【2026年最新】誰でもできる!自分だけの「LoRA」の作り方完全ガイド(Pony/SDXL対応)
「AI学習なんて、プログラマーしかできないんでしょ?」
そう思っていませんか?
実は、高性能なPC(NVIDIA GPU搭載)さえあれば、誰でも自宅で「うちの子LoRA」や「推し画風LoRA」が作れるんです。
今回は、世界中で使われている無料の学習ツール**「Kohya_ss GUI」を使って、最新のPony系モデルに対応したLoRA**を作る手順を解説します。
🛠 1. 必要なもの
NVIDIA製 GPUを積んだPC
VRAM 12GB以上推奨(学習は生成よりも負荷がかかります)。
学習させたい画像(15枚〜20枚)
多ければ良いわけではありません。**「量より質」**です。
キャラの背景が白や単色のものがあるとベスト。
Kohya_ss GUI
学習するためのソフトです。
インストーラーを入手してインストールします。
https://github.com/bmaltais/kohya_ss?hl=ja-JP
📁 2. ステップ1:素材画像の準備(ここが9割!)
LoRAの出来栄えは、設定よりも「素材画像の質」で決まります。
① 画像を集める
覚えさせたいキャラや絵柄の画像を 15枚〜20枚 用意します。
全身、バストアップ、横顔など、色々なアングルを入れるとAIが形を理解しやすくなります。
画像サイズはバラバラでもツールが処理してくれますが、長辺が1024px以上あると高画質に仕上がります。
② フォルダを作る(超重要!)
ここが初心者が一番間違えるポイントです。以下のルールでフォルダを作ってください。
適当な場所に「lora_training」という親フォルダを作る。
その中に「img」というフォルダを作る。
その中に**「繰り返し回数_呼び出し名」**という名前のフォルダを作る。
例:10_mycharacter
意味:この中の画像を「10回ずつ」学習し、「mycharacter」という言葉で呼び出す。
階層イメージ:
🏷 3. ステップ2:タグ付け(キャプション)
AIに「これは何の画像か」を教える作業です。これも「Kohya_ss GUI」の中で自動でできます。
Kohya_ss GUI を起動します。
上のタブから 「Utilities」 → 「WD14 Captioning」 を選びます。
Image folder to caption: に、さっき作った画像フォルダ(10_mycharacter)を指定します。
Model: 「wd-v1-4-convnext-tagger-v2」などを選択(デフォルトでOK)。
Caption images ボタンを押す。
→ しばらく待つと、画像の隣に同名の .txt ファイルが生成されます。中には「1girl, blue hair, ...」のようなタグが自動で書かれています。
💡 ワンポイント:
生成された .txt を開き、覚えさせたい要素の単語を削除すると、より強く学習されます(これを「タグのトリミング」と言いますが、最初はやらなくても大丈夫です)。
⚙️ 4. ステップ3:いざ学習設定(SDXL/Pony編)
いよいよ学習スタートです。PonyなどのSDXL系モデルを学習する場合の設定です。
上部タブ 「LoRA」 を選択。
Model Quick Pick: 「SDXL」を選択(PonyもSDXLベースです)。
Folders タブ:
Image folder: さっき作った img フォルダを指定。
Output folder: 学習データの保存先(どこでもOK)。
Model output name: 出来上がるLoRAの名前(例: my_char_v1)。
Parameters タブ(ここだけ頑張って設定!):
Train batch size: 1 (VRAMが少ない場合は絶対1)
Epoch: 10 〜 15 (何周学習するか。最初は10でOK)
Learning rate: 0.0001 (または 1e-4)
Network Rank (Dimension): 32 〜 128
数字が大きいほど賢くなりますが、ファイルサイズも大きくなります。最初は 32 で十分です。
Network Alpha: 16 (Rankの半分くらいが目安)
Start Training ボタンをポチッ!
黒い画面で数字が流れ始めます。PCのスペックによりますが、15枚程度の画像なら 30分〜1時間 ほどで終わります。
🎨 5. ステップ4:完成したLoRAを使ってみる
学習が終わると、指定した出力フォルダに my_char_v1.safetensors というファイルができています。これがあなただけのLoRAです!
Forgeでの使い方
完成したファイルを webui > models > Lora フォルダに入れます。
WebUI Forgeを起動(リロード)。
「Lora」タブから自分のLoRAを選択。
プロンプトに学習時の呼び出し名(例: mycharacter)と、トリガーワードを入力して生成!
💡
うまくいかない時のヒント
Q. 全然キャラが似ない(学習不足)
対策: Epoch数を増やしてみてください(10 → 15〜20)。または、画像枚数を増やしましょう。
Q. 絵が崩れる・ノイズがひどい(過学習)
対策: 学習させすぎです。Epoch数を減らすか、Rankを下げてみてください。
Q. Ponyモデルで使うコツは?
Pony系は非常に従順なので、LoRAの強度は 0.6 〜 0.8 くらいに下げて使うと、絵柄への悪影響を抑えつつキャラだけを出せることが多いです。
まとめ
画像を集める(15枚くらい)
フォルダを正しく作る(img/10_name)
Kohya_ssで自動タグ付け&学習ボタン
工程はこれだけです。
最初は失敗するかもしれませんが、自分で作ったLoRAで思い通りの絵が出た時の感動はひとしおです。
ぜひ、世界に一つだけの「My LoRA」作りに挑戦してみてください!
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