【福島県/県立中学校・高等学校等】2025年6月(5)【教育の現状レポート】
お疲れ様です。
人財教育/人事労務コンサルタントP206です。
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福島県教育委員会は、2023年3月にnoteと協定を締結し、「福島県の教育を支える地域の人々や企業・団体などが発信する情報をまとめたメディアをnoteに構築する」という、新しい試みをスタートしています。
このプラットフォームには、福島県の教育に携わる方々にとって、興味深い記事・多くの方に共有して頂きたい記事などが多く発信されています。
しかし、毎日多くの記事が発信されていることで、良記事・大変役立つ・必要な記事が目に付かずに埋没してしまうことは大変残念に思います。
私も福島県の学生教育に関わっている一員ですので、様々な関係者の思いを伝えるため、良記事を定期的に取り上げることが出来ればと思い、上記プラットフォームに掲載された各学校等の現状についてのまとめ記事を発信していきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
※今回は『 2025年06月30日まで 』の記事まとめです。
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1.2025年5月号 編集後記 子どもを信じる~不登校生徒の保護者の語りから~ 教育総務課長 柾木 渉(まさき わたる)(県教育委員会)
先日、友人から1つの冊子を渡されました。不登校の子のいる保護者の方が集まる会の代表の方から頂いたということでまとめられた「不登校でも大丈夫」と書かれた冊子には、
・保護者が不登校の子にどのように向き合ってきたか
・子に接する際の心構えや留意点
・同じような境遇の保護者の方へのメッセージ
など、普段なかなかお伺いする機会の少ない体験談が記載されていました。
最終ページに、月1回の定例会の案内があり、お話を伺ってみようと週末の定例会に飛び込みでお邪魔してきました。
●不登校の子がいる保護者が語る「苦悩」と「兆し」
当日は、10名程度の方が参加されており、不登校となったきっかけや子どもたちに変化が起きたきっかけなどを話されていました。それぞれの保護者の方から話されるお子様を見守る様子からは、普段の悩みがある一方で、「子どもを信じよう」という温かさを感じられることが何度もありました。
〇保護者の価値観を強要しない、まずは認め・見守る。まずは好きなことから。
子どもが不登校になった際、子どもと関わってなんとか「変えてあげたい、変わってほしい」と思うけれども、一方で、そうすると子どもたちは「何も理解してくれない!」と不信感を募らせることがある、とのことでした。
〇子どもたちがやってみたいことは何なのかを捉える。
他のエピソードとして、「娘曰く、周囲の子たちは自己を持っていない。そこにフラストレーションを抱えている。やりたいことではなく、やらされること・宿題が多い、と感じているようだ。」というエピソードがありました。
この子の場合、「自分がどのような存在であるか、何を大事にしているのか、何をしたいのか。」ということを大切にしていると感じられ、学校現場で生徒指導の視点として大切にすべき点と重なるところがあると感じられました。
●データで見る不登校(全国/福島)
令和5年度、全国では、小中学校で約35万人、高等学校で約7万人の不登校児童生徒が確認されており、年々増加傾向にあります。(「令和5年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」文部科学省ホームページより。以下、同様。)
1,000人当たりの不登校児童生徒数について福島県について見てみると、全国平均と比べると、少ない出現率となっています。
一方で、小中高等学校別に見ると以下のとおり、福島県内においても不登校児童生徒数は令和4年度から令和5年度にかけてどの校種においても増加しており、県や市町村が講じる子どもたちの学習機会の確保(スペシャルサポートルームやメタバース空間での学びの環境room-Fなど)やスクールカウンセラー・スクールソーシャルワーカー等の活用による丁寧な支援などは欠かせない状況となっています。
●子どもたちの自己決定機会とそれを受容する姿勢
「子どもを信じる」、そして「託す」ということは容易ではないのですが、子どもたちの個に応じた学びのための授業観の転換のためにも、自己実現のためにも、大切な視点であると再認識した経験でした。
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「不登校生徒問題」は、熱中症問題と同じように『時代が変化しているのだから仕方がない』と諦め・受け入れるのではなく、時代の変化に合わせて対策を取らなくては行けない問題の一つです。
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2.高校生 課題研究 校内セレクション(県立安積中学校・高校)
5月19日(月)放課後、高校生の課題研究 校内セレクションが行われました。この選考会は全国のSSH校の代表生徒が一堂に会する「SSH生徒研究発表会」(8月に神戸で開催)への本校からの代表グループを選考するもので、毎年行っています。昨年度まで発表生徒と教員で行っていましたが、今年度は中学棟に新たにできた安積野ホールを会場とし、高校生だけでなく、保護者や中学生にも呼びかけを行いました。その結果、ほぼ席が埋まるほど参加者が集まりました。
選考の結果、「魚粉に替わる新たな飼料の開発を目指し、郡山市の養殖業に高校生が貢献する」グループが選抜されました。郡山市は鯉の養殖が盛んで、市町村別出荷量では全国一位です。選抜されたグループは、その新たな飼料の研究開発を進めており、圧倒的な実験量と緻密な考察が注目されました。全国発表会では存在感を示してきてほしいと思います。
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全国発表会に参加することで、いつもとは違う刺激を受けてきて欲しいです。
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3.モノづくりのプロフェッショナルを目指そう!(県立二本松実業高校)
機械システム科は、身の回りにあるたくさんの「機械」がどうやって動いているんだろう?どうやって作るんだろう?そんな疑問を解決できる場所!最新の機械を使って、色々な部品を作ったり、ロボットを動かしたり、まさに「モノづくり」の最前線を実習等を通じて体験できます。
将来、乗り物や色々な製品を作る仕事に興味がある人にピッタリです!
機械システム科ってこんなに面白い!
旋盤やフライス盤、溶接など、色々な技術を体験!手を動かして作るから、達成感がすごい!
産業用ロボットの動かし方も学べちゃう!
技能士「機械加工/普通旋盤」など、将来に役立つ資格がたくさん取れる!
主な専門科目
機械設計製図、機械工作、原動機、実習、課題研究など
目指す資格
技能士(機械加工/普通旋盤)
取得できる資格
国家技能検定3級技能士(機械加工/普通旋盤)、ガス溶接技能講習、ボイラー取扱技能講習、危険物取扱者、車両系建設機械、機械製図検定、基礎製図検定、品質管理検定(QC検定)、計算技術検定、リスニング英語検定、パソコン利用技術検定等
卒業後の進路
色々な会社の「モノづくり」の現場で活躍したり、さらに専門的な勉強をするために大学に進んだり、公務員として働く道もあります。
【就 職】
AGCエレクトロニクス(株)、(株)IHI物流産業システム、北芝電機(株)、(株)小松製作所、(株)デンソー福島、福島キヤノン(株)、(株)SUBARU、トヨタ自動車東日本(株)、プレス工業(株)など製造業を中心とした企業
【進 学】
日本大学工学部、福井工業大学工学部、テクノアカデミー会津・浜、WIZ国際情報工科自動車大学校など
【公務員】
陸上自衛隊一般曹候補生など
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これからの日本で重要になる業種「モノづくり」。
興味があれば、まずは是非一度体験して欲しいです。
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4.西会津高校 校内巡視③(県立西会津高校)
5月14日(水)の5、6校時目、3年生の選択科目「地域探究(学校設定科目)」の授業では、学校の外に出て、学校周辺のフィールドワークを行いました。
その様子を紹介します。
まずは、「道の駅 にしあいづ 交流物産館よりっせ」内にある「にしあいづ観光交流協会」に行き、にしあいづの観光業等についてのお話を聞きました。
続いて、「西高魅力発信隊」が商品開発した「車麩ラスク」のきっかけとなった「車麩」を作っている西会津町の「丸十製麩本舗」に行き、作業場を見学しました。
短い時間でしたが、フィールドワークを通して生徒たちは、西会津町の良さと素晴らしさ、実際に目で見て、話を聞くなど、五感を働かせ感じることの良さに気づくことができました。
今後は、各自、地域探究のテーマを決め、実際に探究していくことになります。
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私の両親が大好きな「車麩」
是非これからも作り続けて欲しいです。
☆前回のまとめ記事等☆
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