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材料は米粉と豆腐。ワンボウルでつくる、かろやかシュトーレンでクリスマス準備―『白崎茶会 植物生まれのやさしいお菓子』から

こんにちは。レシピのしおりです。 ▶自己紹介はこちら

クリスマスまであと2週間ほど。今回は、この時期だからこそのお菓子を、植物性の材料で楽しむことができるレシピ本『白崎茶会 植物生まれのやさしいお菓子』(Amazon)をご紹介します。

『白崎茶会 植物生まれのやさしいお菓子』って、どんな本?

📘 書籍情報

書名:白崎茶会 植物生まれのやさしいお菓子 〜卵、小麦粉、乳製品を使わないかろやかなおいしさ
著者:白崎裕子
出版社:扶桑社(発売日:2020年12月2日)
ページ数:128ページ
ISBN:978-4594086633
くわしく見る(Amazon)


著者はオーガニック料理教室「白崎茶会」の主宰・白崎裕子さん。本書のほかにも植物生まれのお菓子やパン、発酵食品を使ったごはんの本など、たくさんの料理本を出版されています。

本書のお菓子レシピは卵・小麦粉・乳製品を使わず、植物性の食材で作る、やさしいおいしさを追求したものばかり。

前書きによると、本書の「やさしいお菓子」は、お菓子作り初心者にとってもやさしいのだといいます。

豆乳や植物油など、保存期間が長い食材が多いこと。
グルテンの含まれない米粉を使うから、生地作りに気を使いすぎなくてよく、ぐるぐる混ぜても仕上がりに影響がないこと。
ボウルや泡だて器などの器具が少なく、思い立ったらすぐ作れて、後片付けも簡単なこと。

そんなやさしいお菓子は、植物生まれだからこそのかろやかさをもっていて、日常にすっとなじむおいしさです。

クッキーやケーキ、スコーンといった定番のお菓子にはじまり、暑い季節に嬉しいプリンやゼリー、朝ごはんにもなるクレープやマフィンも。

また、いろいろなお菓子に応用できるクリームやアイシングの作り方も充実しています。

目次をみるだけでも「これが全部、植物性の材料でできるんだ!」と驚く一冊です。


きょうの「レシピのしおり」

12月に入ったから、クリスマス気分が高まるお菓子をつくろうかな。そう思って、「ボウルシュトーレン」のページにしおりをはさみました。

本書には、生地を混ぜたボウルごと焼き上げる「ボウルケーキ」のレシピがいくつか掲載されていて、その中に「ボウルシュトーレン」のレシピもあります。

作業工程の多そうなシュトーレン。今まで手作りは避けてきましたが、このレシピなら初挑戦のわたしにもやさしそうです。

家事と仕事がおわったあとの夜の自由時間に、気軽につくってみることにしました。

混ぜたボウルでそのまま焼くので、オーブン使用ができるボウルで作ります。本では金属製のボウルを使っていますが、今回はシリコン製のボウルを使うことにしました。

主な材料は絹豆腐と米粉です。泡だて器で絹豆腐をペースト状になるまでつぶし、溶かしたココナッツオイルとジャムを加えて混ぜます。

スパイスはシナモンとカルダモン、具材にドライフルーツミックスとアーモンド、くるみを使用。

米粉やスパイス、ドライフルーツ類を順番に加えたらヘラで全体を混ぜ合わせ、表面を平らにします。

ボウルごとオーブンに入れてじっくりと焼いたら、夜の作業はおしまい。網にのせて熱をとり、ラップで包んで冷蔵庫で一晩寝かせました。

翌朝、ココナッツオイルとメープルシロップをクリーム状に混ぜ合わせたアイシングをかけて仕上げるはずだったのですが、ここでひとつアクシデントが。

表面がつるりときれいになりませんでした…

キッチンの温度が低すぎるせいか、アイシングがすぐ固まってしまい、ケーキにとろりとかける温度をなかなか保てませんでした。次に作る時は室温に注意したいと思います。

今回は、一度かけたアイシングのオイルをレンジで温めて生地にしみこませ、粉糖で雪化粧をほどこしました。

カットしてみると、生地がぎゅっと詰まっていて、ナッツとドライフルーツがぎっしり!

どんなお味に仕上がっているでしょうか。さっそくいただきます。

シナモンとカルダモン、そしてココナッツオイルの風味がふわっと香る生地は、しっとりとした食感ですが、見た目よりも軽やかで、お腹にずっしりとたまる感じがありません。米粉と豆腐が主材料だからでしょうか。

一般的なシュトーレンはバターがたっぷり使われていて、ずっしりとした食べ応えを感じるものですが、このシュトーレンは軽いから、普通のパウンドケーキのようにすいすいと食べられそうです。

「気軽なおうちのおやつで、クリスマス気分を味わいたい」という時にぴったりではないでしょうか。

アイシングをかけた時の日持ちは5日ほどだそうですが、3日もかからず食べきってしまいそう。

「また食べたいな」と思ったときも、ボウルひとつで生地作りから焼き上げまでできるから、いつでも気軽にシュトーレンを楽しめそうです。


わたしは生クリームたっぷりのお菓子も食べるし、卵を使ったプリンやカスタードも大好き。

でも、体調や気分によって、植物性のお菓子のかろやかさが恋しいときもあります。

動物性と植物性、どちらがいい悪いではなく、どちらのよさも愛していきたい。

本書は、それぞれの理由で植物性のお菓子を選ぶすべてのひとに、やさしくておいしい選択肢を届けてくれる一冊だなと思いました。

今年のクリスマスにシュトーレンを手作りしてみたいと考えている方、米粉と豆腐で作れるかろやかなシュトーレンレシピもぜひ選択肢に加えてみてくださいね。


📘 書籍情報のおさらい

書名:白崎茶会 植物生まれのやさしいお菓子 〜卵、小麦粉、乳製品を使わないかろやかなおいしさ
著者:白崎裕子
出版社:扶桑社(発売日:2020年12月2日)
ページ数:128ページ
ISBN:978-4594086633
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