私のママは11
7章
ひかりは黙っている
原口:たくとくんのお母さんから連絡が入った。
「ひかりちゃんがうちの子と仲良くしてるみたいで、ありがとうございます。うちはいつでもいいので。」って。
勝太郎:え、ちょ、ちょっと待ってくれ。え、ひかり、か、彼氏がいるのか?
ひかり:、、、。
原口:パパは静かにして。それでどうなの?
ひかり:、、、うん。
勝太郎はショックを受ける。
原口:どうして言わなかったの?
ひかり:言わなかったんじゃなくて言えなかった。
原口:別に、ママたちはひかりが好きな人と付き合うことに反対はしない。恋に年齢なんて関係ないから。だけど、隠したり、嘘をついたりすることは違う。
ひかりはなぜか原口がいうことにモヤモヤし始めた。
ひかり:、、、。
じゃあママたちは?
原口:は?
ひかり:ママたちはどうだったの?誰にも隠したり嘘をついたりせずに会ってたの?
原口:ひかり、私はそういうことが言いたいんじゃない。嘘をつくのはどうなんだって言ってるの。おかしいでしょ、男の子の家に何も言わずに遊びに行くなんて。
ひかり:言えばいいよって言ってくれたの?
原口:それは、まあ。
ひかり:言ってもいいよとは言わないかもってことじゃん。
ひかりはだんだんイライラしていた。そして、近頃胸に溜め込んでいたものを徐々に吐き出していた。
ひかり:私今日たくととキスした。少し前映画にも2人で行った。楽しかった。
原口:それを言ってどうしたいの?
ひかり:私知ってるよ。ママとパパが結婚する前のこと。、、、ママとパパデキ婚でしょ?
勝太郎:ひかり、ママとパパの話は今関係ないだろう?
ひかり:パパは黙ってよ!
私がいたから一緒に暮らすようになったとかいってるけど、それって元々私生まれる予定なかったってことでしょ?
原口:何言ってるの?
ひかりは自分でも分からず言葉だけが先走っていた。
ひかり:そんなママとパパが、私とたくとのこと偉そうに言わないでよ!!!
ひかりはそのまま家を飛び出した。
原口:ひかり、まって、!!!
勝太郎:ひかり、、、
原口は静かに自分の部屋(勝太郎との寝室)に入っていった。
勝太郎はひかりに彼氏がいるショックはあったが、原口のことは今は一人にしておくべきだと考え、一人リビングで考え込んだ。
ひかりはその頃勢いで外に飛び出し、目的地もないがただいつも歩く道を泣きながら走っていた。心の中がグチャグチャになっていた。
ひかり:(走ったため息がきれている)はぁ、はぁ、はぁ。分からない、何も分からない、、
そして1人ふと気がつく。
ひかり:私何も持ってきてない。スマホも、鍵も。何もかも。
どこ行こうかな、、、
ただ、ひかりは今自宅に戻るつもりだけはなかった。
とうとう自分の思いの丈をぶちまけてしまったひかりちゃん🥺
思わず出てしまった言葉もあることでしょう。
ひかりちゃんこの後ちゃんと家に帰るでしょうか🤔🏠
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