ObsidianがAIメモ帳になった
Evernoteを長く使っている、という記事を書いた。
記録をためて、検索して、必要な情報を引っ張り出す。その用途では今でもEvernoteがメインなのだが、一方で最近、ちょっと違った視点で使う時間が増えているのがObsidian。
最初はMarkdownでメモを書くためのソフト、くらいの認識だったけど、使っているうちにいろいろな機能を後から追加できるということで、少しずつ使う頻度が増えていった。
Terminalプラグインを入れてみた
Obsidianはものは試しで使っている感じだったので、万が一の時はファイルは壊れてもいいや、くらいで面白そうなプラグインを入れて使ってみた。そんな中、コミュニティプラグインで見つけたのが「Terminal」。
名前のとおり、Obsidianの中にターミナルを埋め込めるプラグインで、VSCodeのターミナルのような感覚で使える。 (Obsidian Community)
最初は、「ふーん」くらい。ところが、ふとしたキッカケで個人的に大化けしてしまった。
Codex CLIを入れる
「Terminal」は、要はTerminal。
だったら、Codex CLIも動くのでは?と、Codex CLIを入れてみた。
Codex CLIはOpenAIのコーディングエージェントで、ローカルのターミナルから日本語(・・・自然言語)で指示を出し、ファイルの読み書きやコード生成を行える。 (OpenAI デベロッパーズ)
「Terminal」は、要はTerminal。
つまり、Obsidianの中にターミナルがあり、その中にCodexがいる。


最初は、「VSCodeっぽい?」→「Obsidianからプログラミングできると面白いかも」くらいに思っていた。
もちろんそれもできたけど、もともとメモ帳的に使ってきたObsidian。使ってみるうちに、だんだん違う使い方になってきた。
例えば、
アイデアメモを書く
その場でCodexに相談する
文章構成を考える
Pythonコードを作る
そのままメモへ反映する
という流れ。
もちろんお気づきのとおり、ChatGPTやGeminiでも同じことはできる。
ただObsidianの場合は、すでに手元にあるメモや過去の考えを見ながら、その流れでAIと「あーだ」「こーだ」ができる。
そのため、「AIに質問する」というより、「メモ帳の中にAIが住み着いた」という感じ。
AIメモ帳
最近は、思いついたことを書く。Codexに聞く。
で、少し整理する。
・・・で、また書く。
を繰り返している。
昔のメモ帳は、書いたら終わりで振り返ることがあまりなかった。
でも、Obsidian+Codex CLIだと壁打ち相手付のメモ帳となる。
もっとも、完璧ではないとも思う。
Obsidianのノートはローカルに保存される。Markdownファイルなので資産として残るし、クラウドサービスが終了しても困りにくい。
ただ、その一方でCodex CLIはネットワーク接続が必要になる。 (OpenAI デベロッパーズ)
つまり、メモはローカル。
AIはクラウド。
せっかくローカルにメモ帳を残せるのに、ネットワーク環境がないとCodex CLIは使えない。
(なら、ローカルLLMで同じことできないか調べてみればいいじゃん・・・と囁く自分が、この文章を書きながら成長中。)
いまのところじっくり考え事をしたいときにObsidianを使っており、ほぼ家の中。Wi-Fiに繋がっているので、不便は感じていない。
ただ、せっかくローカルに知識をためているのだから、
ローカルLLMと組み合わせるのか
RAGを作るのか
MCP経由で連携するのか
せっかくObsidianの中に知識がたまってきたので、その知識をもっと上手にAIへ渡せないか。
最近はそんなことを考えている。
Evernoteが「記録庫」だとすると、Obsidianは「思考部屋」。
そしてTerminalとCodex CLIを入れた今は、少しだけ「AIメモ帳」に近づいてきた気がしている。
