「摘めていること」と「円形接触様式の成立」は同義なのか

「摘めていること」と「円形接触様式の成立」は同義なのか

OTの治療場面で、示指と母指で物品を摘まむ課題を設定することは少なくない。物品を落とさず保持できていれば、表面的には「摘めている」と判断される。しかしそのとき形成されている接触様式は、本当に円形のわっか状接触なのだろうか。
示指と母指の指腹が潰れ、涙形に変形し、指先が白くなるほどの強把持。保持は成立している。だが、最小限の力での円形接触とは明らかに異なる様式である。
ここでの論点は単純である。
「課題が達成されていること」と「望ましい運動様式が成立していること」は同義なのか、という問いである。

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