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リワーク・休職からの復帰で体力が落ちていた話——回復期に知っておくこと

「少し元気になってきた」と感じた時期があった。

でも、実際に動いてみると、思っていたよりずっと体が動かなかった。

体力の落ち方は静かだ

休職中は、基本的に「動かない」。外出しない日が続く。人と話さない。

何もしていないから体力は落ちていないはず、と思いがちだ。でも逆で、「何もしていない」期間が一番体力を落とす。

筋肉は使わないと落ちる。心肺機能も落ちる。「電車に30分乗る」だけで疲れ果てることがある。

対話力も落ちている

体力と同じように、「人と話す力」も落ちている。

休職中、人と話す機会が激減する。家族と短い会話をするだけ、という生活が続くと、複数の人の中で長時間話すことがしんどくなっている。

「会話のスタミナ」みたいなものがある。それが回復期には底を突きかけていることが多い。

焦らなくていい理由

回復期に「もっとできるはずなのに」と焦る気持ちはよく分かる。

でも、体力と対話力は、使えばまた戻る。少しずつ距離を伸ばすように、少しずつ活動量を増やしていけばいい

急に「フルで働ける状態」を目指さなくていい。まず「散歩できる」「図書館で2時間過ごせる」から始めればいい。

回復期は「準備期」

回復期は、完全に元通りになる前の「準備期」だと思っている。

完成していない状態で外に出ていい。少しずつ外の空気に慣れる期間だ。

焦ると、また崩れる。それが一番遠回りだと、経験して知った。

シツカン / リワーク・アベール

博物館学修士(University of Leicester, Merit)| エンジニア | リワーク経験者


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