【簡単あらすじ】悪意(微ネタバレ)【東野圭吾/講談社文庫】
人気作家の日高が殺された。
難事件だったが、刑事・加賀恭一郎の活躍により、犯人逮捕までスムーズに進む。
ただ、犯人は『動機』については全く語ろうとしない…
ー
『はじめに』
Noteで「読書の秋」コンテストが開催ということで、最近読んで印象に残ったり、買ったままで積んでいた本の感想を書いていこうと思います。
このレビューを読んだことで、その作品や著者に少しでも興味を持って頂ける内容にしたいのですが、登場人物やぼんやりしたあらすじなど、『微ネタバレ要素』がありますので、ご注意ください。
ーー
そろそろ寒くなってきたので、冬ごもりの準備(ストーブなど)のために部屋の掃除をし、その時本棚を整理中に目に留まり、読み直した作品です。
こんなことしてるから、中々片付かないんですよね…
ー
迷宮入りかと思われた事件でしたが、加賀刑事が事件の裏側まで入り込むことで、何とか事件の真相にたどり着きました。
と思わせておいてからの展開がホント面白いです。
正直なところ、前述したところで判明した仮真相で終了したとしても、納得出来るようなまとめ方です。
ただ、本当の真相にたどり着くと、さらに深く全てが納得いくという見事なまとめです。
物語が、誰かの一人称視点で進むのではなく、「手記」「記録」「独白」などの形で進むことに初めは違和感を感じましたが、物語の展開が上手いので読み進めるうちにどんどんと引き込まれていきました。
また、本当の真相での物語のまとめ方は納得なのですが、真相を知った時の私の率直な気持ちは、「ええ~、そんな~(愕然&憤慨)」というようになってしまい、感情がうまくまとまりませんでした。
後述する容疑者Xの献身では「おお~、そうだったのか~(溜息&感嘆)」となったのですが……
そういったところが、本作品があまり評価されない部分かもしれません。
(私は結構好きなまとめですし、「東野圭吾さんの作品で好きな本5選」といったようなテーマでしたら、間違いなく本作を選びます)
ー
東野圭吾さんの作品はたくさんありますので(※2025年3月時点で、作家生活40周年・作品数は104冊で・発行部数は何と一億部!だそうです。凄すぎですね…)著名な作品である、
「刑事・加賀恭一郎(新参者)」
「天才物理学者・ガリレオ」
を、各シリーズで読破することも当然アリで面白いです。
ただ、この読了後の感情の違いを是非皆さんにも感じていただきたい&上記の私のような反応になっていただくために、私は「悪意」「容疑者Xの献身」をセットで読破することをおススメします。
面白い作品は、何度読み返しても面白い!ですし、ミステリー初心者が読む作品として推薦できる作品だと思います。
ーー
☆同作者の他作品レビュー☆
☆他の小説レビュー☆
今回の画像は【Tome館長】さまからお借りしました。ありがとうございます。
いいなと思ったら応援しよう!
記事を読んで頂いた方に、何かしらのプラスを届けたいと考えています。