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【FIRE旅行記】 25年下期まとめ (東北)

25年10月 初秋みちのく一人旅

まだ暑さが残る中、ひと足先に秋を感じようと東北に7泊8日の一人車の旅に出た。

仙台
仙台藩祖伊達政宗公が眠る瑞鳳殿を朝イチで見学。そのあと電車でニッカ宮城峡蒸溜所へ二度目の訪問。余市蒸溜所と比較するとゆっくりできないというか、ちょっとビジネスライク。夕飯にはもちろん牛タンをいただいた。


平泉
仙台を後にし、厳美渓達谷窟を経由して20年ぶりの平泉入り。夕方、毛越寺を見学。この辺りは奥州藤原氏、源義経、弁慶ゆかりの地で歴史の勉強になる(もうだいぶ忘れてるけど)。この日の温泉旅館はドキドキの「訳あり格安部屋」。どうやら以前はホテル従業員の宿泊部屋だったと思われ、狭かったが温泉に入ってビール飲んで寝る分には十分快適だった。


平泉・遠野
早起きして中尊寺金色堂に一番乗りで入る。静かな環境で金ピカを存分に眺めることができ、参拝料1,000円の元は十分に取れた。周辺を散策したあと、遠野に移動。柳田國男の『遠野物語』を読んだことはないが、ずっと行ってみたかった。カッパ淵、遠野伝承園を回り、夕飯には遠野の名物でもあるジンギスカンを食べた。


遠野
盛岡に向かう途中、『遠野物語』にも出てくる姨捨現場「デンデラノ」、大河ドラマやNHKドラマ「母の待つ里」(とてもいいドラマです)のロケ地にも使われた「遠野ふるさと村」を見学したあと、予定なく立ち寄った大迫(おおはさま)がとてもよかった。


大迫・盛岡
宮沢賢治の童話『猫の事務所』のモデルといわれる旧稗貫郡役所を復元した「早池峰と賢治の展示館」の、市役所員兼ガイドのおばさんは本当に親切で、館内や宮沢賢治の説明だけではなく、大迫や特産のワインの歴史なんかについてもとても分かりやすく説明してくれた。紹介してもらった酒屋さんとワイナリーでエーデルワインを2本購入し、盛岡には夕方到着。ビジホにチェックインして、夕飯には盛岡冷麺を食べた。


盛岡
盛岡は北東北最大の都市で、見所もたくさんあった。盛岡出身の新渡戸稲造、平民宰相・原敬の出身地、宮沢賢治や石川啄木ゆかりの地、なにより洋風含む西洋建築物が多く、一日中街歩きを楽しんだ。ランチにはじゃじゃ麺、夜は十割蕎麦と盛岡は美味しい麺がいっぱいだった。


盛岡・横手
早起きして岩山展望台へ。雲海とともに岩手山や奥羽山脈を一望し、秋田県横手に向かう。横手公園(横手城)、かまくら館などを見て、第4回B-1グランプリ獲得の横手焼きそばを食べた(麺ばっかだなw)。横手市増田町は子供の頃に好きだった『釣りキチ三平』の作者矢口高雄さんの出身地で、蔵が多く建ち並ぶ街並みはいい感じの趣きがあった。


米沢
夕方に米沢に到着し、米沢藩上杉家歴代藩主の墓所・上杉家廟所を見学。日暮れどきに「トトロの森」で童心に帰り、夜は大人の米沢牛の牛鍋を食し、ホテルでは山形の菓子メーカー「でん六」の豆をシブくつまんだ。

翌日の米沢観光で向かったのは上杉謙信・上杉鷹山を祭神として米沢城本丸跡に建立された上杉神社。社殿は米沢出身の伊東忠太が設計。私は明治神宮、橿原神宮などを手がけた伊東忠太の建築物が好きだ。中でもイスラム、シルクロード、インドの様式が随所に見られる築地本願寺にはなんとも言えない美しさがある。

上杉神社に隣接する上杉博物館で歴史のお勉強をして、ランチは上杉伯爵邸で郷土料理をいただいた。夕方には「米沢の奥座敷」とも呼ばれる小野川温泉で旅の疲れを癒した。米沢は盛岡ほど見るところはないかもしれないが、のんびりしていて町全体がなんだかとても平和でよかった。


大内宿
最終日は朝早くに米沢を出て、喜多方でお土産のラーメンを買い、ほぼ開園と同時に大内宿に到着。大内宿は会津若松市と日光今市を結ぶ宿場町として栄え、現在も江戸時代の面影そのままに茅葺屋根の民家が建ち並ぶ観光地だ。名物のねぎそばとち餅を食べ、午後ゆっくり帰路に着いた。


晩夏・初秋の東北はなんとも言えぬ良さがあった。観光地をたくさん巡るため、少し立て込んだスケジュールになったが、これからの10年間はこのような旅を続けたいと思う。60歳になったら私の選りすぐりの旅行先をもっと時間をかけて奥さんとゆっくり巡ることができればいいなと思っている。


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