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異星人アリサと閻魔さまのトリセツ第20話「月の秘密」【7割リアル連載小説】

「真由美はミネルバから聞いてると思うけど、月ってただの宇宙船なのよね。ちょっと大きいけど。それにホログラムでもあるし。そもそも、月なんて思われてるほど遠い場所じゃないのよ。だから私、望遠鏡で月を覗いていただけなのにイケズなクローンウサギたちに目をつけられちゃったの」
 

アリサは、わざとらしく肩をすくめ、身振り手振りを交えながら説明を続けた。

「アイツらさ、地球外生命体の指示で地球の自転やタイムラインを操作してるんだけど、トランプを助けたのもアイツらだってミネルバから聞いたでしょ?閻魔さまに宇宙会議の話をしたら、秘密が漏れてたことに驚いてたけどね。 そうそう、『月でウサギが餅をついている』っていう日本のお伽噺、多分、月の事情を知ってる人が脚色した話だと思うよ。『月で小麦粉をこねてパンを作ってる』とか『ナンを作ってる』みたいな話はないじゃん?餅って、日本を象徴する食べ物だから、最初に“ウサギの餅つき”を伝えた人は、きっと月を訪れた日本人か、サイキック能力で透視してロマンを込めた人なんじゃないかな。まあ、本当のことを話したところで誰も信じなかっただろうけど……地球人以外の生命体は月の事情をちゃんと知ってるよ。地球の政治、経済、文化、未来――全部の鍵を握ってるのが月だからさ」


アリサは少し間を置いて、声を潜めるように続けた。

「一方でね、太陽は月のわがままを許さないために、ずっと月と戦い続けてきたの。でも、もうすぐ新時代が始まるわ。地球人がこの世界の仕組みの真実を知る日も近いのよ」


壮大な話だ。普通なら、そんな馬鹿げた話を信じる人はいない。けれど、今の真由美にとって“あり得ない話”なんて存在しないのだ。


何せ彼女はリアルな冥界を訪れ、その後、無事にこの世に戻ってきたのだから。


アリサの話に驚くというより、“むしろ面白い”と感じる真由美。トランプなら、これまで隠されてきた無数の秘密を開示するだろう。そして、その中でも、月には南極以上に興味深い秘密が眠っているに違いない――真由美はそんな予感を抱いていた。

第21話へ続く

豚神さまのおかげ🎵

マンマミーア(^^♪

警察ダイジョーブか~~?🧼


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