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PC電源を大容量ACアダプターとして使う ~12V 100A!? 安価で高出力、高品質な電源を手に入れよう~

※本記事は最後のまとめまで無料で読むことができます。

こんにちはRcatです
突然ですが、パソコンの電源をACアダプターの代わりにしようと思います。


概要

概要

実は最近作ってるものがあるんですが、出力を上げていくと途中で止まっちゃうんですよね。原因は電流値が高すぎて容量を超えているからだと思うんですが5Aで足りないのか…。
で、候補となるの大容量ACアダプター…は異常に高いスイッチング電源は端子丸出し&AC配線も自分でやらなきゃいけません。使いたくないです。

そんな時いいものがあることを思い出しました。そうパソコン用の電源です。パソコンの電源は低いものだと400Wから高いもので1500Wくらいまでバリエーションがあります。
で、その400Wでも12v30A流せるみたいです。その電源がたった4000円。しかも本来パソコン相手に使うものなので、保護機能はもちろん精密に制御されており高性能と思われます。また、信頼性を売りにしているものであれば105°コンデンサを使っているなど品質にも期待できます。
これを生かさない手はないです。

ということでPC電源をACアダプター代わりに使うまでを記事にします。

注意

この記事の内容は、製品本来の使用用途とは異なる使い方をします。

この先に進むにあたり、すべては自己責任で読む/行うことに同意したものとします
間違ってもショートして壊したからと言ってサポートに連絡したりして迷惑を掛けないようにしましょう。




準備した製品

電源

今回はこちらの製品を購入しました。
12Vは最大30A3.3vと5Vはそれぞれ16Aです。全ての出力の合計で400Wまで使用可能です。
短絡保護などの各種保護機能も充実しています。
12Vはシングルレーンなのでやろうと思えば、1つの端子から30アンペア取ることもできます。コネクタの規格上5A以上はやめた方がいいですが。
また、コンデンサには105℃品を採用しており、低価格の割になかなか素晴らしいのではないでしょうか。
こういうことを考えるともうACアダプターいらなくね?って感じです。スイッチング電源?ナニソレオイシイノ?。

一応本来の使用目的から外れるので、商品リンクに関しては有料部に隠しておきます。

もっとワット数の高い電源を選べば普通に12V100Aとか書いてあるものもあります…恐ろしいw

テストボード

パソコンの電源は常時供給というわけではなく起動させる必要があります。
起動するには特定の端子をショートさせる必要があるのですが、そういうのを手でやるのもちょっと危険な気がするので、なんと電子工作用を想定されたボードがあったので、こちらを使うことにしました。
こちらから直接電源を取ることもできますし、起動さえしてしまえばペリフェラル4ピンなどから取ることもできます。

動作チェック

では、早速準備をしていきましょう。
まずは動作確認です。

テストボードとの接続

まずはメイン電源の24ピンとテストボードを接続します。この中に電源自体を起動するためのピンがあるため、このテストボードのスイッチを押すことで、電源の起動を制御できます。

周辺部品をつないでみる

稼働のテストとしてペリフェラル4ピンを使ってPCファンと接続しておきます。
この端子は12Vと5Vを同時に伝えることのできる端子で、物によってはコネクターにオスメスの両方が付いており、無限につなげることができてしまいます。PC電源を活用する際はこのコネクターをメインで使っていこうと思います。

テストしてみる

電源ボタンを押すと、電源自体のファンが回りだして起動しているのが分かりますね。
また、接続しているPCファンも回転していることから電源が供給されていることがわかります。

工作に使うために色々工夫する

まず、最初にこの電源ですが、ファンを上向きにしておいておくと埃だらけになってしまいそうです。
だからと言って下向きにしてしまえば空気が吸えずに熱がこもってしまう可能性があります。
というわけで台座を作ってしまいましょう。ついでにフィルターも入るようにして

専用台座の作成

台座はこのような感じで作成しました。
単純にファンを下向きにして乗せる前提でくぼんだ部分にはフィルターを入れます。足の長さは20mm。結構適当ですが、PCケースで下向きに取り付ける場合よりかは空気が吸いやすいはずです。物によっては底面にほとんど隙間がないものもあるので…。
ちなみに穴が偏っているのは電源のファンがコードがない側に寄ってるからです。

フィルターにはこちらの5ミリ厚のものを使用します。
昔買ったもののあまりですね。

というわけで印刷しました
くぼみにフィルターを置くだけ簡単です!!

乗っけて完成

台座のモデルデータは、AnkerMakeのコミュニティで配布しています。
AnkerMakeのプリンターなら簡単に印刷できます。

このプリンターに関してはこちら

テストボードケースの作成

テストボードの方もそのままだと裏面でショート等の懸念があるのでケースを作ります
とりあえずこんな感じにしてみました。
余裕をもって穴をあけたので一部結合してますね。

出来上がりがこちら。裏向き印刷です。

組み立てて完成

3DデータのDLはこちらから
https://script.google.com/macros/s/AKfycbxdcr8pnazR7RbjaSICTtaNWfN7h_rjQrKlZ3h9CZpPRFzRILk1OGc8mZqKbF-NXNO9/exec?name=ATXテストボードケース

コネクターの作成

さて、テストボードのケースは作りましたが、直接ここから電源を取ることはせずに、ペリフェラル4ピンからとっていこうと思います。

ネットで探したところ、こちらがちょうど良さそうだったので買ってみます。

こちらは端子のカバーと端子の金属のセット商品です。
金属の方と手元の配線を圧着でかしめて行きます。ちょっと線が細かったのか、なかなかかしめ切れなくて大変でした…。

コネクターにPIN番号が小さく振ってあって、1番から順に12V、GND、GND、5Vです。
分かりやすいように太い線が12V細い線が5Vにしてみました。反対側はACアダプターで使われているのと同じDCプラグをつけます。これで完全にACアダプターの代わりになります。

動作確認

準備がすべてできましたので動作確認をします。
ペリフェラル4ピンから取り出した12Vを自作のブロアに接続。
5Vは特になかったのでテスターに接続。

きちんと動作していますね!

電源システムを配備

最終的にはこんな感じになりました
部屋で一番埃をかぶっているクローゼットの上です…。
アンプにLEDライトに換気扇への電源供給がこれで賄えるようになりました☆

使ってみて分かったんですが、やっぱりACアダプターより高性能
LEDライトが12V2AくらいでPWM調光するので、同じ電源から取っているアンプにPWMのノイズがうるさく乗るんですが、この電源だとかなり小さくなりました。まぁ結局は嫌なので調光せずにMAXで使うんですが。
これがもしシングルレーンじゃない電源でアンプだけ別レーンとかにしていたらもしかしたら完ぺきだったかもしれない。

旧ACアダプタ。
3年前に買ってフル稼働していたアダプタくん。常時5Aくらい負荷をかけていた時間等もあり、持ち上げたら蓋が外れそうになりました…。使い過ぎかな?
これからは接続先の負荷がさらに大きくなるのでお役御免です。お疲れさまでした。

まとめ

今回はPC用ATX電源をACアダプターのかわりにしました。
PSEマークの入ったACアダプターだと10Aで5000円程度するのでこの時点でPC電源の方が安くて3倍も出力がありますね!その上、高性能というおまけ付き。
電源を取り出すまでが少々手間ですがコネクタさえ作ってしまえばいろんな所へ分岐できる便利な電源です。
まぁ今後PCへ絶対使用しないなら直に配線ぶった切ってコネクタ変えてもいいんでしょうけど…。

念押しですが参考にする場合は自己責任にてお願いします。

それではまたお会いしましょう。


最後に

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ATX電源テストボードのケース詳細

テストボードの外形サイズはこんな感じ。ほぼぴったりサイズです。

これより下の部分でより詳細な穴などの寸法の情報を開示しています。
3Dデータをダウンロードするためのキーワードもこの先で公開となります。

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