屈曲優位の把持反復は「機能回復」なのか、それとも出力様式の固定化なのか

1.屈曲優位の把持反復は「機能回復」なのか、それとも出力様式の固定化なのか

麻痺に対してボールを握らせ、手関節掌屈+手指屈曲を反復する。
臨床ではよく見られる光景である。
一見すると「把持が出た」「収縮が確認できた」という成果が得られる。だが、その出力は本当に“再建”なのか。それとも、もともと出やすい屈曲優位パターンを強めているだけなのか。
ここでの論点は、介入の是非そのものではない。
「何を目的に、どの出力様式を再構築しようとしているのか」という視点が、十分に言語化されているかどうかである。

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