音崎月」です。
「観音崎は今、一番イノシシがでるで。辞めとき。ここ数年でイノシシが増えとるんよ」
→えっ、泊まる場所どうしよう…
「大丈夫だと思いますが…他にテント張れる場所ありますか?」
「いや観音崎は無理やで。空き家にでも張っても誰も文句言わんけどな。ちょっとそこに地区の区長おるから聞いてきたる。ちょっと待っとき」→「えっ!!悪いですよ…そんなことして頂くのは。」
「いいから、ちょっと待っといて」…10分後…
区長夫婦登場。
「観音崎は無理やで。公園は、姫路市の持ち物やしな。どっかないか。清水が浜かな…でもな、公園もな…(15分くらい考えてくれた。)」→「そうですか…では、探してみます。」
「どうしようかなぁ、まあ清水が浜やな…ここら辺はイノシシが降りてきて危ないからな。せっかく来てくれたしな。」→「わざわざありがとうございました。ちょっと戻って探します。」
これだけでも、感激しました。
見ず知らずの旅行者のために、区長も通りがかりのおっちゃんまで一緒に考えてくれます。
迷惑かけて申し訳ないなと思いつつ、海沿いまでいき、公園で思案していたところ…
遠くからブーン、ブーン、ブーン…
「あっ!おった!」とバイクがやって来て妻と話しています。
なんか怒られたんかなと思ったところ…
なんと、さっきの区長さん夫婦と見知らぬ女性が来られました。
そして、見知らぬ女性が言いました。
「あんたら、ウチの庭で良かったらテントはれば良いから来なさい。」
えっ!?何事?…実はこのおばちゃんは通りがかりのおっちゃんの奥さんでした。
…いや、この人達、凄すぎる!!
「ご迷惑かけますが、よろしくお願いします。」
現代でこのような純日本的なメンタリティが息づいていることに感動しました。
すると、通りがかりの車をおばちゃんがいきなり止めて、「兄さん、この子達乗せてあげて!」
…えっ!?どうなっている?この島は…
結局、車の運転手におばちゃんの家付近まで送ってもらいました。
何から何まで、人間の助け合いが息づいており、度肝を抜かれっぱなしです。
こんな奇跡ある!?
宿泊場所を失った我々を住民の方が自ら考えて、追いかけてきてくれて、それが当たり前だと助けてくれる。
自分たちの普段からの生き方に恥ずかしくなると同時に、本来の日本人の力に誇りを持ちました。
優しい夫婦に助けられテント泊。
綺麗な庭で、テントを張れることになりました。
本当に感謝しかありません。
至れり尽くせりです。しかし、なるべく迷惑をかけないように、自己完結できるよう努めます。
子供達は、テントに大喜びです。テントのなかで暴れ回ります。
ご夫婦も「大丈夫か?困ったことないか?明日はどうするんや?」と気にかけてくれます。
庭で、うどんなどバーナー調理させて頂き、20時前に、一日の感謝をしながら眠りにつきました。


翌朝まで一度も起きることなく、5時に起きました。
そして、食事の準備をして、撤収作業にかかります。
片付けながら、人との繋がり一つ一つに感謝しました。
朝から、ご夫婦も「寝られたか?また、寄ってな」と気にかけて下さり、丁寧に感謝を伝えました。
最後に一緒に写真を撮らせて頂き、見送りまでして頂きました。
感動の中、お別れしました
必ず、帰ってくると誓って。


その後、真浦港に戻り、家島にも別れを告げました。
本当に本当にありがとう。
舟のなかでも今回の旅の反芻して、感慨と余韻に浸っていました。
姫路港まで帰りました。
本当に素晴らしい旅でした。
絶対に失ってはいけないもの
感謝しかない旅となりました。
私は、忘れかけていました。旅とはなんたるかを。
水曜どうでしょうでは教えてくれます。
「辿り着いたらそこがスタート」だと。
決して忘れてはならないことです。
誇れる国!日本の再発見。
まさに、日本を発見し、絶対に失ってはいけないものが家島にはありました。
これが失われ続ける現実が悲しすぎます。それと同時に、外国人と取って代わられようとしている現実に危機感を持ちました。
素晴らしい国!日本。
皆と守っていきたい。
そう思いながら、この記事を綴っています。
是非、家島に遊びに行ってみてください。
「人」という最高の宝物が待っています。
何もない。だからこそ全てはそこにある。
有るか無いかは、あなたの内側に
何を見つけられるか次第だ。
ここまで長文をお読み頂いた方ありがとうございました!
私はあなたと成長したい!
