キリスト教徒がイスラエルを支持する3つの理由

こんにちは。
久々にnoteに帰ってくることができました!
留守のあいだにつたない記事を買ってくださった方々、まことにありがとうございます🌸
記事の更新もないのに、記事の紹介をつづけてくださいましたSaka.先生も、ありがとうございます🌸
長いことほったらかしにしていたので、たまっている通知が数千にのぼり、表示を見た瞬間にチェックすることを諦めました💦
また、筆者をかたって知らない人にメールを送ったり、勝手にアカウントを作ったりしていた輩の処分も行いました。筆者は表に出たり押し付けがましいことをしたりするのは嫌いなのですが、犯人はそういうことが好きなタイプなので、どうも善意ではあったようです。でも八つ裂きですが。
メールのチェックはめったにしませんので、何かご不便おかけしておりましたら、記事のコメント欄にでもお知らせくださいませ。(土下座)
ふぅ。
* * *
それにしても、去年の日本は暑かったですね🌞
いつもは夏場に中東から帰国すると「助かった~」という気分になるのですが、去年の夏はオーブンから蒸籠に移された肉まんのような気分でした。

忙しくて草取りも水撒きもできず、ほったらかしにしていた大豆畑が心配でしたが、雑草に埋もれながらすくすく成長していたようで、収穫してみたら豊作でした。
仕事も一段落したし(隠居なのに)、味噌も作ったし。
よかったよかった。
……ところが。
1年近くnoteのことを考えずにお仕事していたので、何を書こうとしていたのかいろいろと忘れてしまいました💦

なので、まずは準備運動として、現在進行中のイラン攻撃に関連しまして、マスコミでは絶対報道しなさそうな、アメリカの福音派キリスト教徒がなぜイスラエル支持なのか、その聖書的な理由を簡単に書いていこうと思います。
1,アブラハムの呪い
主はアブラハムに仰せられた。
「……あなたを祝福するものをわたしは祝福し、
あなたを呪うものをわたしは呪う。……」
(創世記12章1,3節抜粋)
創世記12章に、ヤハウェの神がアブラハムに語りかけた言葉として、上のようなものがあります。
アブラハムを祝福すれば、その人も祝福を授かり、逆にアブラハムを呪えば、神からの呪いを授かる、というわけです。
神様の祝福は、アブラハムからイサクへ、イサクからヤコブへと受け継がれました。
イサクの子ヤコブに神様が与えた名前が「イスラエル」です。
イスラエル人はアブラハムの祝福を受け継ぐ民族なので、彼らを祝福することはアブラハムを祝福することになる、というわけです。
……。イサクはヤコブの着物の香りをかぎ、彼を祝福して言った。
「……おまえを呪うものはのろわれ、おまえを祝福するものは祝福されるように。」(創世記27章27節、29節抜粋)
アブラハムにはイサクのほかにイシュマエルをはじめとして複数の息子たちがいましたが、彼らの子孫が信じる神ではなく、「イサクの神」こそが自分ヤハウェである、としています。
これは預言を含んだものでしょう。
おもに、イシュマエルの子孫が興す宗教の神は私ではない、という預言です。
「わたしはあなたの父の神、アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神、である。」(出エジプト記3章6節)
イスラム教は明らかにキリスト教を下地として、キリスト教に対抗するものとして作られた宗教ですが、その神は「愛」が最も大事だと明言する聖書の神とは違い、「正義」を第一とする神です。
ここでは詳しく書きませんが、コーランは聖書よりもヴェーダやアヴェスターに近く、「正しさ」を「愛」の上に置いているため融通が利かないところはダルマの考えに通ずるところがあります。セム系人種が興した宗教にしては、やけにアーリヤ的です。真に「イスラム教」を作り上げたのは間違いなくイラン人でしょう。
キリスト教とイスラム教の神は同じだという文言を目にすることがありますが、実際には名前も中身もまったく異なる神なのです。
だから間違えないように、何度も念を押すようにアブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神と繰り返し宣言したのかもしれません。
……しかし、イシュマエルも、その子孫であるアラブ人もまたアブラハムの子孫です。
イスラエルとアラブ。
アブラハムの子孫をまるっと祝福して仲直りさせてしまおう。
それによって、アメリカも祝福にあずかろう。
トランプ大統領の「アブラハム合意」には、そんな意図があるのかもしれません。

アブラハムの祝福を受け継いだヤコブことイスラエル。
そして、その名を冠する民族イスラエル。
彼らを祝福することは、彼らの神であると明言するヤハウェの神を支持することになりますし、彼らを祝福すれば、ついでに自分たちも祝福を受けられるという約束がある──。
逆に、彼らを呪うと自分も呪いを被ることになると書いてあります。
……そんな余計なことはしない方がいいですね?
というわけで、聖書を書いてあるとおりに信じる宗派のクリスチャンは、基本的にイスラエル支持に回るわけです。

そうはいっても、クリスチャンはイスラエルの敵に回るイラン人やアラブ人のことも祝福しています。そうするようにとの命令と、平安のリターンの約束があるからです。
あなたを呪うものを祝福しなさい。あなたを侮辱するもののために祈りなさい。(ルカ6章28節)
どんな家に入っても、まず「この家に平安があるように」と言いなさい。もしそこに平安の子がいたら、あなた方の祈った平安はその人の上にとどまります。だが、もしいないなら、その平安はあなたがたに返ってきます。(ルカ10章5~6節)
祈った相手が平和を望まない人物であった場合、祈った平安は自分に返って来るため、無駄にはならないようです。
しかし、憎い相手を呪ってしまうと、イスラエルを呪うあまり世界から贈られた富やリソースの大半をイスラエル人の抹殺に振り向けたガザのような荒廃が待っているのです。
この法則にイスラエルは関係ありません。宇宙の摂理です。
自分のために家やご飯を買わないで、包丁や銃ばかりを買い集めるようなものですから。
彼はまた呪うことを愛したので、それが自分に返ってきました。
祝福することを喜ばなかったので、それは彼から遠く離れました。
(詩編109章17節)
人を呪わば穴二つ。
呪いはやるだけ損です。
意に反しても祝福したほうが徳なのです。
2,預言の成就
クリスチャンは神の国の到来を待つ人々です。
聖書によれば、神の国の到来の直前に起きるとされているのが、諸国の軍隊がイスラエルに攻め込む最終戦争です。
ハルマゲドンというワードは有名ですね。
この戦争は、世界大戦でも核戦争でもありません。世界中の国々がイスラエルに攻め入るためにハル・メギドに集まって来る、イスラエル対全世界の様相を呈する局地戦です。
そうです。イスラエルという国が存在しなければ、最終戦争は起こりえず、神の国の到来もないのです。
そのときまでイスラエルが生きのびて、さらに預言のとおりに平和で繁栄していなければなりません。
だから、イスラエルが地上から消えないように、平和になるようにと祈るのです。
彼らはしるしを行う悪霊どもの霊である。
彼らは全世界の王たちのところに出て行く。万物の支配者である神の大いなる日の戦いに備えて、彼らを集めるためである。
こうして、彼らはヘブル語でハルマゲドンと呼ばれるところに王たちを集めた。
(黙示録16章14節、16節)
それゆえ、人の子よ、預言してゴグに言え。神であるヤハウェはこう仰せられる。わたしの民イスラエルが安心して住んでいるとき、実にその日にあなたは奮い立つのだ。
あなたは、わたしの民イスラエルに攻め上り、終わりの日にあなたは地を覆う雲のようになる。ゴグよ、わたしはあなたに、わたしの地を攻めさせる。それは、わたしがあなたを使って諸国の民の目の前にわたしの聖なることを示し、彼らがわたしを知るためだ。
(エゼキエル38章14節、16節)
聖書の預言がほんとうに神様からのものであれば、国連や世界のリベラルからの嫌がらせや、イスラエルという国を消滅させようとする周辺諸国の努力にもかかわらず、イスラエルは消えないはずです。
逆に、イスラエルがふたたび滅亡するようなことがあれば、聖書の文言全体が怪しくなりますよね。
せっかくイスラエルが復活した時代に生きているのですから、どっちが勝つのか様子を見てみましょう。
3,神への信頼
クリスチャンにとって神の国を待望して神の正義を求めることは、今の世での生活にも関わってくる問題です。
……何を食べるか、何を飲むか、何を着るか、などと言って心配するのはやめなさい。……あなたがたの天の父は、それがみなあなたがたに必要であることを知っておられます。
だから、まず神の国とその義とを第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。
(マタイ6章31~33節抜粋)
上の句では、この地上で神の正義が行われることを望むなら、現在の生活に必要なものは与えられる、と約束されています。
ここで注意が必要です。
”自分の”正義ではなく、”人の”正義ではなく、あくまで”神の”正義です。
たとえ、自分や世間が間違っていると思ったとしても、聖書が正しいと言うのなら、自我をわきに置いて受け入れなければならない、ということです。
神の国に移行するまえには黙示録に書かれた災害が立てつづけに起こり、大勢の人が亡くなります。
一般的な視点に立てば、大勢の人が亡くなることが正義だとは思えません。
しかし、それを乗り越えた先に、病気も犯罪もない世界──正確には犯罪者が即座に裁かれる世界──がやって来るとしたら……。
神様は人間が考えるよりも良い考えを持っている、ということに信頼を置くこと、自分の能力が神に劣っていることを認めて神のアイディアのほうを支持すること。
これが神を信じるということです。
神様はイスラエルを祝福するように勧めています。
だから、神様を信じるクリスチャンはそれに従うのです。
おわりに ~イラン攻撃の先の世界~
以上、ぱっと思いつくところで書いてみました。
さて、アメリカがようやくイラン攻撃に乗り出しましたが、半島に住むアラブ人同僚たちの雰囲気を一言で表すと、「やっちまえ!」です。
日本のメディアはやたらと悲観的な見通しを語りますが、アラブ人もイスラエル人も当のイラン人も、今ようやくパンドラの箱の底が見えてきたような状態にあります。
彼らのうちの多くが、イランのイスラム政権が倒れるという希望を見出し、その先の未来を見据えています。
彼らは今回のイラン攻撃を「戦争を終わらせるための戦争」と捉えています。
これまでずっと大国による「力による現状変更」の被害にあいつづけてきたのに、なんだか国際法的にOK~みたいにあしらわれて苦い思いをしてきた中東地域。イラク戦争はOKで、リビア空爆もOKで、なのに、今回のイラン攻撃は「力による現状変更」で国際法的にNG???
中東ではいつもどこかで戦ってるし、互いに侵略するし、アメリカも侵略してくるし、そんな状態が普通です。
近年は地獄のようなオバマ時代を経て、ふいに過激派が静かになってひと息つけたトランプ1期目、そこからバイデン時代になってイランの代理勢力の活発な活動とガザの暴発。
で、トランプ2期目。アラブの同僚たちは、トランプの任期はあと4年しかないから、また一時の平和くらいしか来ないのかな、と諦めムードでした。
そこに来てのイラン攻撃。しかも、日付がイスラム歴で9月11日。
あ、結構前から計画してくれていた。
よっしゃ、やっちまえ!
最後までやってしまえ!
国際法なんかくそくらえ!(これまでもそんなものはなかった)
サンキューUSA!
……今はこんな感じです。
今回のイスラエル=ハマス戦争を通してガザではイスラエルシンパが増えたようですが、イランでもトランプシンパが増えるのかもしれません。クリスチャンはすでに増えているしね。筆者もイラン人に声をかけられて教会に連れていったことがあるから実感があります。確率的にキリスト教徒じゃないことのほうが多い東洋人にキリスト教会に連れていってと頼むなんて、よっぽど切実なのだと感じました。

本当は豊かになれる国なのに、そのリソースを他国の消滅、他人の不幸のために裂いている国、それが今のイランです。
イランの体制が変われば、アメリカだけでなく多くの国がイランとのビジネスチャンスを得られます。
イランの体制が変わり、国外に流出した優秀な人々が帰国すれば、イランは急速に発展する可能性があります。日本の有識者を名乗る方々には、平和になったあとのイランとのビジネスの可能性について、もっと考えてほしいものです。
今のイラン攻撃が第三次世界大戦に発展するのでは?みたいなことをテレビで議論していたけれど、それはないでしょう。ロシアが出てこないから。
聖書には、終末の前にイスラエルに平和が来ると書いてあります。
聖書預言がほんとうに神からのものならば、「イスラエルの消滅」を国の目標に掲げる政権は、いつかの時点でいなくなるはずです。
……と、いろいろ書きましたが、筆者はこれでもイスラエルよりイランに興味がある人間です。ホセイン・アリザーデ氏の生演奏を聴くのが夢なのです🌸
イランが早く復興して、国民が偽造パスポートを作ってまで国外に脱出することを望むような国でなくなることを祈っています。
はやくイラン旅行行きたいな~♪

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