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「よい子」に育ててはいけない本当の理由丨「パパ、ママ、どれがいい?」その言葉に隠されたSOS丨毒親育ち丨アダルトチルドレン丨機能不全家族丨育児の悩み

こんにちは。こんばんは。

シスコ。です。

​子育て中のパパ、ママ。

今日も本当にお疲れ様です。

​もう一度、心から……本当にお疲れ様です。

​私はこれまで、日本および海外で新生児〜小学生の保育・教育に携わってきました。

発達障害児の療育、保育者のマネジメント、そして心理士としてのカウンセリング業務など。

​15年以上のキャリアの中で、700名以上のお子さんとその保護者の方々、さらに多くのクライアントさんと向き合ってきました。

​現場での経験、心理士としての知見。

そして何より、私自身の「我が子の子育て」を通して、ハッキリと確信したことがあります。

​それは、

「子育てには、スキルが必要である」

ということです。

​子育ては「できて当たり前」という暴力

​子どもを産んだ瞬間、あるいは新しい命が宿った瞬間から、誰しもが「親」になります。

​ですが、子育ての具体的なやり方を、誰かが丁寧に教えてくれたでしょうか?

学校の授業で習ったでしょうか?

数時間のパパママ教室で、そのすべてを学べたでしょうか?

"母親のくせに?"
"父親なのに?"


​世間からのこうした短絡的で温度のない言葉によって、どれだけの親子が心を病んでいるか。

​そこには、「子育ては親ならできて当たり前」という、根拠のない暴力的な思想が前提となっているのでは、と思わされます。

​プロである私ですら、暗闇の中にいました

​私自身、プロとして新生児に関わっていた経験もあり、初めてのおむつ替えやミルク、沐浴の方法などで困ることはほぼありませんでした。

​「自分はプロだから、子育ても大丈夫」

​心のどこかで、そう思っていたのかもしれません。

しかし、現実は甘くありませんでした。

​上手くいかない母乳育児、睡眠不足と不安とイライラでボロボロのメンタル。

その結果、私は見事に「産後うつ」を経験しました。

​育児書にも、保育の教科書にも載っていない「我が子の困った行動」への対応。

専門家であったはずの私ですら、太刀打ちできる領域ではなかったのです。

​そこから私を救い出してくれたのは、海外時代に出会った恩師の言葉でした。

​それをきっかけに「学び直し」を決意し、今の私は、かつての地獄の日々を懐かしく思えるほどの心の余裕を持てるようになりました。

​(といっても、今でも登校しぶりをする我が子と毎日、闘っ…向き合っていますが!笑)

子育てというのは、学びながら親としての様々なスキルを身につけていくものであり、本来はそうあるべきものなのです。

だからこそ、今悩んでいるパパやママの気持ちは、痛いほど「自分事」としてわかるつもりです。

​普及していないのなら、私が伝えればいい

​海外には「Parenting Education(親教育)」というものが存在しますが、日本ではまだまだ普及していません。

​普及していないのなら、待っている場合ではありません。

子どもの成長は待ったなし。

私のように「伝えられる人」が、伝えていけばいい。そう思っています。

子育てには、学びながら身につけていくスキルが必要なのです。

(ここ、テストに出ますよ〜☺️)


​今日は、そんな一生モノのスキルのうち、最も大切で、かつ最も誤解されやすいお話をします。

​なぜ「よい子」に育ててはいけないのか

​皆さんは、自分の言うことをよく聞く我が子を見て、「あぁ、よい子に育ってくれてよかった」と安心したことはありませんか?

​実はそこに、大きな落とし穴があります。

私の実体験……私の「きょうだい」の話をさせてください。

​私は代々続く医者家系に生まれました。
父は開業医、母は厳格な人でした。

きょうだいのなかで、第一子として産まれてきたAは、両親に溺愛されて育ちました。

​溺愛される一方で、やはり厳しくも育てられていたA。

母の機嫌を損ねることのないよう、ひたすら「よい子」として育ち、大人になった今でも「本当はこうしたかったのに、親の言うことを聞いて進路も決めた」と言い続けています。

​そんなAも親となり、気づけばかつての母と同じように、自分の子を「よい子」に育ててしまっていました。

​愕然とした、ある日の出来事

​たくさんのお子さんが集まる地域のお楽しみ会でのことです。

先生が「ひとり3つ、好きなものを選んで持っていってね!」と言った瞬間、子どもたちは一斉にテーブルへ一直線に走りました。

​しかし、Aの子だけはテーブルの前でじっと固まり、動かないのです。

不安そうな顔で、Aにこう言いました。

「パパ、ママ、どれをえらべばよいとおもう?」


​その瞬間、Aは愕然としたといいます。

​「この子は自分の好きなものも、自分で選べないのか?」

「何を選べばよいのか、親に聞かないと分からないのか?」

「自分がこの子をそんな風にしてしまったのか。」


​親である私たちは、時に先回りをしすぎてしまいます。

  • 「これが良いんじゃない?」

  • 「これにしときなさい」

  • 「こういうのはダメ」

  • 「これだとすぐ飽きるよ」

  • 「こっちの方が良いと思うけど」

​この言葉の裏には、我が子を思う気持ちがあるかもしれません。

しかし、先回りの言葉を浴び続けた子どもの心は、自分で考える力を削がれ、常に「親にとっての正解」を探すようになってしまうのです。

​「親はどれをえらんでもらえたら嬉しい?」
「どれをえらんだら褒めてくれる?」
「どれをえらんだら正解?」
「えらぶってなに?」
「助けて。もう自分じゃえらべないよ…」


​そんな心の叫びがあの一瞬に詰まっていたのだと、私は思います。

​親子でしなやかに生きるために

​子育てのスキルとは、子どもをコントロールする術ではありません。

「子どもが自分自身の足で、自分の人生を選び、歩んでいけるようにサポートする技術」だと私は思います。

​今回のタイトルにもなっている、
"よい子"を育ててはいけない本当の理由とは。

​世間が言う"よい子"の実態は、
実は"大人にとって都合のよい子"であるということが、現実として大きな問題を孕んでいるから、なのです。

  • 問題行動

  • 家庭内暴力

  • 不登校

​こういった背景には時として、"大人にとって都合のよい子"になってしまった子どもの心の叫びが隠されていることも少なくありません。

​この記事を読み終えた今、少しだけ肩の力を抜いてみてください。

​お子さんがもし、あなたに「NO」と言えたなら。

「それじゃなくてこれが良い!」と自ら選んで決めたなら。

​それは自分を生き始めている証拠であり、親としてむしろ喜ばしいことなのです。

​次回予告:では、具体的にどう関わればいい?

​「よい子」という呪縛から解き放ち、自律した子を育てるためには、日々の具体的な「関わり方」が鍵となります。

​次回の記事では、私が我が子(登校しぶり中の子も含め!)に実際に行っている「具体的な声かけ」「関わり方の実録」を、ケーススタディとしてご紹介します。

👇️次回の記事は、こちらからご覧いただけます📝


​これからこのnoteで、親子がしなやかに、強く生き抜くための具体的な「スキル」をたくさん綴っていきます。

​もし、「こんな時どうすればいい?」という悩みがあれば、ぜひコメント欄で教えてくださいね。

一生使える育児スキルを、一緒に手に入れていきましょう。

​よろしければ、フォローしていただき次回の更新をお待ちくださいね☺️

​                  シスコ。

#毒親育ち
#アダルトチルドレン
#機能不全家族
#育児の悩み

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