見出し画像

核融合、水素... エネルギーの未来は意外と明るい理由

先日、フィアットやジープ、シトロエンなどさまざまな自動車メーカーの連合グループである『ステランティス』が燃料電池車の事業から手を引くと発表しました。

「非常にニッチで継続性が見込めない」という理由で、あっさり手を引いたが、
日本国内においてはまだ”水素”の展望は明るい言えると私は考えます。

なぜ、明るい展望が見えると言えるのかお話ししようと思います。


水素の懐の深さが鍵

自動車×水素が主戦場となるか

2014年に世界で初めて市販化した燃料電池車。それは、トヨタのMIRAIでした。

初代MIRAI
https://autoc-one.jp/news/5009498/

そこから、少しずつ消費者が”実際に”触れることができる燃料電池車が増えてきたのです。

市販モデルに関しての話は以前取りまとめているので、こちらを見てほしい↓

今回は市販モデルではなく。少し未来を見ていきましょう。

現在、トヨタを中心として”水素燃料”の活用法を模索しています。
・FCEV
・水素エンジン

この2つを基準に進めています。

ここで注目すべきは、『トヨタを中心として』というポイントでしょう。

https://www.nikkei.com/prime/mobility/article/DGXZQOFD032Z70T00C23A9000000

ご存知の通り、トヨタは『ダイハツ』、『日野』を子会社に持ち、『マツダ』、『スバル』、『スズキ』、『いすゞ』と提携関係にある。

つまり、今後より水素の活用が広まっていったときに、トヨタから水素技術をもらえる立場にある。ということです。

トヨタの燃料電池システムに関しては、特許を無償で公開しているため、使いやすい環境にあります。現状は水素の敷居が高いため、そのような状況にはなっていないが、いざそのような状況になったときにもらえる環境にあるというのは非常に強いことでしょう。


ガスから水素がスタンダードに


https://losszero.jp/blogs/column/col_231

”ガス”というのは非常に身近なものでしょう。『オール電化』している家でなければ、ガスコンロを使っている家庭は多いでしょう。これが『水素に切り替わる』という時代が来るかもしれません

実際トヨタは研究や、実証実験を進めている。
レース現場で活用したり、トヨタの本拠地であるレストランで実際に活用が始まっている。

https://toyotatimes.jp/series/beyondmobility/017_1.html

実際に食した人によると、「ガスで作るよりも水素で作った方が美味しい」という意見もあり、今後水素を広めていくという中では最適な市場になっていけるのではないかと思う。


今も残る課題とは何か

水素の大量生産という障壁

いまだに残っている最大の障壁はここと言えます。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/296385

本来的なことを言えば、『グリーン水素』と呼ばれる”生成時からクリーンな水素”をメインスタンダードにすることが理想系ですが、現状はなかなか難しいのが実態です。

水素の生成コスト自体は今後下がっていく見込みではありますが、元来目指すべき”グリーン水素”の大量生産はまだ遠い印象です。


https://www.allied-material.co.jp/media/tungsten/iter20181221

そんな中で徐々に可能性に現実味が帯びてきたのが『核融合発電』です。昔から”夢の技術”と言われていたものの、なかなか現実味が帯びていませんでした。

しかしながら、最近になり研究がかなり進み、いよいよ2040年には実現するのではというところまでやってきました。

そんな核融合と相性がいいのが、水素製造です。発電の過程で水素が副産物として生まれるほか、核融合発電機で生成された電力を水素製造に用いれば、クリーンな水素。すなわち、”グリーン水素”の生成が可能であると言えるのです。


結びに

ここまでの話を聞いて、皆さんは何を思ったでしょうか?

水素の完全なる実用化には、まだまだ障壁も多く、ステランティスの判断にも合点がいくと言うふうに思った方もいたことでしょう。

しかしながら、希望も見えてきたのではないでしょうか? 水素の推進には様々な側面での進化が必須です。それを理解すれば、エネルギー事情の未来も見通しやすくなることでしょう。


いいなと思ったら応援しよう!

REN もっと多くの人に車の魅力を知って頂けるよう活用させていただきます!