見出し画像

音楽は「読む」ともっと楽しい!脳科学からAIまで、世界が広がる音楽本ガイド

音楽は耳で聴くだけでなく、本を通じて「読む」ことで、その奥深さが何倍にも広がります。

ちょっと知識をもっただけで世界がぐっと広がるかもしれませんし!

今日の記事は、最新のトレンドのものから、時代を超えて愛される名著、そして音楽の未来を占うAI技術まで、いま手に取るべき音楽の本をたくさん紹介しますね!

早速いきましょう!


まずは、わりと最近の本から

いまの音楽ファンが求めているのって、単なる知識じゃないと思うんです。

どちらかというと「なぜ音楽が心に響くのか」みたいなことに興味があるのかな、と思います。

ということで、その象徴ともいえるのが、ヤマハなどのランキングで不動の1位を記録している伊藤浩介氏の『脳と音楽』です。

この本は、脳科学や認知科学の視点から、私たちが音をドレミの音階として認識し、そこに感情を抱くメカニズムを鮮やかに解き明かしています。

また、音楽家の生き様を綴った本もおすすめです。ショパン国際ピアノコンクールで日本人として半世紀ぶりの快挙を成し遂げた反田恭平氏の自伝『終止符のない人生』は、彼の音楽への情熱と挑戦の軌跡を克明に記しており、ピアノ弾く人なんかには、めちゃくちゃおすすめです。

ロック系だと、LUNA SEAのJ氏による初の本格自伝『MY WAY -J自伝-』もおすすめです。

「音楽小説」の魅力

音楽をテーマにした小説は、読んでいるうちに頭の中で音楽が鳴り響くような、独自の体験ができてめちゃくちゃ良いです。

その金字塔とされるのが、直木賞と本屋大賞をダブル受賞した恩田陸氏の『蜜蜂と遠雷』です。

国際ピアノコンクールを舞台に、4人の天才たちが繰り広げる極限の闘いと、そこで奏でられる音の描写は、文学が聴覚に肉薄できることを証明しました。

また、宮下奈都氏の『羊と鋼の森』は、ピアノの「調律師」という裏方の視点から、音の美しさとそれを支える職人の哲学を描き出しています。

こうした演奏者以外に光を当てた作品としては、チェロ教室を舞台に著作権問題という現代的なテーマを絡めた安壇美緒氏のミステリー『ラブカは静かに弓を持つ』も、注目作です。

音楽を学び、深める

実際に楽器を手に取る人や、理論を体系的に学びたい人にとって、本ほど良いものはないですよね。ちょっとだけこれも紹介。

クラシック理論の基礎を学ぶなら、通称「黄色い本」として親しまれている『楽典―理論と実習』が半世紀以上にわたる定番です。

ちなみに、より直感的に学びたい方には、イラストが豊富な『楽典の森』などの入門書も人気があります。

ジャズの世界では、セッションの現場で「黒本」と呼ばれる『ジャズ・スタンダード・バイブル』が必須の本です。

さらに深く理論を極めたいプレイヤーには、マーク・レヴィン氏の『ザ・ジャズ・セオリー』などの専門書が、高度な表現力を手に入れるためには、読んでおいたほうがいい!

歴史の探求とテクノロジーの融合

音楽の歩みを振り返ることは、人類の文化そのものを知ることでもあります。

柴田南雄氏の『音楽史と音楽論』は、日本と世界の音楽を一つの大きな流れとして捉えた画期的な名著として読み継がれています。

また、黒人音楽の歴史を独自の視点で描いた後藤護氏の『黒人音楽史―奇想の宇宙』も、有名な本。アメリカで、いかに反骨精神として黒人音楽が作られたかが分かります。

これからどうなる

いまは、こうした歴史の積み重ねの上に、AIという新たなテクノロジーが加わっています。

歌詞から曲を生成できる「Suno AI」や、テキスト入力だけで音楽を作るGoogleの「MusicFX」など、最新の制作環境について解説するガイド本や記事も増えています。

そのうち、音楽すら人間が作らなくなり、演奏しなくなる日が来るんでしょうか。そんな世界って、はたして楽しいんでしょうかね。音を楽しむって書くのに。

まあ、とにかく音楽の本を手に取ることは、これまでにない視点で「音」に向き合うきっかけとなります!

科学、物語、理論、そして未来。興味を惹かれる一冊から、新しい音楽の旅を始めてみてはいかがでしょうか!

いいなと思ったら応援しよう!

おすすめの本を紹介しまくる人 これからも毎日、本を紹介したいのですが、このnote、ずっと赤字状態です。もし本好きの方がいらしたら、チップを送っていただけると嬉しいです。

この記事が参加している募集