【福島県/県立中学校・高等学校等】2026年7月【教育の現状レポート】
お疲れ様です。
人財教育/人事労務コンサルタントP206です。
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福島県教育委員会は、2023年3月にnoteと協定を締結し、「福島県の教育を支える地域の人々や企業・団体などが発信する情報をまとめたメディアをnoteに構築する」という、新しい試みをスタートしています。
このプラットフォームには、福島県の教育に携わる方々にとって、興味深い記事・多くの方に共有して頂きたい記事などが多く発信されています。
しかし、毎日多くの記事が発信されていることで、良記事・大変役立つ・必要な記事が目に付かずに埋没してしまうことは大変残念に思います。
私も福島県の学生教育に関わっている一員ですので、様々な関係者の思いを伝えるため、良記事を定期的に取り上げることが出来ればと思い、上記プラットフォームに掲載された各学校等の現状についてのまとめ記事を発信していきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
※今回は『 2026年07月7日まで 』の記事まとめです。
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『1』「令和8年度学校給食担当者会議及び食育担当者研修会」「ふくしまっ子栄養教室食育研修会」を開催しました!(県教育委員会)
令和8年5月28日(木)に「令和8年度学校給食担当者会議及び食育担当者研修会」「ふくしまっ子栄養教室食育研修会」を田村市文化センターで開催しました。
この会議は学校給食関係者に対し、大量調理施設における衛生管理や地場産物の活用に関する講話等を実施し、理解を深めるために実施しているものです。また、食習慣、肥満等の健康課題の解消に向けた食育推進の課題や取組について共有し、食育指導者の資質向上を図るため、保健福祉部及び農林水産部との3部連携で実施しています。
今回の記事では、当日の様子についてご紹介します。
1 全体会
(1) 事業説明Ⅰ及び事例発表
① 令和8年度学校給食に係る事業について 県教育庁健康教育課
② 事例発表「地場産物活用の促進にかかる取組」
西郷村立西郷第一中学校 栄養教諭
③ 令和8年度の食育事業について 県教育庁健康教育課
(2) 事業説明Ⅱ「関係各課及び関係機関の食育事業について」
・県保健福祉部健康づくり推進課
・県農林水産部農産物流通課
・公益財団法人福島県学校給食会
(3) 自分手帳の活用について
健康教育課からは、今年度の事業について説明しました。
学校給食に係る事業については、昨年度、国で発生した学校給食に係る事故などについても併せて説明し、県内の安心安全な学校給食の提供について呼び掛けました。
食育事業については、「オンライン版自分手帳」の活用法について説明し、児童生徒が健康マネジメント能力(自己マネジメント力)を育み、教員も食に関する指導にいかすことができる食育の実践を呼び掛けました。
また、実践に向けて「オンライン版自分手帳」の操作を行いました。
次に、事例発表では、西郷村全体での地産地消や食育に関する取り組み、食材の納入に関する工夫や生産者との交流、食に関する指導の実践等、実施内容について写真や動画を交えて具体的な説明がありました。
各学校での取組にもいかすことができる内容で、大変興味深いものでした。
健康づくり推進課からは、「第三次健康ふくしま21計画」の中の子どもの健康について説明があり、併せて学校給食において取り組んでほしい内容についての説明もありました。
また、農林水産部農産物流通課からは、「ふくしま旬の食材等活用推進事業」についての説明がありました。この事業は、旬の県産食材を使用した給食メニューを考案し、そのメニューに関連した食育活動を行う給食提供施設に対し、給食メニューに使用した県産食材費の一部を支援するものです。給食で旬の県産食材と触れ合う機会を創出することにより、地産地消及び食育を一層推進していきます。
2 分科会
「県立学校給食業務について」 県立学校の栄養技師及び栄養士
3 「ふくしまっ子栄養教室食育研修会」
研修「令和8年度の食育の推進について」 教育庁健康教育課
伝達講習「令和7年度食育指導者養成研修を受講して」
喜多方市立山都小学校 栄養教諭
国見町立県北中学校 栄養教諭
協議「ふくしまっ子栄養教室・高校生のための栄養教室について」
後半は、県立学校の栄養技師等の分科会と栄養教諭の「ふくしまっ子栄養教室食育研修会」に分かれての活動となりました。
それぞれ専門的な知識を共有したことで、資質向上につながる、充実した1日になしました。
関係部局が連携して会議を実施することで、参加者に広く情報提供することができ、理解を深めることができました。今後も3部局連携により多角的に食育や地場産物活用を推進していきます。
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味や量・栄養などを考えつつ・物価高に立ち向かう。
給食事業も大変でしょうが、このような情報交換によって学生により良い給食を提供して欲しいです。
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『2』総合探究(前期フィールドワークデイ)(県立石川高等学校)
企業見学を実施しました!
2・3年生による「総合的な探究の時間(フィールドワークデイ)」として、地域企業への見学を実施しました。
フィールドワークデイとは?
総合探究の時間、2年生は「地域で学ぶ」3年生は「未来を創造する」がテーマです。
2年生は「地域について、そして自分自身について深く知る」こと、3年生は「自分の適性を理解し、個性を伸ばしながら、自分や地域の将来について考える」ことを目標に探究活動を合同で行います。
フィールドワークは「前期」と「後期」に分かれており、それぞれ3回ずつ、年6回、一日を通して総合探究の学習を行う日を設定しています。それが「フィールドワークデイ」です。
今回はフィールドワークデイの1回目でした!
今回は前期フィールドワークの1回目となる「企業見学」です。
「地域の産業を知ること」が大きな目的
になります。
各企業には5~15名程度の生徒が訪問し、会社概要や製造されている製品について説明を受けたほか、実際の工場や作業現場を見学させていただきました。機械設備や作業工程についても丁寧に説明していただき、生徒たちは普段見ることのできない「ものづくりの現場」に真剣な表情で耳を傾けていました。
見学後には若手社員の方々へのインタビュー
見学後に社員の方々にインタビューを行いました。
本校の卒業生もいます。
あ!先輩だ・・・!社会人としての姿に生徒たちの興味も高まります。
・仕事の内容
・この会社で働くことになったきっかけ
・仕事のやりがい、大変さ
・地域とのつながり
・職場の雰囲気
・高校生のうちに頑張っておくべきこと
などについて、生徒たちは直接お話を伺うことができました。
本校の進路状況
本校では卒業後に就職する生徒が約8割を占め、その中でも製造業への就職が多くなっています。しかし、高校生が持つ製造業のイメージは、「ものを作る仕事」「交代制」「決まった作業をする仕事」など、漠然としていることも少なくありません。
「製造業」「働くこと」に対するイメージ
今回の見学を通して、生徒たちは実際の職場環境や働く人々の姿を見ることで、製造業には多様な技術や役割、働き方があることを知りました。また、「働くとはどういうことか」「自分にはどんな仕事が向いているのか」を考える貴重な機会となりました。
生徒たちの声
「石川町にこのような工場があり、地元で働けることが良いと思った」
「製造だけではなく、検査や検品など様々な仕事があることを知った」
「ロボットを活用していて、効率的で正確な作業がすごいと思った」
「社員さんが優しく、職場の雰囲気が良かった」
「ものを扱う仕事だと思っていたが、人と協力する場面が多いことを知った」
「難しくて大変なイメージがあったが、楽しそうな仕事だと感じた」
「自分に向いている仕事かどうか考えるきっかけになった」
企業見学・フィールドワークの意義
地域の産業を知ることは、自分自身の将来を考えることにもつながります。今回の学びが、生徒一人ひとりの進路選択や将来の働く姿を考えるきっかけになることを期待しています。
これからの活動
なお、6月には3日間の就業体験、7月には第2回の企業見学を予定しています。これからも様々な企業や働く方々との出会いを通して、自分らしい生き方について考えを深めていきます。
最後になりますが、今回の企業見学を受け入れてくださった各企業の皆様に、心より感謝申し上げます。
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地元企業も、地域を構成する重要な要因です。
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『3』【活動紹介】オリジナル曲で、人の気分は変わる?音楽が人に与える影響を探る!!(県立ふたば未来中学校・高等学校)
ふたば未来学園の1階には、地域の方・保護者なども気軽に訪れることが出来るカフェふぅや生徒が放課後に自由に過ごし、挑戦できるスペース双葉みらいラボが併設されています。そんな双葉みらいラボを舞台に、チャレンジしている生徒の探究を紹介します!
今回、双葉みらいラボで活動をはじめたのは、緒方さん・菊地さん・永山さんの3人です。彼女たちが取り組んでいる探究テーマは、「オリジナル曲をつくろう!」というものです。
普段みらいラボではカフェミュージックが流れていますが、自分たちで制作したオリジナル音楽に変えたとき、何か変化が生まれるのではないか?そんな問いをもって活動しているそうです。
現在、3人はオリジナル曲づくりに取り組んでいます。実はこのグループは、もともと別々に活動していた二つの探究グループが合わさってできたものです。一つは「響く歌声とは何か」を探究していたグループ、もう一つは「人を感動させる音楽とは何か」をテーマに活動していたグループでした。1年次から活動を続ける中で、「せっかくなら一緒に音楽を作ってみよう」となり、現在の形になったそうです。
曲づくりでは、スマートフォンの音楽制作アプリを活用しています。歌詞は自分たちで考え、その歌詞をAI音声に歌わせながら、一つの楽曲として形にしてきました。音楽制作を始めた当初は、「本当に曲になるのかな」と不安もあったそうですが、実際に音を重ねていく中で、自分たちのイメージが少しずつ形になっていく面白さを感じるようになったといいます。
現在は、各曜日に合わせて気分が上がる曲を作りながら、人の気分を高めるための実験をみらいラボで実施中です。週の初めは、~~なのでしっとり系の曲を、疲れもたまってくる週末に向けてテンションをあげていくというようにセットリストを組んだそうです。
【実際に3人が制作した曲はこちら】
水曜日に流したオリジナル曲
木曜日に流したオリジナル曲
金曜日に流したオリジナル曲
また、活動を進める中で、「自分たちの手で演奏してみたい」という思いも強くなってきました。現在はギターやピアノにも挑戦しており、楽器の練習も続けています。「歌詞ができているなら、実際に演奏してみなよ!」という周囲からの声も後押しになったそうです。最初はコードを押さえることも難しく、思ったように音が出ないことも多かったそうですが、それでも少しずつ練習を重ねています。
双葉みらいラボは、生徒や地域の方が自由に集まり、対話や挑戦が生まれる場所です。だからこそ、この探究は単なる「音楽制作」ではなく、「環境が人へ与える影響」を考えることにもつながっています。家具や建物だけではなく、“音”もまた、その場の空気をつくる一つの要素なのかもしれません。
そして現在、生徒たちは新たな目標に向かって準備を進めています。
7月4日に開催される双来祭では、一般公開ステージに出場することに決めたそうです。
「当日は、皆さんが知っている曲を、自分たちで演奏し、歌って届けます!」とのこと。ぜひご来場ください。
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食べ物(口から取り入れる)は人間の成長に大きく影響するのですから、音楽(耳から取り入れる)にも大きな影響を受けるのではないでしょうか。
楽しみな取り組みです。
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『4』会津西陵高校の総合的な探究の時間 1年町あるき(県立会津西陵高等学校)
6月4日は総合的な探究の時間で1年生の「町あるき」が行われました。
会津美里町内の商店街や観光スポットなどに実際に足を運び、地域の良さや課題などを発見するきっかけとすることを目的としています。
普段何気なく通る道ですが、ふと足を止めるといろいろ発見があります。
町内をたくさん散策して、学校に戻ってきました。
いろいろと新しい発見があり、有意義な「町あるき」でした。
会津美里の魅力をもっと発信できるように、探究を進めていきます。
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観光スポットを巡ることで、外部の人間の考え方をトレース出来たと思います。
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『5』努力と工夫で何度でも立ち上がれ!(県立白河高等学校)
6/4(木) 第1学年「総合的な探究の時間」講演会②として、ダルライザープランニングの和知 健明様と白河だるま総本舗の湯本 淳人様をお呼びして、地域課題をテーマとしたご講演をいただきました。
和知健明様には、ダルライザーの映画制作に至るまでの経緯についてご講演いただきました。キャストには実際に白河市民を起用し、演技経験のない方々にも丁寧に指導しながら作品づくりを進めていったことや、映画制作費の確保に向けた試行錯誤など、成功談だけでなく苦労した経験も含めて率直にお話しいただきました。
「身近なものから、まだないものを生み出す」
高校生からは「地元には何もない」という声を耳にすることがあります。しかし、白河市には壮大な那須連峰の景観をはじめ、白河だるま、白河ラーメン、小峰城、南湖公園など、多くの地域資源があります。
和知様は、こうした地域資源と自身の興味・関心である「演劇」を掛け合わせることで、新たな価値を生み出してきました。何かを生み出すということは、必ずしもゼロから新しいものをつくることではありません。地域にある資源と、自分の好きなことや得意なことを結び付けることで、これまでになかった価値を創造できることを教えていただきました。
湯本淳人様には、元白河市地域おこし協力隊の立場から見た白河市の魅力や、ご自身のこれまでの歩みについてご講演いただきました。
湯本様は、地域おこし協力隊として白河だるまのPR活動に携わった後、白河市に定住し、現在はイベントの企画・運営に取り組まれています。講演では、ご自身の経験をもとに、さまざまな挑戦や失敗を重ねる中で、自分の得意なことや苦手なこと、そして本当に好きなことが見えてきたことについてお話しいただきました。
和知様のメッセージが「地域にある資源と自分の好きなことを掛け合わせ、まずはやってみること」だとすれば、湯本様からは「その挑戦を続けていくためには、まず自分自身を知ることが大切である」というメッセージをいただきました。人生の中で多くの経験や失敗を重ねることで、自分への理解が深まり、その理解が新たな挑戦への原動力になることを、ご自身の歩みを通して伝えてくださいました。
これまでの講演では「好きなこと×地域」というテーマが多く語られてきましたが、高校生の中には「そもそも自分の好きなことは何だろう」と考えた生徒もいたと思います。そんな中で、自分自身と向き合いながら挑戦を重ねてきた湯本様の講演は、生徒たちにとって大きな気づきや励ましになったのではないかと感じています。
「とりあえずやってみる」
何か新しいことを始める際には、不安や失敗への恐れから、一歩を踏み出せなくなってしまうことがあります。しかし、お二方は白河にある地域資源と自身の好きなことを掛け合わせながら、映画制作や地域活性化に挑戦してこられました。その過程では多くの困難や失敗もあったそうですが、まずは行動してみることで経験や人とのつながりが生まれ、さらに新たな可能性へとつながっていったといいます。
地域にないものを嘆くのではなく、「ないならチャンス」と捉え、自ら行動し、新しい価値を生み出していくことの大切さを教えていただきました。
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「身近なものから、まだないものを生み出す」
ゼロからイチを生み出すことはとても難しいことです。
「とりあえずやってみる」
タイパ重視といった、今の風潮からは受け入れがたい考え方でしょう。
上記を実際に行動している方の講演は、とても良い体験になったのではないでしょうか。
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『6』【2学年】「未来の福島県知事選挙」模擬選挙を実施(県立小名浜海星高等学校)
令和8年6月8日(月)、本校舎第1体育館において2学年を対象に、政治や選挙への関心と知識の向上を図る「模擬選挙」を実施しました。今回はいわき市選挙管理委員会、いわき地方振興局の皆様にご協力いただき、「未来の福島県知事選挙」をテーマに行われました。
生徒たちは事前に選挙の仕組みや意義について事前学習を行った上で当日を迎えました。当日は、3人の候補者による公約や福島県の未来に向けた主張を盛り込んだ「政見放送上映会」を開催。生徒たちはそれぞれの意見を比較・検討しつつ、選挙に関するクイズに挑戦しました。
各クラスの選挙管理委員とホームルーム長には、模擬選挙実施のための受付や立ち合い、出口調査など、様々な役割を担ってもらいました。選挙管理委員会の職員の方々との打合せにも、真剣に臨んでいます。
その後、実際の選挙で使用される本物の投票箱や記載台を使い、本格的な投票環境の中で「模擬投票」に臨みました。
一連の体験を通し、生徒たちは一票の重みや社会の担い手としての意識を体感した様子でした。将来、自分たちの手で社会を支えていくようになった時に、今回の学びを活かしてほしいと思います。
ご協力いただいた関係機関の皆様、未来につながる貴重な機会をありがとうございました。
なお、当日の様子はKFB福島放送の番組「シェア!」にて放送される予定です。ぜひご視聴ください。
(※放送予定日時:6月9日(火)18:15~19:00内)
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「選挙」はハードルが高いというイメージを持っている学生も多いので、このことでより身近になったのではないでしょうか。
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『7』【福島西】能登に届け、福島のワクワク!(県立福島西高等学校)
高校生チーム“WESTART”が贈る「福島の魅力パック」の舞台裏
こんにちは!福島西高校デザイン科学科・ビジュアルデザイン(VD)コースの3年生有志チーム「WESTART(ウェスタート)」です。
「WESTART(ウェスタート)」の意味
チーム名にはいくつかの理由があります。
①WE START 私たちが 始める 活動!
②WEST ART 西(高)の アート(デザイン科学科)!
③WE STAR ART 私たち (いつか)アートの星になる!
④ESTATE (イタリア語で)夏 西高最後の夏!
私たちは2026年6月7日、石川県輪島市で開催された「輪島市民まつり2026(総持寺会場)」にブースを出展し、被災されたみなさんに少しでも旅行気分を味わってもらうための詰め合わせセット「福島の魅力パック」を直接手渡しで配布してきました。
東日本大震災を経験した福島と、能登半島地震に直面した能登。
遠く離れた2つの被災地をつなぐ、高校生たちのデザインと想いのストーリーをお届けします。
始まりは「直接、元気を届けたい」という想いから
福島西高校では、2024年度から能登半島地震の被災地である輪島市門前町との交流を続けてきました。先輩たちからバトンを受け取った私たちは、今年1月、東邦銀行教育・文化財団さまからの助成金をきっかけに、長引く避難生活を送る方々へ向けた「福島の魅力パック」の企画を立ち上げました。
当初は品物を郵送する計画でしたが、現地の方々と連絡を取り合ううちに、 「完成した品物は、生徒のみなさんから直接渡したほうが絶対に喜ばれるよ」 という温かいアドバイスをいただいたのです。
「震災を忘れないでほしい」という切実な願いは、私たち福島県民も身に染みて知っています。 「それなら直接行って、少しでも未来への元気を届けよう!」 そう決意した私たちは、受験や卒業制作が本格化する前の1学期、タイトなスケジュールの中で一気に動き出しました。
こだわりを詰め込んだ「福島の魅力パック」の中身
デザイン科学科のスキルを活かし、パッケージから同封する冊子まで、すべてに私たちのアイディアとこだわりを詰め込みました!
① 福島のみどころ案内冊子「いってみるべ、ふくしま」
福島市の街中に焦点を当て、高校生目線で魅力をまとめた手作りの案内冊子(ZINE)です。パステル調のオレンジとブルーで彩られた優しいマップを見ながら、一緒に福島を歩いているような気分を味わってもらえるように作りました。福島県(猪苗代湖周辺)と石川県(能登半島周辺)の形がモチーフになっていること、お気づきになりました?
② 福島商業高校開発「幸せいっぱい満福パン」
同じ福島の高校生の取り組みを共有し、励みにしてもらいたいという想いから、福島商業高校の商品開発部さんが手がけた可愛いボックス入りのパンをセレクト。福島商業高校さんと福祉施設などが連携して作った、甘くて美味しい非常食にもなるパンです。おなかも心も幸せで満たされますように!
③ オリジナル「シール」
福島県と石川県をイメージしたパステルカラーの、まんまるな目が愛らしいオリジナルキャラクターのシールです。「色々なところに貼って楽しんでほしい」という遊び心を込めました。
これらを、私たちの活動ロゴである「WESTART」の特製ラベルを貼ったクラフト紙袋に詰め込んで、100個の「魅力パック」が完成しました。
①~③の詳しい情報はこちら↓↓↓
資金の壁を乗り越え、いざ能登へ!
直接現地へ行くとなると、大きな壁となったのが「資金」でした。 助成金だけでは足りない分をどうするか。そこで私たちは、学校や同窓会のみなさまに、この活動の目的を説明しご支援をお願いしました。
たくさんの方々の支えと応援のおかげで、無事に能登行きが実現できたのです。本当にありがとうございました!
ちなみに、今回お世話になった宿は、5月15日にオープンしたばかりの簡易宿所「皆の宿」。 かつての民宿を修繕した築50年の民家で、「七浦地区再生会議」の代表の方から、災害後のリアルなお話やこれからの未来の展望について貴重なお話を伺うこともできました。
奥能登の原風景を残す門前町七浦(しつら)地区。震災で5.5mも地盤が隆起し、さらに豪雨の追い打ちも…。胸が痛みました。
同時に、能登の方々の底力、アートの力も実感しました。
笑顔が咲いた、輪島市民まつりでのひととき
6月7日、まつり当日のブースには、仮設住宅に暮らす方々をはじめ、多くのみなさんが足を運んでくださいました。
「福島から来てくれたの!?」 と驚きながら、笑顔で「魅力パック」を受け取ってくださる住民のみなさん。 手渡す瞬間の「ありがとう」の言葉や、温かい笑顔に触れ、私たちは「直接来て、本当によかった」と心から実感しました。
昨年度の取り組みはこちら↓↓↓(ぜひご覧ください!)
遠く離れた土地同士だけど、同じ痛みを、そして復興への希望を知る仲間として。私たちのデザインが、長引く避難生活のほんの少しの彩りや、楽しさになってくれたならこれほど嬉しいことはありません。
これからも、つながり続けるために
今回の訪問を通して、現地の方々と直接言葉を交わすことで、私たち自身も心理的に大きく成長し、コミュニケーションの力を学ぶことができました。
WESTARTの活動はここで一区切りとなりますが、福島西高校の「出張!デザカ」の取り組みは、できれば次年度以降も後輩たちへと引き継ぎ、門前町のみなさんとの絆を紡ぎ続けていきたいと考えています。
最後になりますが、この活動を支えてくださった東邦銀行教育・文化財団さま、福島商業高校のみなさま、そしてご支援くださった学校や同窓会のみなさまに、心より感謝申し上げます。
能登のみなさん、今度はぜひ、福島へ「いってみるべ」!
またお会いできる日を楽しみにしています!
詳しくはホームページをご覧ください↓↓↓
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資金面で支援した同窓会の方々も、大満足の内容ではないでしょうか。
☆前回のまとめ記事等☆
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