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入社1ヶ月、少しだけ見えてきたもの。

入社から1ヶ月が経ちました。

研修期間を経て、多くの先輩社員と話し、来社される起業家の方々のお話も伺ってきました。入社前には見えていなかった景色が、少しずつ像を結んできた感覚があります。

備忘録として、書き残しておきます。


入社前のイメージと、実際

正直に言うと、入社前は「両面型の人材紹介会社(企業側と候補者側を一人の担当が見るスタイル)=企業起点が正義」だと思っていました。

以前いた環境はどちらかというと候補者側に重きを置く文化でした。会社によって違いはあると思っていましたが、少なくとも両面型は企業重視が基本線だろうと。

実際に入ってみると、全然そんなことはありませんでした。

企業起点でバリバリ動く人もいれば、候補者への向き合い方を何よりも大切にしている人もいる。社会貢献を第一軸に置いている人もいる。

一言でいうと、価値観のバラエティが豊富でした。

正直、いい意味で予想を裏切られました。


3社見てきて、それでもフォースタが「ちょっと普通じゃない」と感じる理由

少し背景を書かせてください。

私はインターンや内定承諾を含めて、グロース市場上場の支援企業を合計3社経験させてもらいました。中途で入った方より複数社を中から見ていた学生だったかもしれません。

3社それぞれに、違うかたちの魅力がありました。

1社目は、答えのない複雑な社会課題に向き合うことを軸に置いた人材会社。「産業創造を超長期で支援する」思想を持つVCの資本も入っていて、長期目線で社会と向き合う姿勢が組織に染みついていました。

2社目は、戦略レイヤーの設計の精度が高く、組織全体に成長思考が浸透している会社。「数字を伸ばす」「事業を成長させる」という観点では、3社の中でも頭一つ抜けていたと思います。

それぞれ素晴らしくて、選ぶのは本当に悩みました。

だから「フォースタが一番」と単純に言いたいわけではなく、「3社の中でフォースタには、他とは違う特徴が確かにある」と感じた点を書きたいと思います。

それは、日本社会への貢献性に対する、解像度と本気度です。

バリューが、想像以上に浸透している

フォースタには「Startups First」「Be a Talent」「The Team」という3つのバリューがあります。

2019年に社員全員で議論しながらつくり直したもので、これが想像以上に浸透していました。

たとえばランチや雑談で——

「最近どの企業が面白いか」
「日本のどの産業に勝ち筋があるか」
「どの社会課題に向き合いたいか」

こういう話が、業務の話と地続きで自然に出てきます。新卒1年目の同期同士でも、こういう話が普通に成立する。

3社を見てきた身としては、これはわりと特殊な環境だと感じます。

成長のベクトルが、外を向いている

「成長のベクトルが自分の内側ではなく、外(周りの人、産業、社会)に向いている」とも言えそうです。

「自分が伸びたい」より先に「日本のここを変えたい」が出てくる。

これがバリューとして掲げられているだけでなく、入社1ヶ月の時点でも、隣の島から聞こえてくる会話のレベルで体感できるのは、思っていた以上の発見でした。

タレント性のある先輩たちと、支援の手触り

もう一つ印象的なのは、「タレント性の強い社員」が多いことです。

先輩方の中には、社会課題解決の最前線を走っている企業から個別に声がかかる人もいます。なるほど、こういう人たちと働いているから、企業や産業への解像度が高いのかと納得しました。

同期のバックグラウンドも本当に多様で、学歴で人を採っている会社ではないんだなと素直に感じます。

そして先輩から聞いたエピソードで、ハイレイヤー人材の紹介が決まり、企業も候補者も大きな感謝を示してくれて、事業も前に進んだ、という話が特に印象に残っています。

詳細は守秘で書けないのですが、似た構図のストーリーは当社のオウンドメディアEVANGEに多く公開されています。覗いてみていただくと、フォースタが向き合っている支援の手触りが少し伝わるかもしれません。


地道に積み重ねる仕事と、その意味

正直に書くと、地道な仕事も多いです。

今の私の日々で大きな比重を占めているのは、スカウトを通じた候補者の方々へのご連絡。

ただ、これは単純な数のゲームではなくて——

「どういう方にスタートアップで挑戦していただけたら、日本社会がより豊かになるか」
「どの産業のどのフェーズに、どんなバックグラウンドの方が必要か」

を考えながら、一通一通書いています。先輩がそうしている姿を見て、自分もそう在りたいと思いながら、です。

ミッションへの共感だけで飛び込むと、足元とのギャップに戸惑う場面はあるかもしれません。

でも、その地道さの先にある社会への貢献を信じて取り組める人にとっては、最高の環境だと思っています。


1ヶ月で小さく変わったこと

圧倒的に変わったのは、インプットへの意識です。

インターン時代も仕事にはコミットしていたつもりですが、どちらかというと営業や採用業務などの業務の比重が高かったです。

フォースタでのHCは、カウンターパートが経営者レイヤーになります。市場の話、事業の話——知識なしでは太刀打ちできない切実さがあります。

今は日経やNewsPicksを毎日チェックするのはもちろん、起業家のXやFacebookの投稿を追うようになりましたし、スタートアップカンファレンスにも顔を出すようになりました。

フォースタには起業家の方が来社してくださり、マーケットや事業についてお話を聞ける機会もあります。これが本当に貴重です。

あとは食生活がまた乱れてきました。麻布台ヒルズ周辺、手頃なランチがなさすぎる問題が深刻なので、習慣化を立て直す必要があります。


1ヶ月時点で、まだ答えが出ていないこと

観察と気づきを書き留めてきましたが、自分の中で「これから時間をかけて、答えを出していく問い」もいくつか持ち帰っています。

問い1:自分はどの領域にベットしていくのか

エンタメ、ライフスタイル、ウェルネス、キャリア——個人的には、こうした「人の暮らしや内面を豊かにする」領域に、いま惹かれています。

ただ、入社1ヶ月で領域を絞り込むのは時期尚早だとも思っています。来社される起業家の方々の話を聞き、先輩たちの担当企業を見ながら、自分の中の確信度を上げていくフェーズ。今は仮説レベルで持っておく、くらいがちょうどいいと考えています。

数ヶ月後・半年後の自分が、この仮説をどう更新しているのか。書き残しておくために、今の解像度をここに置いておきます。

問い2:「日本を勝たせる」より、「日本が負けない」を、どう設計するか

ファクトとして、日本の相対的な存在感は縮小しています。名目GDPは2023年にドイツに抜かれて4位、2025年にはインドに抜かれて5位に後退。一人当たりGDPはG7最下位、世界で40位前後です。食料自給率はカロリーベースで4年連続の38%。

ただ、自分の中には「日本を勝たせたい」という言葉に対する違和感もあります。誰かが勝つということは、誰かが負けるということ——それは自分の本意ではありません。

それよりも、「日本が、日本らしく、負けない」ための核心にどう貢献できるか。これがいま自分の中にある問いです。

たとえば——

  • 食料自給率の向上(超理想を言えば100%)

  • エンタメ・文化のさらなる強化(取られにくく、外貨も呼び込める領域)

  • 取られてはいけない領域でのシェアの堅実な確保(防衛、衛星データ活用、海洋開拓など)

1位を取りに行くのではなく、「ここを失うと日本が日本でなくなる」という核心を捉えた領域への支援。新卒1ヶ月で「核心」を語るのは、正直おこがましいです。それでも、これが今の自分の出発点です。

入社エントリにも書いた通り、自分は日本が好きです。だからこそ、日本の「勝ち」より「日本らしさが残ること」のほうが、自分にとっては大事なのだと思います。


これらは、3ヶ月後・半年後の自分が答えを書き足せるように、ここに残しておきます。


これから

研修中に多くの先輩社員とランチをご一緒させていただきました。

その中で印象に残っている言葉があります。

willも大事だけど、目の前の仕事を全力でやってるうちに見えてくるものがwillだったりする

まだまだ見えていないものの方が多いですが、とにかく目の前のことに全力で向き合う。

フォースタのミッション「(共に)進化の中心へ」に適う社会貢献ができるように、一刻も早く成長すること。

それだけを考えています。

引き続きよろしくお願いします。

2026年5月・入社1ヶ月時点の備忘録として


📝 前回のnote: 【入社エントリ】日本が好きだから、挑戦者の隣に立つ仕事を選んだ

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