「無くそう逆走」
【今日のDaily Diary】 ☕
「無くそう逆走」
このキャンペーンコマーシャルはNEXCO東日本によるものですが、この投稿自体には何ら他意はありません。
https://templatematching.jp/無くそう逆走.mp4
英文スクリプト:
Are they carried away a little bit too much?
見たこと
Some time ago, I happened to watch a traffic accident reduction campaign on TV:
「無くそう逆走」
思ったこと
Although I perfectly understand their message itself and agree with it, I nevertheless couldn’t help feeling a sense of discomfort with this wording「無くそう逆走」......。
The uncomfortableness appears to stem from the following: the copywriter hitting upon this phrase might have put more emphasis on the catchy expression than the message itself, or at least the same degree of stress on the former as on the latter. And, as is evident, the phrase, unfortunately, contains a cheap joke―a pun.
As many of you already know, I generally love puns. But this particular catch line seems, even to me, somewhat out of place―it lacs prudence or discretion. And this is perhaps because it could bring about comical or jocular connotations, which is unsuited for the severe and urgent message to be got across to people: Be careful and never run, and never let other drivers run in the opposite direction! It is hazardous!
I wish they would think better of the catch copy. Or am I simply over-interpreting? Do they only intend a special locution and just that? What do you think?
和訳;
やや悪ノリし過ぎ?
見たこと↓
少し前のことだが、テレビで交通事故撲滅キャンペーンをやっていた:
「無くそう逆走」
思ったこと↓
メッセージ自体はよく理解できるし賛同もするのだが、しかしこの「無くそう逆走」という表現には違和感を覚えざるを得なかった……。
違和感の根は、このフレーズを考えたコピーライターが、メッセージそのものよりもキャッチーな表現に重きを置いたか、あるいは少なくとも表現にもメッセージと同程度の重きを置いた可能性があることにあるのだと思われる。明らかに、このフレーズには遺憾ながら安っぽいジョーク、つまりダジャレが含まれている。
ご存知かもしれないが、当方はダジャレが大好きだ。しかし、この特定のキャッチフレーズに関しては慎重さや思慮深さが欠けていて、かくいう当方にとってもいささか場違いなものに思える。というのも、ことによると滑稽なあるいは冗談めいた意味合いを与えかねないからであって、伝えるべき厳かで緊急なメッセージーー気をつけて、絶対に逆走しないで、逆走させないで!たいへん危険です!ーーにはふさわしくない、ということなのではなかろうか。
できればこのキャッチコピーは再考をしてもらいたいものだ。それとも、穿ち過ぎだろうか?他でもなく人目をひく表現を狙っただけなのだろうか?皆さんはどう思われるだろう?
ps
このキャンペーンコマーシャルはNEXCO東日本によるものですが、この投稿自体には何ら他意はありません。NEXCO東日本の方々の日頃のお仕事には衷心より敬意を抱いております。因みに、身内にも NEXCO東日本に勤めている者がおります。So, no hard feelings, alright?
ps2
〈発音〉に関して、1点付け加えると、
日本語:音節構造単純(基本的に「ɐ/i/ɯ/e/o」で終わるか「ん」か促音「っ」で終わる)
英語:音節構造複雑(母音(←これ自体日本語よりずっと多い)で終わることもあるし、子音(連鎖)で終わることも多い)
こうした違いにより、以下の興味深い違いが出てくることになります。
日本語:音節構造単純 → 同音異義語が相対的に多くなる → 駄洒落を作りやすい
英語:音節構造複雑→ 同音異義語が相対的に少なくなる → 韻文で行末音を揃える「押韻」は難しい技術となり、作者の〈腕の見せ所〉となる
ps3
ものは言いよう。
例えば、
「洒落」よりも「駄洒落」と言うと少し否定的に聞こえるし、「親父ギャグ」と言うとさらに悲惨に聞こえますが、
「地口」とか「くすぐり」って言うと、なんか粋な、洒落た感じがしませんか?
まさしく、ものは言いよう、という面もありますね。事の良し悪しは別として。
Cf.
https://note.com/real_hare9943/n/nee487250a69e
当方のロゴです↓

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