私のママは17
ひかり:それってそんなにダメなことなの?
原口:私もそう思ったから、元カノさんが本気なら助けようと思った。ほとんど力になれなかったけど。
勝太郎:ちょっとひかりにはまだ難しい話かもしれない。
ひかり:そうかも。
原口:その時。その時にひかりが私のお腹の中にいることが分かった。正直びっくりした。私当時42歳。
私はかわい、パパに話そうか迷った。だって解散してるし、話したら話したでパパを悩ませると思ったから。
そしたら私が考えすぎてたみたいで、ある時元カノさんの目の前で倒れちゃったの。
ひかり:大丈夫だったの?
原口:考えすぎてたのと、その頃よく体調おかしい時あったのに仕事も今まで通りしてたのもあって。すぐによくなったけど。
勝太郎:そこでパパは初めて、ママのお腹の中に赤ちゃんがいることを知ったんだ。
ひかり:パパは驚かなかったの?
勝太郎:びっくりしたよ。ママ話してくれなかったし、元カノさんからママが倒れたって連絡がくるし。
だけど、パパはすぐに決めた。ママと2人で育てようって。
ひかりはよく分からない部分も少しあったが、少なくとも自分が望まれない子どもではなかったことだけは分かりつつあった。
原口は少し鼻で笑った。
ひかり:ママ?
原口:あ、ごめん。いや、ママ倒れた後、元カノさんに怒られちゃったの。
ひかり:え?
原口:すぐ仕事に戻ろうとしたから「仕事と子どもの命どっちが大切なの!」って。
嬉しかった。だって、相手はパパの元カノさん。嫌がられるかと思ってた。だけど、喜んでくれた。めでたいことだって言ってくれた。
そこで、やっと私は母親になる覚悟ができた。
今まで考えすぎてたこと不思議なくらい取っ払うことができた。
ひかりは原口の口から、自分が望まれてない子ではなかったという話が聞けて安心していた。
ひかり:ママ、パパ。ありがと、話してくれて。
原口:ひかり傷ついてない?
ひかり:全然。ママとパパはデキ婚だけど、私は生まれてきてよかったって分かったから。
勝太郎:当たり前だよ、ひかり。ひかりがそんな悲しいこと思っちゃダメだ。
まあ、しばらくはママ、一人でひかりのこと育てるっていってたんだけど。
ひかり:そうなの?
原口:パパとは解散して、上司と部下の関係に戻ってたから。もうこれ以上パパに色々考えさせたくなかったから。あとは何を言われても、この子は私の子だって覚悟ができたから。
勝太郎:だけど、最終的にママはパパの説得で一緒に暮らすことを決めたんだよ。ね、ママ?
原口:かわい、調子乗りすぎ。
勝太郎:だから原口さん、ひかりの前でかわい呼びするのは、
原口:うるさい。
ひかり:ふふふ。ママとパパが前に話してくれた通りだね。私がママとパパをつないだひかりだって。
原口:そう。だからデキ婚だけど、ひかりはママとパパの大好きで大事なたった一人の子ども。
勝太郎:パパはママとひかりの2人と家族になれて本当によかった。
ひかり: 私も、ママとパパが私のママとパパでよかった。
今回もドラマから引用した話が多めです🙇♀️
ただ、ひかりちゃんの誤解が解けたようでよかったです🥹
原口さんはどうやら強がる癖があるらしいですね😳それをほぐしてくれる人が勝太郎さんなのかもしれませんね・・・!(18へ続く)
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