【簡単あらすじ】天久翼の読心カルテ 淡雪の記憶(微ネタバレ)【知念実希人/実業之日本社文庫】
『 それを恋と勘違いしているってことですか?』
今度の舞台は、都内で発生する連続ビル爆破事件。
見た目は三十路に全く見えない
天久翼にもハードボイルドな展開が。
推理カルテとはまた違った雰囲気の作品です。
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『はじめに』
日本各地で雪の便りが届くようになり、東北南部も外出には厚手のコートが必要な季節になりました。そうすると、必然的に家や自室で過ごす時間が増えることになり、読書も捗る季節とも言えます。
このように、読書をするための絶好のシチュエーションを得られる時期ですので、最近読んで印象に残ったり、買ったまま積んでいたりした本の感想を書こうと思います。この感想で、その作品や著者に少しでも興味を持って頂ける内容にしたと思いながら書いていますが、登場人物やぼんやりしたあらすじなど、『微ネタバレ要素』を含む記載がありますので、その点にご注意ください。
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前作、「神酒クリニックで乾杯を」において、ある事件を解決しスタッフは総勢六人となりましたが、
神酒クリニック院長である・神栖章一郎は「常に刺激を欲しがっている」という、困った性質・もっと悪い言葉で表現すると、ちょっとぶっ飛んだ性質を持っているため、神酒クリニックには平穏な毎日という言葉は当てはまりません。
今作は、馴染みのクライアントからの救急連絡により、
全生活史健忘
つまり、私達が知っている記憶喪失、になっていた女性を助けるところから物語が展開します。
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神酒クリニックには、六人のスタッフが所属しているのですが、
肉体派 院長・神栖章一郎/外科医・九十九勝美
頭脳派 精神科医・天久翼/内科医・黒宮智人
女性陣 産婦人科and小児科医・夕月ゆかり/ナース・一之瀬真美
とまとめると分かるように、各人の役割が大変分かりやすく分類された特異集団ですので、私の中では、かなり古い映画になってしまうのですが、オーシャンズ11を思い出す集団です。
ですので、テーマや展開は全く違うのですが、最終的な読了感はとてもスッキリするところがとてもおススメです!
本作品は、知念実希人さんの作品ですし、基本的な舞台はクリニック関連ですので、私達が知らない・詳しくない傷病が関連してきます。
しかし、それに加えて、
ボクシングや総合格闘技のような肉弾戦。
そして今回は、爆弾。
といったような、天久鷹央の推理カルテにはあまり無い刺激が欲しい方におすすめです。
是非ご一読ください。
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