筋出力強化は本当に「支持性改善」なのか

筋出力強化は本当に「支持性改善」なのか

― 両膝立ち股関節伸展トレーニングを再考する ―


1.論点の言語化

筋出力強化を支持性改善とみなす前提には、構造的なズレが存在する可能性がある。
臨床では、立位や歩行時に股関節伸展が不足し、骨盤後退が生じる症例に対して、両膝立ちでの股関節屈伸運動、特に伸展方向への筋トレが選択されることが多い。
この介入は一見合理的であり、筋出力が増加すれば立位支持性が改善する、という前提に基づいている。
しかし、この前提は本当に妥当だろうか。

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