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楽天の売上アップ施策とは?最初に整理すべき判断の考え方

楽天で売上を上げる施策の前に整理する

楽天で売上を上げたい。
そう思って施策を探している多くの店舗は多いはずです。

楽天で販売しての売上アップさせるのは「施策の量」ではなく、
どこから手を付けるかという「順番」+「優先順位」で決まることが多いです。

そして、
この記事を読めば売上が一気に伸びる
と、いったようなそんな都合のいい話はありません。

私自身、楽天で売上が伸びた時期もあれば、
広告・クーポン・ページ改善を同時にやって、
何が原因か分からなくなった時期もありました。

この記事では、
楽天で売上アップできる施策を
ノウハウの羅列だけでなく、
どこから手を付けるべきかを判断できるように整理してお伝えします。


売上は「施策」ではなく「構造」で決まる

まず前提として、売上は次の式で分解できます。

売上 = アクセス × 転換率 × 客単価

楽天運営者であれば、
一部は聞いたことがあるかもしれません。

ですが多くの店舗は、
この構造を意識せずに施策を打っているのが実情です。

  • 売上が落ちた

  • 広告費が増えた

  • 利益が残らない

こうした場面で、
「とりあえず何か施策を打つ」
という判断をしてしまう。

本来やるべきなのは、
どの要素が詰まっているのかを切り分けることです。

今回の記事では、
楽天で特に影響が大きい
アクセス・CTR・転換率・リピーター
この4点に絞って整理します。


楽天におけるアクセスは「作りに行くもの」

楽天でアクセスを集める方法はいくつかあります。

  • 検索結果(SEO)

  • ランキング

  • セール・イベント

  • RPP広告

  • 外部広告

この中で、
再現性が高く、コントロールしやすいのがRPP広告です。

理由は明確で、
すでに商品を探している
顕在顧客に直接リーチできるからです。

SNSのように
「知ってもらう → 興味を持ってもらう → 検索してもらう」
という段階を踏む必要はありません。

キーワード広告は、
今まさに買う可能性がある人に表示される
これは楽天というモールならではの強みです。


アクセスが集まらない店舗の共通点

「アクセスが足りない」と悩む店舗ほど、
実は次のような状態になっていることが多いです。

  • キーワードを網羅してない

  • RPPはROASが合わないとすぐ停止

  • 単価を下げて様子見で放置

短期的に見れば、その判断は間違いではありません。
広告費だけが先に出て、売上が返ってこないからです。

ただし、
短期視点だけで止めてしまうと、
アクセスの入口そのものを閉じることになります。


CTRは「アクセスの質」を決める中間指標

ここで重要になるのが CTR(クリック率) です。

CTRは、
表示された中で、どれだけクリックされたかを示す数字。

アクセスが増えない原因は、
「露出が足りない」のではなく、
クリックされていないだけというケースも非常に多い。

楽天におけるCTRを左右する主な要素は、

  • サムネイル

  • 商品名

  • 価格帯

  • レビュー数・評価

などです。

つまりCTRは、
商品ページを見る前の第一関門

ここで選ばれなければ、
転換率以前の問題になります。


CTR改善でやるべきこと

CTRを上げるために、
奇抜なことをする必要はありません。

見るべきポイントは次の通りです。

  • サムネイルで
    「何の商品か」「誰向けか」が分かる

  • 商品名が
    検索意図とズレていないか・または訴求文

  • 価格が
    極端に高すぎ・安すぎないか

  • レビュー数が
    周囲と比べて見劣りしていないか

CTRは、
比較された結果として自然に決まる数字です。


アクセス施策のゴールは「人を集めること」ではない

ここで一度整理します。

アクセスとCTR

この2つは
あくまで入口です。

どれだけ人を呼んでも、
次が整っていなければ売上にはなりません。


転換率は「売る力」がそのまま表れる指標

転換率は、
ページを訪れた人のうち、
どれだけが購入したかを示します。

広告やSEOが「集客力」だとすれば、
転換率は店舗側の実力が最も分かりやすく出る数字です。

ROASが合わないとき、
多くの人は広告設定を疑います。

ですが実際には、

  • サムネイルと中身が一致していない

  • 商品の強みがすぐに分からない

  • ページ内の安心材料が機能していない

こうしたページ内部の問題が原因であるケースがほとんどです。


売れるかどうかは商品とページ構成が重要になります


ROAS300%を切ったときの視点

私の経験上、OEM商品であれば
ROAS300%が最低ライン、理想は400%前後です。

実際に運営していた店舗でも、
ROAS400%前後のときが
売上と利益のバランスが最も安定していました。

ROASが300%を下回った場合、
やるべきことは広告停止ではありません。

  • なぜ転換されていないのか

  • どこで迷われているのか

  • 何が不安材料になっているのか

この視点で、
転換率を上げるための内部改善に向き合う必要があります。

つまりROASが合わないから広告をやめる。ではなくROASが合うまで改善する。が正しい動きかたです。


売上を安定させる要素「リピーター」

ここまで
アクセス
CTR
転換率
を見てきました。

最後に重要なのが
リピーター施策です。

新規顧客だけで売上を作ろうとすると、
広告費は重くなることが多いです。

楽天で長く安定している店舗ほど、
既存顧客が一定割合を占めています。

しかしこれは商品属性も関係する話になってきます。リピートされやすい、されずらい商品は当然分かれます。
とはいえ、ほとんどどのような商品であってもリピーターはいます。
差はその割合が多いかどうかだけです。
なので商品属性ごとのリピート施策は必要です。


リピーター施策は「継続性」

リピーター施策というと、

  • クーポン

  • メルマガ

  • LINE

を思い浮かべる人が多いですが、
大事なのは仕組みより前提です。

  • 商品に再購入の必然性があるか

  • 初回購入時の体験が悪くないか

  • 梱包・同梱物で不安を残していないか

ここが整っていない状態で、
クーポンだけ配っても意味はありません。

リピーターは
施策で作るものではなく、
体験の積み重ねで生まれる
ものです。


【まとめ】成果が出る判断順と優先順位

最後にこの記事を
施策として整理します。

① アクセス施策

  • RPP広告を止める前に構造を確認

  • 今探している人に当てる

② CTR改善

  • サムネ・商品名・価格の見直し

  • 比較されたときに選ばれる状態か

③ 転換率改善

  • 強みが分かるページ構成

  • 安心材料としてページは機能しているか

④ リピーター施策

  • 初回体験に不安がないか

  • 継続購入したくなる理由があるか


施策を増やす前に順番を間違えない

楽天で売上を上げたいとき、ほとんどの店舗が最初にやりがちなのは、施策を増やすことです。

  • 広告を増やす

  • クーポンを出す

  • セール施策を増やす

  • メルマガを送る

  • 新商品を出す

もちろん、施策そのものが悪いわけではありません。
ただ、ここで問題になるのは「施策の中身」ではなく、優先順位です。

優先順位を間違えると何が起きるか。
一言で言うと、努力が売上に変換されずらい状態になります。

たとえば、今の課題が「転換率」にあるのに、広告だけ増やしてしまう。
するとアクセスは増えますが、ページが弱いままなので売れません。
結果、「広告費だけ増えて利益が減る」という最悪の形になります。

逆に、今の課題が「アクセス」にあるのに、ページ改善ばかりしてしまう。
確かにページは良くなりますが、見られないので売上は動きません。
努力はしているのに、成果が出ない。これも苦しくなります。

つまり、施策の効果は「正しい順番」で初めて出ます。
ここを理解しているかどうかで、楽天運営は大きく変わります。


優先順位は「どこが詰まっているか」で決まる

売上は分解すると、

売上 = アクセス  × 転換率 × 客単価
これにプラスして
CTRとリピート施策もお話しました。

この式を見たときに大切なのは、
全部を一気に上げようとしないことです。

なぜなら、現場では必ず「詰まっている場所」が1つ(多くても2つ)あるからです。
そこを無視して別の施策を増やすと、頑張りが空回りします。

優先順位はセンスではなく構造で決まります。


迷ったらこの順番で考える

私が楽天運営でおすすめしているのは、次の順番です。

① アクセス(露出が足りるか)
→ そもそも見られていないなら改善しても誰にも届きません。

② CTR(クリックされる入口になっているか)
→ 表示されてもクリックされないなら入口が弱いということです。

③ 転換率(ページで売れているか)
→ クリックされても買われないなら、中身が原因です。

④ リピート(売上を安定させる仕組みがあるか)
→ 新規だけで回すほど、広告費は重くなります。

重要なのは、この順番が「理想論」ではなく、
楽天の現場では最も現実的な改善ルートだということです。


「順番」を間違えるとなぜ失敗するのか

順番を間違えると、店舗はこうなります。

  • 売れない → 広告を増やす → ROAS悪化 → 広告を止める

  • 売上が落ちる → クーポンを出す → 利益が減る → さらに苦しくなる

  • 施策を打つ → 結果が出ない → 焦って施策を追加 → 余計に散らかる

これは「施策が悪い」のではありません。
適用する順番が違うだけです。

私はここが楽天運営で一番もったいないポイントだと思っています。


優先順位の本質は「いま一番レバレッジが効く場所」を選ぶこと

限られた時間と予算の中で、
どこから手を付けるべきか。

答えはシンプルで、
いま一番レバレッジが効く場所からやることです。

たとえば、転換率が低い状態でアクセスを増やすと、
「売れないアクセス」を増やすだけになります。

逆に、転換率を少し上げてからアクセスを増やすと、
同じ広告費でも売上の伸び方が変わります。

ここが順番の差です。


最後に:施策は大事だけど順番の方がもっと大事

施策は必要です。
でも、施策はあくまで「手段」です。

楽天運営で成果を出す人は、
施策を増やす前に、必ず整理しています。

  • どこが詰まっているのか

  • いま優先すべき数字は何か

  • 次にやるべき施策はどれか

この整理ができると、
無駄な施策が減り、売上が積み上がりやすくなります。

だから私は、
「施策を教える」より先に
順番と優先順位を整えることを大事にしています。


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