自分色の世界に変えるために。
ーー自分で動き出せば、きっと少しずつ共感してくれる仲間が増えていく。同じ色で挟んでひっくり返せば挟まれた駒も同じ色になるオセロのように、いつか盤面は僕の色に染まっていくはず。
人生は物語。
今日は「自分色の世界に変えるために。」いうテーマで話していく。
日増しに忙しくなっている、なんてことをここ数年書き続けている。大学3年生の頃から立ち止まることがなく、今も走っているような感覚のなかにいる。もちろん機能不全になる日があっても、でも、そこからまた走り出して遠くへ遠くへ行こうとしている。
今年25歳になるけれど、5年前の20歳の頃と比べると、だいぶ変化しているんだと思う。もちろん変わらない部分はある。ただ、考え方や視点、価値観、心の感度が変化しているのは間違いない。
今の方が、社会を知っているし、広い視野を持てている。コミュニケーションの仕方や言葉の使い方、夢の叶え方も少しずつ覚えていった。
その代償として、あまり良くない意味で変わってしまったものもある。心は擦り減ったし、ゆとりもなくなった。寝食もろくに気を使わないし、心の底から笑うこともなくなった。
平たくいえば、「大人」になったんだと思う。
そこに対して悲しさを覚えている自分はいるし、だからこそ青春時代が日増しに輝いてみえる。遠ければ遠いほど鮮やかな虹のように。ただ、きっとあの頃光のなかにいた自覚はなかったし、少し前の大学時代さえ眩しいのだから、きっと数年後、光すら感じにくくなった今も、きっと輝いているんだろう。
そのとき、今この胸のなかに澱めく感情は、何色に見えるんだろうか。

今年の春に、水戸の街を舞台にした周遊型の謎解きイベントの開催を企てている。「水戸まちなか謎巡り『君色オセロ』」という「オセロ」が題材のイベント。「オセロ」が水戸発祥のゲームということで、題材に選んだ。
日々準備を進めている。夜までメインのゲストハウスの仕事をして、夜から謎解きの仕事をしている。いつになっても仕事が終わる気配がない。やらなければいけないことも多いが、そこにやらなくてもいいけどやった方がいいと思ってやりたいことも抱えこんでいるから、余計荷物は重くなっていく。
たとえば、テーマソングの作詞。今回のイベントのテーマソングをつくろうと思って、以前にもお願いした人に曲作りを依頼した。「作詞は僕がやる」
という条件を添えて。
先日デモ音源が送られてきたんだけれど、想像以上に完成度が高く、僕好みの曲調だったので、これは良い歌詞を書かねばと気合が入った。ということで、最近は移動中や隙間時間に作詞も行っている。
タイトルは「君色の世界」。イベント名の「君色オセロ」にひっかけている。まだ完成していないんだけれど、サビのフレーズはこんな感じ。
いつも正しいか間違いか 白黒つけたがる
時代の真ん中で 抗うように
君だけの正解を信じて生き抜け
モノクロの世界を その手でひっくり返して
これは謎解きの物語のメッセージでもあるんだけれど、「自分の手でひっくり返せば、世界は自分の色になる」という一言を伝えるがための曲。この数年で水戸の街が僕にくれたメッセージを、そのまま歌詞に込めようと思う。
自分で動き出せば、きっと少しずつ共感してくれる仲間が増えていく。同じ色で挟んでひっくり返せば挟まれた駒も同じ色になるオセロのように、いつか盤面は僕の色に染まっていくはず。
どれだけ辛くたって、どれだけ悲しいことがあったって、揺るぎない思いがこの胸の真ん中にある。だから、運ばなければいけない荷物は全部抱えこむ。手放さなければいけない宝物は置いていく。
自分色の世界に変えるために。
20260224 横山黎
