晴れた日の公園はなんて気持ちがいいんだ#10
日曜日。
学校と幼稚園がお休みのこの日、
わたしにとっては、正直ちょっとした戦いだ。
でも、春めいてきたこの時期、
朝カーテンを開けて晴れていると、それだけで少し救われる。
今日は、いけるかもしれない。
行き先は、決まっている。
公園!!
もちろん簡単じゃない。
てんかんと多動のある長女と、
まだ小さい次女。
二人から片時も目は離せない。
安全には細心の注意を払う。
正直、気は抜けない。
それでも、行く。
子どもたちは公園が大好きで、
たぶん県内の大型公園はほぼ制覇している。
長女は自然の中で思いきり遊ぶのが好き。
次女は遊具を一つずつ制覇するのが好き。
だから、木もあって、芝生もあって、遊具もある公園を選ぶことが多い。
車を降りた瞬間、
ふわっと土と緑の匂いがする。
風が少しあたたかくて、
背中に当たる日差しがやわらかい。
遠くで誰かの笑い声がして、
目の前では娘たちが全力で走り出す。
長女は拾ってきたどんぐりを宝物のようにして、キラキラの笑顔で見せてくれる。
次女は小さな体で真剣な目で、果敢に遊具に挑戦。できた時には本当に嬉しそうに喜ぶ。
正直に言って、ヒヤヒヤする場面はたくさんある。常に気を張り続けている。
二人の背中を追いかけながら、
頭の片隅ではずっと安全確認をしている。
それでも。
楽しそうな二人を見ていると、
ああ、来てよかったなと思う。
普段は完全にインドア派のわたしだけれど、
子どもと自然の中で過ごすこの時間は、
なんて贅沢で、なんて幸せなんだろうと思う。
そして帰るころ。
「まだ遊びたい!」と駄々をこねられる未来は、だいたい見えている。
今日はどの作戦で帰ろうか。
好きなお昼ご飯で釣るか、
滑り台一回滑っておしまい作戦にするか。
子どもたちを追いかけまわしながらも、頭の中ではそんなことを静かに考えている。
気を張って、走って、考えて。
帰るころにはぐったり。
それでもまた、
晴れたら来ようと思ってしまう。
戦いみたいな日曜日も、
晴れた日の公園では、少しだけ光に変わる。
たぶんそれだけで、十分なんだと思う。
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