Y字路33
山川:うわ〜なんか懐かしい、、!
吉野:でしょ!今日は私のおごり。
山川:おごりって、まさかよしちゃん、よしのさんからそんな言葉が出るなんて、
吉野:へへ。いいから、飲もう!
ひとまず2人は飲んだ。
周りは栄えているが、2人は静かに酒を飲んだ。話したいことはたくさんある。だが、あえてまだ話そうとしなかった。
吉野:ねえ山川さん、私の考え話してもいい?
山川:・・・うん。
吉野:私・・・独立しようと思う。
山川は驚くが、何となく予想していることでもあった。
吉野は話し続ける
吉野:あれから考えた。最初は正直むかついた。会ってただけなのに謝らなくちゃいけない、山川さんにも話を最後まで聞いてもらえない、しまいには受け入れてとまで言い放たれる。
だけど、時間が経つにつれて考えた。山川さんがどうしてあそこまで言ったのか。
私を守ろうとしてくれた、マネージャーとして。
・・・その頃からでしょ、私のことよしちゃん呼びするのやめたの。
でもね、私嫌なんだ、山川さん、ううん、やまさんのよしのさん呼び。
なんかすごく窮屈で堅苦しい。
だから、さ、
山川:何となく予想はしてた。よしのさ、よしちゃんがなにか決意をしたんだなって。
私はよしちゃんの事務所の社長であり、よしちゃんのファンであり、よしのよしみの母親のような存在かもしれない。でも前提として、私は吉野喜美のマネージャー。そのことを私はいつしか軽んじてたってそう反省した。
だけど、私はこれからもよしちゃんのマネージャーでいたい。
吉野:だけど、私は嫌なの。もう前みたいには戻れない。いくらここでまたよしちゃん、やまさん呼びに戻しても。
吉野さんの決断。それは「独立」でした。
何だか今まで二人三脚で歩んでた二人にしてはとても寂しく切ない決断ですが、吉野さんもきっと考えに考え抜いての結論でしょう。「もう前みたいには戻れない」の一言が余計に切ない。(34へ続く)
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