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菜種の里 三英堂 島根松江 和菓子なスクチャイ100 2025.08.27

和菓子なスクチャイ100 島根 > 松江

※くまの身長は7.5cm。大きさの参考に。


菜種の里 三英堂 島根松江

菜種の里 三英堂 島根松江
菜種の里 三英堂 島根松江
菜種の里 三英堂 島根松江
菜種の里 三英堂 島根松江
菜種の里 三英堂 島根松江
菜種の里 三英堂 島根松江

1.松江三大銘菓「菜種の里」

現在の「菜種の里」は松江の三英堂が製造する黄色い落雁で、松江藩7代藩主で茶人としても名高い松平治郷(不昧公)(1751-1818)が好んだと伝えられる「不昧公御好み」の茶菓子の一つで、松江三大銘菓(「山川」「若草」「菜種の里」)の一つに数えられている。

2.名前と見た目の由来

菜種の里 三英堂 島根松江
菜種の里 三英堂 島根松江

春の菜の花畑に白い蝶が飛び交う風雅な光景を表現している。

黄色い落雁は菜の花をイメージして、クチナシで染めた寒梅粉(もち米を炒って粉にしたもの)と砂糖を使って作られている。

(しかし現在はクチナシ以外に4種の合成着色料、黄4、黄5、赤3、赤106が使われている)

落雁の表面に散りばめられた白い炒り玄米が「蝶」を表現している。

3.製法

寒梅粉と砂糖を混ぜて型に押し固める伝統的な落雁の製法で作られている。
口に入れるとほろりと崩れる繊細な食感が特徴だ。

4.かつての製造元

もともとは、松江藩家老有沢家の命により、面高屋(おもだかや)新四郎が考案し、不昧公に献上されたと伝えられているが、「若草」などと同様に明治維新以降にその製造は途絶えてしまった。

5.復活

一旦幻になった銘菓を、三英堂が昭和4年の創業以来の技術で復活させて現在に至るまで製造販売を続けている。

6.食べ方

菜種の里 三英堂 島根松江
菜種の里 三英堂 島根松江
菜種の里 三英堂 島根松江

通常は板状で供され、それを手で割って割れた不規則な形も風流として楽しむのが粋な食べ方とされている。

以前吾輩は同じ落雁の「山川」の紹介の時、律儀にナイフで切断した断面を見せたが、あれも手で割った自然の状態を見せれば良かったと反省している。

完全に乾燥しきったカリッカリの落雁ではなく、しっとりして曲げると湾曲するほど柔軟性もある。

それだけに食感がとても吾輩好みで、この味と食感を求めて今後もまた買い求めて食べると確定したお菓子だ。

島根県アンテナショップ「日比谷しまね館」で購入。
税込1,080円。

(おわり)

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